ライフイベントで現場を離れた医療者が地域で活躍する支援-2021-

支援総額

364,000

目標金額 350,000円

支援者
20人
募集終了日
2021年6月20日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

 

地域の場で医療者と住民が取り組む健康習慣を日本中に広げたい
 

 

はじめまして、秋山和宏です。
 

わたしは地域の病院の医師として、

25年間、住民の健康をみつめてきました。

診察室で患者さんや家族と接する中で

強く思い続けていることがあります。

 

どうしたらもっと多くの人に

健康になってもらえるか」ということです。

 

最良の健康法は

病気になる前に予防すること」です。

言うのは簡単ですが、

実践するにはどうすれば良いのでしょうか。

 

秋山和宏

 

わたしは

医療者が地域の場に出ていかなければならない

と考えました。

診察室で病気になってしまった人を

待っているだけでは変わらないからです。 

 

わたしはこうした思いから、

2013年に地域の場で医療者と住民が取り組む健康習慣プロジェクト

メディカルウォーキング(医歩)」を立ち上げ、

毎月1回、継続して開催してきました。

 

メディカルウォーキング(医歩)とは、

医学の知見に基づいた科学的な歩行法で

健康を維持し、増進するというのが名前の由来です。

 

コロナ渦の社会状況にあって活動の中断を余儀なくされましたが、

オンラインで学び、リアルに歩くハイブリッド型の

「医歩の学校」を2021年4月に開講しました。

 

 

 

 

医歩の学校

 

 

>> 医歩の学校(リンクが開きます)

 

 

 

医療者に向けては

医歩リーダーという仕組みを設けました。

 

医歩リーダーは、地域の場で、

医療者の使命と役割を持って、住民と協働し、

地域の健康づくりに取り組むリーダーとなる人です。

 

2019年から医歩リーダー講座を開講しました。

コロナ渦の影響もあり、開催予定が半減しましたが、

2回の開講を得て、すでに51名の医療者が

医歩リーダーの資格を得て、

地域の場で住民と健康習慣の輪を広げています。

 

 

医歩リーダー第1期

医歩リーダー第1期のみなさん

 

医歩リーダー第2期

医歩リーダー第2期のみなさん

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 

コロナ渦の社会状況で現場を離れた医療職の地域での人材活用が必要になる

 

医歩は地域の場で医療者と住民が取り組む健康習慣です。

医療者は地域の場に〝出て〟行きます。

 

ある時、医歩リーダーとして

千葉県八千代市の団地を拠点に活動する吉澤隆治さん(理学療法士)から

 

地域にいる医療者を医歩リーダーとして活用できないか

 

という相談が寄せられました。

 

地域にいる医療者とは

出産や育児、介護などのライフイベントで

現場を離れた医療者です。

 

現場経験の空白や

知識、技術の遅れなどから復職を断念したり

今のライフスタイルにあった働き方が

見つからなかったりする医療者が数多くいます。

 

 

※参考資料:理学療法士の所属(自宅と施設)及び男女比と平均年齢

 

 

理学療法士資料

 

 

 

「なるほど!」と思いました。

 

医療者が地域に出ていくことも大切です。

地域にいる医療者が

〝そのまま〟出てくることも自然です。

 

もともとつながりのある地域の場

現場を離れた医療者が

医歩リーダーとして活動する。

 

何かそこには

本来の医療職のあり方にも通じるような意義

新しい切り口による大きな可能性を感じました。

 

医歩リーダーは

医療職としての基礎を備えていれば、

誰でも講義を受け、知識と技術、実践力を

身につけることができます。

 

現場を離れたことは影響しません。

生活者としての経験も役に立ちます。

その人のライフヒストリーが

年輪のように医歩リーダーとしての魅力に加わります。

 

 

これはやるしかない!」と考えました。

 

吉澤さんをはじめ何人かの医歩リーダーを通して

現場を離れた医療者に集まってもらい

インタビューをしました。

住民の方にもお話を伺いました。

 

現場を離れた医療者が

医歩リーダーとして、

地域で活動することについてです。

 

※3密に配慮して、しっかりと感染対策をした上で、
地域で医歩リーダーと住民の活動がスタートしています。

写真は松戸市小金原団地での1日医歩のひとコマです。

 

医歩小金原団地

 

 

大きな手応えを感じました。

 

コロナ渦の社会状況で

医療者の多くは臨床の場に集中しがちです。

地域に目を向ける余裕はあまりありません。

 

しかし、地域の場の住民の健康状態も深刻です。

長期に及ぶ自粛生活が

じわじわと目に見えないかたちで、

特に高齢者の健康に影響を及ぼしつつあることを、

診察室や病院の待合の場で痛切に感じています。

 

現場を離れた医療者が

医歩リーダーとして地域の場に出てくれる。

それだけで、

コロナ渦の感染対策が招くかもしれない

健康被害の負のスパイラルが解消されます。

 

3密を避けて安全に行える医歩ウォークが広がれば、

健康を回復し、維持できる人が増えます。

もう一つ、現場を離れた医療職の多くは女性です。

医歩リーダーとして活躍する女性が増えれば、

国連が定めた持続可能な開発目標である

SDGsの5番目の目標

 

ジェンダー平等を達成し、

すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う

にも貢献できます。

 

 

ここでひとつの現実的な問題に直面しました。

 

医歩リーダー講座の受講費用の問題です。

受講費は5万円です。

その費用の負担が

現場から離れて収入が少ない状況では

厳しいのです。

 

わたしたちは受講費用の負担を

何とかできないかと考えました。

内部で調整できれば一番です。

 

