食の拠点の危機!一宮市「旧湊屋文右衛門邸」を残し続けたい!

食の拠点の危機!一宮市「旧湊屋文右衛門邸」を残し続けたい!

支援総額

2,825,000

目標金額 1,600,000円

支援者
241人
募集終了日
2020年10月20日

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プロジェクト本文

達成のお礼とネクストゴールについて


夢のような結果です。クラウドファンディングにこの様に熱きご支援をいただきまして終盤を迎える前に目標金額達成できました。ありがとうございました。
 

湊屋の現在をご理解いただき、そして今後の盛り上がりを念じてのお答えを私達は心から歓び、今後に繋ぐことを使命として頑張らねばなりません。金銭的な結果もさることながら、皆様のお気持ちこそ今回のプロジェクトの大きな収獲でございました。
 

100%達成の次は200%の「320万円」を新たな目標にさせていただきます。

クラウドファンディングの期間は、これからも続きます。力をゆるめることなく、次のゴールをめざすことにいたします。


■資金使途
土蔵の修復
旧湊屋文右衛門邸には、3つの蔵があります。西蔵こそ湊屋の重なる江戸末期(安政2年・1855年)の建造物です。この蔵が西側(道路側)に傾いてきています。また瓦、土壁の崩れも確認でき改修をせまられております。その修復の一部に使わせていただけたら幸いです。


湊屋の改修箇所はいくらでも出てきます。また、修復方法も文化財に添った工法となりますと資金も時間も必要です。

 

地域の大切な宝物である湊屋の建物を存続、管理していけますよう、大島代表とスタッフ一同、心を一つにこれからも気を引き締めてまいります。
 

よろしくお願い致します。

 

 

江戸時代から続く旧湊屋文右衛門邸を次世代に残していくために

修復費用のご支援をお願いいたします

 

はじめまして、湊屋倶楽部代表の大島八重子です。私たちは愛知県一宮市にある旧湊屋文右衛門邸を守り、次世代に伝えていくために、平成21年から活動してきました。

 

 

湊屋は、身代1000両以上、織元・船方肝煎を生業とする小川文右衛門の邸宅として江戸時代に建てられました。西蔵は1855年(安政2年)に、母屋は1864年(元治元年)以降の建物と推定され、美濃路起宿の歴史的資産として平成22年9月には文化庁登録有形文化財に登録されました。現在は建物を活用し「茶店 湊屋」として営業しています。

 

湊屋は1891年(明治24年)の濃尾大地震を乗り越えた貴重な建造物です。一歩足を中に踏み入れればまるで明治初期にタイムスリップしたかのように、明治の文化、風情を感じていただくことができます。

 

 

しかし、歴史ある建物だけに、老朽化が深刻化しています。湊屋の西側の壁が崩落しており、そのスピードは増すばかり。一刻も早く手当てをしてやらねばなりません。

 

現実的な話になりますが、その資金が必要なのです。そこで今回、クラウドファンディングを通じてご好意ある皆様のご支援をお願いすることとさせていただきました。どうぞご理解いただき、優しいお心をお示しくださいますことをお願い申し上げます。

 

 

「湊屋の雰囲気に日本の風景の原点で心が安らぐ」

大好きな湊屋を守り続けていきたい

 

湊屋文右衛門は、江戸時代に定渡船場で渡し船を扱うだけでなく、年貢米輸送も行い、早くから木曽川の舟運を利用して遠隔地との取引を行っていました。寛政年間(1789-1801)には「縞木綿を扱う仲買商」として成長し、この地域においての経済人になりました。

 

湊屋文右衛門の屋敷はかつての定渡船場の東にあり、木曽川の舟運を利用した商家としては好立地でした。土蔵は、2階建ての西倉(江戸末期・安政2年(1855年)の墨書き有)と東倉(昭和前期)、西倉と東倉の両者の連結部に屋根を掛け中倉があります。

 

 

1891年(明治24年)の濃尾大地震では、起村の9割を越える人家が倒壊しましたが、その倒壊に耐え抜いた建造物の一つと伝えられています。

 

