漏斗胸に苦しむ仔猫を助けたい！

皆さまのお気持ちのおかげで、目標を達成することができました！
本当に、本当にありがとうございます。

あたたかいコメントの一つ一つに毎日はげまされています。

えびも日々仔猫らしく動くようになってきております。

7/29にえびが思いがけず再手術になったこと、これからも治療が続くことなどをふまえ、思い切ってネクストゴールを設定させていただくことに致しました。

目標金額は、25万円とさせていただきたく、何卒よろしくお願い致します。

集まりましたご支援は、下記の事柄に間違いなく使わせていただきます。

1.えびの治療費（新着情報などでご報告させていただきます）

2.その他の、保護動物活動への費用

　保護動物の避妊手術代、診療代、餌代等

小さな命をつなぐ活動に、どうぞお力添えいただければと存じます。

▼自己紹介

はじめまして。尾崎千鶴と申します。

このプロジェクトを見てくださり、まことにありがとうございます。

私は19匹の猫と4匹の保護犬と一緒に暮らしながら、三重県四日市市を中心とした動物保護の活動をしています。

活動内容としては、

・様々な理由で怪我を負ったりや行き塲をなくした動物達の引き取り
・動物病院での治療
・野良猫の保護、避妊手術
・里親さん探し

という活動を行っています。

この子はカラスに片目をつつかれていたところを保護。緊急で手術をしてもらいました。

片目の視力は失ってしまいましたが、今は元気に家族の一員として暮らしています。

この子は多頭飼い崩壊の現場から救い出されましたが、先天性脛骨内反症という病気を患っていました。

医療費が高額すぎて引き出したボランティアさんが支払えないとのことだったので、うちの子に迎えて生後10ヶ月で手術しました。

私自身、子育てをしながらの活動は、正直に言うと大変なことの連続です。
現実的に資金面では、動物達のフード代や捕獲器の購入、治療費、時には手術費と、理解ある動物病院さんの協力をもってしてもけして楽ではありません。

それでも、ほとんどが悲しい末路をたどることになる小さな命を見すごすことができず、同じ志持った保護団体と協力しながら、不幸な猫たちを増やさないために自分ができることを日々続けています。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

きっかけは、ある日保護した一匹の母猫でした。

私の住む地域には２軒のコンビニエンスストアがあります。
そこには食べるものを求めて日常的に野良猫が集まっています。春になると、そこに仔猫たちの姿もまざるようになりました。

近くには大きな国道もあり大変危険な場所です。
これまで実際に、痛ましいことに車にはねられて亡くなってしまう猫たちもいました…これはほおっておけません。
私はこの店舗周辺の野良猫の捕獲、保護を開始しました。

その母猫は、そんな猫たちのうちの一匹だったのです。

保護した時にすでに妊娠していたその母猫は、その後４匹の仔猫を出産。


そのうちの一匹が、三毛猫の「えび」でした。
（ちなみに、その母猫はすでに避妊手術をしてうちの子になっています。）




仔猫たちは順調に成長。

生後２ヶ月を迎え、仔猫たちの里親探しを始めたところで、えびの異変に気づきました。
おもちゃにじゃれて跳ね回る兄弟猫の中、ぜいぜいと苦しそうに呼吸をしてじっとしています。体も、他の兄弟に比べて小さい…


動物病院で検査をした結果、えびは生まれつき、漏斗胸（ろうときょう）という先天性の障害を持っていることがわかったのです。

動物病院で検査のために撮られたレントゲン。
胸骨が大きく湾曲していることがわかります。

漏斗胸とは、生まれながら胸骨と肋骨が変形し陥没して胸を圧迫する障害です。

陥没した骨は肺と心臓に影響を及ぼし、呼吸困難、食欲不振などを引き起こします。
これを治療するためには曲がった骨を矯正する外科手術が必要です。
そして手術するためには、当然ですがお金がかかります。
手術の後も治療は続きます。
私にとっては大きな金額でした。
どうしたらよいか途方にくれる私に、友人がすすめてくれたのが「クラウドファンディング」でした。

生まれて初めての挑戦です。
仔猫のために、どうか、あなたのお力を貸していただけませんか？

▼プロジェクトの内容

漏斗胸の仔猫、えびの為に手術費と治療費のご支援を募りたいです。

手術と検査費用として約10万円、その後の通院費に5万円ほどかかると動物病院からは言われています。
この手術は体が成長するまでに行う必要があり、体調の不良も引き起こすためあまり時間的な猶予がありません。

もしもこの金額よりも治療費が安くおさまった場合は、他の保護猫のための活動費（避妊手術代、餌代等の費用）にあてさせていただきます。

※プロジェクトの準備を進めている最中、えびの病状が悪化し急を要したため、漏斗胸の手術を2021年7月15日に行いました。


下が手術前、上が手術後のレントゲンです。
胸の骨がまっすぐになりました！


漏斗胸であるかの検査をするための診察と、レントゲン費用です。
1回のレントゲン撮影にかかる費用となります。


漏斗胸の手術費用です。
骨を矯正するための整骨手術となります。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

えびの病状が悪化し急を要したため、漏斗胸の手術を2021年7月15日に行いました。

何かにもたれて眠ることが多かったえび。
初めてまっすぐ横になって眠ることができるようになりました…
胸の骨を固定するための服を着ています。

今後は毎週レントゲンを撮り、その経過を観察しながらの治療となります。
体の状態を診ながらの治療になっていくため、あとどれくらいで治療が完了するのかまだわかりません。その間も一回約10,000円のレントゲン費用が必要となります。
どうかえびの完治のため、ご支援をいただけないでしょうか。

これからは、えびの経過を見守りながら、里親さんを探していく予定です。
仔猫たちを無事安心して一緒に暮らせる里親さんのところへ届けること。それが私の目標です。

一日も早くこの子が本当の意味で元気になり、里親さんがみつかることが私の願いですが、もしも治療途中で万が一えびが亡くなってしまうことがあれば、支援していただいたお金は今後の動物保護活動のために大切に使わせていただきます。

【プロジェクト終了要項】

●治療・手術対象    
えび
（猫・雑種・メス・2か月）三毛猫

●治療・手術内容    
漏斗胸という先天性の障害の為、その胸骨と肋骨を矯正するための整骨手術

●治療・手術完了予定日    
2021年9月30日