アイヌ差別、癌、DVを乗り越え、みんなを受け入れるcafeの継続を

３姉妹の末っ子で産まれたわたし。

 

姉は５歳上と１歳上。

 

母のお腹にいる時につわりなどが上二人の時と違ったので

次は男の子！と信じていたそうです。

 

 

で、産まれたのはわたし…女の子。

 

 

父は落胆したそうです。

 

 

 

でも、父と母の愛情はしっかり受けて育ちました。

 

末っ子なのですが、

両親は何かあると頼りにするのはわたしで、

学生時代から両親のお世話をするのはわたしになるなと感じていました。

 

 

一度はお嫁に行きましたが田村に戻りました。

 

最初は婿養子をとると意気込んでいたのですが、

あっさりお嫁に行き両親をがっかりさせてしまいました。

 

８年後、田村に戻ったわたし。

 

女の子二人と男の子一人連れて…。

 

 

離婚して実家には戻らず子どもたちとアパート暮らし。

 

だんだん年老いてくる両親。

 

父が８０歳を超えたころは頻繁に

「朝起きた時に孫たちの顔が見たい…」とポツリと言うようになり、

 

下の子が中学を卒業するまでもう少し待ってね、

と何度も伝えました。

 

 

 

お父さんも弱気になってしまう年齢になってしまったんだなと

同居を意識しました。

 

 

 

３姉妹の中では一番心配をかけてしまった。

 

DV、離婚、母子家庭生活、ガン。

 

 

両親の年代にとって特に「ガン=死」

 

ガンと宣告されたこと両親に話すのは辛くて

ガンになるなんて最大の親不孝をしてしまったと自分を責めました。

 

 

入院中に子どもたちのことを頼む必要もあったので、

話さなきゃ…

お父さん、お母さん、びっくりするだろうな…

泣かせてしまうかな…

 

わたし、泣かずに話されるかな…

 

 

実家へ行く前に友人のところへ寄り、

たくさん泣かせてもらったからなのか、

 

泣かずにとても冷静に話せました。

 

 

子どもが親より先に死ぬ親不孝だけは絶対にしない！

そう思いました。

 

 

 

ガンを乗り越え親孝行しようと意気込み、

息子が高校に上がるタイミングで同居開始。

 

両親はとても喜んでくれました。

 

２０年離れて暮らしていたので最初１年はいろいろありました。

 

大人になって戻ってきて見えてくるものもありました。

 

同居はしない方が良かったのかと思う時もありました。

 

自分自身のさまざまな課題をクリアしてきながらも

 

カフェのことでまた両親に心配をかけてしまいました…。

 

いつになったら心配かけずにいられるのか。

 

自分を責めた時期もありましたが、

責めたところで何も変わらない。

 

 

 

どうしたら良いか、

どうすれば良いか、

 

 

両親に安心してもらえるように、

わたしが笑っているのが一番。

 

 

諦めず、前へ進みます。