1952年(昭和27年)に空き家となっていた湊屋文右衛門邸を丹羽家が購入され、2009年(平成21年)まで住まわれていました。転居にあたり「壊すのは偲びない」と、平成21年9月に市民団体「湊屋倶楽部」を立ち上げ、管理運営を担い、現在に至っております。

 

 

私が代表になったのは、ひとえに、湊屋が好きな世界だからです。

 

そして、湊屋に表現される重厚感、歴史や文化。

 

また幸いにも思いを同じくするスタッフにめぐまれ、湊屋を守り続けることができました。

 

 

しかし、それは苦労の連続でもありました。


建物は老朽化による修繕が常に必要な状況で、ご理解いただける方もいらっしゃいましたが、まだまだ地元に居住する人たちも歴史への理解が薄く、資金集め、人集めに苦慮してきました。

 

それでも私たちが湊屋を続けてこれたのは、お客様から「湊屋の雰囲気に日本の風景の原点で心が安らぐ」と仰っていただき、感じてもらえた時です。

 

今年、私、大島八重子は80歳になります。

 

管理は大変ですが、この余生が社会貢献に繋がってくれますならば幸せの限りです。私達は、理屈抜きに湊屋を愛しております。

 

美しいものは壊れやすく危ういものです。そして手の掛かるものは可愛いのです。それが湊屋です。これからも手間をかけながら守っていきたいと思っています。

 

 

日本古来の季節感のある暮らし方、食の豊かさを

これからも伝えていきたい

 

湊屋倶楽部を立ち上げて11年。湊屋の認知度も上がってきています。その目的は「歴史、文化、食の拠点として美濃路の街並保存、振興を図り、かつ集会の場として伝統的な暮らし方を考える会」です。

 

食事の西洋化も含め世界の色々なお料理を味わえるようになった分、地域の伝統的な食や家庭においても地域独自の食文化は失われていく方向に進んでいます。また、日本古来からある、季節感のある伝統的な暮らし方も忘れられつつあります。

 

そこで、湊屋倶楽部では人の一番の楽しみでもある食を通じて、湊屋らしい伝統的な食事の提供や季節に合わせた行事などを通して日本古来の伝統文化と接する機会を提供しています。

 

 

 

たとえば、茶店湊屋では週3日(水土日)の営業。予約制の湊屋御飯では、冬にはひきずり(鶏肉のすき焼き)、すいとん鍋、恵方巻、春にはちらし寿司、木の芽田楽、黄飯(端午の節句の祝い飯)、夏には箱寿司や鮎の甘露煮、秋には銀杏御飯や赤飯などを使った郷土料理。季節感のある材料を使用した湊屋弁当の予約販売。歴史、文化を学ぶ教養講座の開催などを行っています。こうした活動は倶楽部の重要な収入源でもあります。

 

教養講座としては、雅楽の宴、百人一首を語る、建物特別公開、高膳での伝統料理、恵比寿講、節分、お盆を語る、名月を愛でる、餅つきなど、日本文化を知る教養講座を講師を招いて開催しています。また、11年継続して「湊屋たより」の定期的発行、店頭での一宮名物のお土産(一宮げんこつ・純正一宮蜂蜜)の販売も行っています。

 

 

老朽化の進む湊屋。ボランティアの力だけで修復することはもう難しい

ぜひ皆様のお力をお貸しください

 

6、7年前から湊屋の西側の壁の板の割れや傷みが目に付くようになっていました。最近、止め板の割れ、剥がれが進み、防火土壁が外からみられるようになり、雨にあたって内部の土壁の傷みも外部からも見られるようになっています。また、サンの釘が利かず何箇所も外れてきており、乾燥も著しくなっています。

 

 

ご説明してきたように湊屋は貴重な建造物ですが国などからの支援はほとんどありません。そのため、ボランティアを募り、部分修復をしたり、自己資金でなんとか修復をしてきたのですが一昨年の台風の被害で全ての積み上げてきたお金を使いきってしまいました。

 

さらに昨年、今年と、年一度の一番の収入源である濃尾大花火が連続して中止されました。また、新型コロナウイルスによる2ヶ月間の営業自粛による休業、多人数のイベントが実施できず、大幅に収入が減少しました。

 

スタッフは代表である私、大島八重子と主婦数名のボランティアです。

 

建物の劣化が深刻化して、ここ数年のうちには修繕が必要な状況ですが、ボランティアの力で修復でいるレベルではありません。そこで、今回、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。

 

湊屋は美濃路起宿の一つの風景として、後世に残し続けたい建物です。

 

今回、皆様のお力をお借りし、母屋の外壁の剥がれと土壁の崩れを修繕、西に面してる道路への落下も防ぐための工事を行いたいと思っています。ぜひご支援をよろしくお願いいたします。

 

■修繕スケジュール

2020年9月・・・木材購入・・木材の乾燥のため1年は保管

  (西日がもろにあたる場所のため充分な乾燥が必要)

2021年9月・・・足場組み・土壁のと壁板の改修工事

  (現板の取り外し、防火壁の補修(土壁の中の状態をの確認で工事内容増える)

   壁板の組み立て、取り付け)

2021年10月10日・・・完成予定

オープン完了予定日:2021年10月10日

着手予定日:2020年9月15日

建築・改修場所:愛知県一宮市起字堤33-1

建築・改修後の用途:文化面からどこまでも重厚な世界の広がる茶店

 

 

美濃路起宿の数少ない建造物

湊屋を次世代に伝えていくためにお力をお貸しください

 

湊屋は江戸時代に賑わった美濃路起宿の数少ない建造物です。側には雄大な木曽川を望み、近くには尾西歴史民族資料館や脇本陣林家(国登録有形文化財旧林家住宅)などもあり、共に観光名所となっています。近隣の歴史的建造物と共に、この地を日本を感じる観光地として発展させていければと思っています。

 

歴史的建造物は一度失うと、複製品はつくれても、二度と本物を復元することはできません。歴史や文化、先人の知恵や思いが脈々と受け継がれてきた湊屋を次世代に受け継いていくために、ぜひ皆様のお力をお貸しください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

※2021年10月10日(日)までに湊屋倶楽部の外壁の改修したことを以ってプロジェクトを完了とする。

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

江戸時代から続く旧湊屋文右衛門邸を次世代に残す為、平成21年から活動を始めています。 目的・・・歴史、文化、食の拠点として美濃路の街並み保存、振興を図り、かつ集会の場所として伝統的な暮らしを考える     母屋、蔵の建造物・・・国の有形登録文化財に平成22年9月に指定

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リターン

5,000


【湊屋でゆっくりして応援コース】

【湊屋でゆっくりして応援コース】

・お礼のお手紙
心を込めて感謝の手紙を書かせていただきます。

・ドリンクチケット (2回分)
一宮市「茶店湊屋」で提供されている飲み物をどれでも飲むことが可能なドリンクチケットです。
(一宮市起字堤33-1 )
※有効期限は、発行日より6ヶ月以内です。

申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


【湊屋を次世代に お気持ち応援コース】(※リターンご不要な方向け)

【湊屋を次世代に お気持ち応援コース】(※リターンご不要な方向け)

・お礼のお手紙
心を込めて感謝の手紙を書かせていただきます。

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


【湊屋でゆっくりして応援コース】

【湊屋でゆっくりして応援コース】

・お礼のお手紙
心を込めて感謝の手紙を書かせていただきます。

・ドリンクチケット (2回分)
一宮市「茶店湊屋」で提供されている飲み物をどれでも飲むことが可能なドリンクチケットです。
(一宮市起字堤33-1 )
※有効期限は、発行日より6ヶ月以内です。

申込数
54
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


【湊屋を次世代に お気持ち応援コース】(※リターンご不要な方向け)

【湊屋を次世代に お気持ち応援コース】(※リターンご不要な方向け)

・お礼のお手紙
心を込めて感謝の手紙を書かせていただきます。

申込数
53
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月
1 ~ 1/ 12

プロフィール

江戸時代から続く旧湊屋文右衛門邸を次世代に残す為、平成21年から活動を始めています。 目的・・・歴史、文化、食の拠点として美濃路の街並み保存、振興を図り、かつ集会の場所として伝統的な暮らしを考える     母屋、蔵の建造物・・・国の有形登録文化財に平成22年9月に指定

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