しかし、受講は半年間の長期に渡ります。

知識、技術、実践のちからを身につけるために、

eラーニングシステムの構築と運用や実技、

実地見学、実習、卒業制作にあたる

1 Day医歩イベント開催など、

5万円という費用は

足りないこそすれ余分であることはありません

 

費用を削ることは

講座の持続に直接的に影響してきます。

どうしたら良いのだろうか。

あきらめることはできません。

 

そこでわたしたちは

クラウドファンディングで

広く社会のみなさんに協力をお願いする

ことを決意しました。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

みなさまからいただいた支援で
現場を離れた医療者の受講費用の一部を充当し、
参加をあと押しします。

 

みなさまからいただいた支援は

現場を離れた医療者の

医歩リーダー講座受講費用の一部として

使わせていただきます。

 

現場を離れた医療者に志があるにもかかわらず、

受講費がネックとなる、

家族から了解が取れない、

サポートする制度がないなどの理由で、

受講をあきらめたり、躊躇したりしている…、

支援はそうした人たちの背中を押したり

一歩踏み出したりするきっかけとなるものです。

「支援があるから参加できる」というリアルをつくります。

 

具体的には

受講費用5万円のうち

3万円を支援いただいたお金で充当します。

残りの2万円は

現場を離れた医療者が支払う受講費用とします。

 

受講費用の全額を充当しない理由は2つあります。

 

1つはひとりでも多くの現場を離れた医療者に

医歩リーダー講座に参加してもらいたいからです。

 

医歩リーダー講座は年に2回の予定で開催されます。

各回の定員は20名です。

そのうちの5名」を現場を離れた医療者の枠として

受講費の負担軽減をします。

 

支援いただいた金額の残りは次回の開催に充当します。

継続した取り組みであることが大切だと考えています。

 

もう一つは現場を離れた医療者に

覚悟と決意を持って参加して欲しいからです。

 

医歩リーダーは医歩の知識や技術を伝える

インストラクターではありません。

地域の場で周囲を巻き込んで行動する人です。

 

講座では積極的な姿勢が求められます。

受講費用の2万円はその自覚を促すとともに、

全額を払って参加している他の受講者に対して

引け目を感じて欲しくないという願いがあります。

 

 

【資金使途】

 

現場を離れた医療者が医歩リーダー講座を受講する費用の一部に充当します。

 

  • 受講費用「5万円」のうち「3万円」を資金で充当し、
    残りの「2万円」を受講者の負担とします
  • 定員20名のうちの「5名」を現場を離れた医療者の受講者枠として
    資金を充当します(1開催につき現場を離れた医療者枠5名×3万円=15万円)。
  • 2021年度の2回分の開催(6月と10月:15万円×2=30万円)を対象とします。
    資金が目標額を上回った場合は2022年度の開催における資金とします。
  • 目標金額はクラウドファンディング に関する手数料と税金(12%+税)を差し引いた金額(支援総額350,000円で成立した場合、手数料(+税)46,200円を引いた303,800)で設定しています。

 

リターンについて

 

 

・全てを支援に使わせていただきます。3,000円、10,000円

支援をいただいた金額は全額を現場を離れた医療者の受講費用の一部に充当させていただきます。
お礼のメールと活動報告書のメールをお送りします。

 

・全額支援+医歩の学校受講(任意)。30,000円、50,000円、100,000円

全額支援に加えて、医歩の学校を3ヶ月間、受講していただくことができます(任意)。全てのカリキュラムやオンライン医歩、健康縁日などのイベントに参加することができます。

※医歩の学校の受講は2021年7月から9月までの3ヶ月間です。

 

・全額支援+オンライン医歩。50,000円、100,000円

みなさんの支援で医歩リーダーとなった医療職がリクエストに応じてカスタマイズされたオンライン医歩を開催します。1回の開催はZoomを使用したライブです。「みんなの健康」「医歩体操」「医歩ウォーク」「みんなの栄養」を実践を含めて学んでいきます。1回の開催にかかる時間はおよそ90分です。

※オンライン医歩の開催は2022年6月までの期間です(有効期間は1年以内)。

 

※オンライン医歩の実際のイメージ

 

オンライン医歩

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

 

住んでいるだけで健康になる、
「みんなが みんなで 健康になる」社会を実現します。

 

みなさまからいただいた支援で

現場を離れた医療者が

医歩リーダーとして地域で活動をはじめます。

 

地域に健康の輪が広がります。

住民の健康意識の向上は

日本の各地で生じている健康格差を是正します。

住んでいるだけで健康になる町

日本中に生まれていきます。

 

今回のプロジェクトは

その大切な役割を担う

現場を離れた医療者の一歩を支援するものです。

 

わたしたちはこの一歩を大切にします。

そして3つのことを宣言します。

 

地域の場で活躍する医歩リーダーを育てます

 

社会に対して具体的な成果を示します

 

年度ごとのクラウドファンディング で取り組みを持続します。

 

3つの宣言はいずれも

健康を社会の文脈で捉えるものです。

 

そして、健康は

「みんなが みんなで 健康になる」

ことで実現できると考えるものです。

 

日本中のあちこちで

医療者と住民が健康習慣に取り組む。

 

その先には

みんなが みんなで 幸せになる」社会があります。

 

 

すでに始まっている新しい未来をご覧ください。

 

 

 

 

応援メッセージ

 

若林秀隆 東京女子医科大学病院リハビリテーション科 若林 秀隆

 

「コロナ・フレイルの予防に、医歩+栄養はとても有用です。
多くの方が医歩リーダーとなり、地域でしっかり活動されることを期待しています。」

 

 

 

▼プロジェクト終了要項

運営期間    
2021年6月20日から2021年10月10日

運営場所    
東京都港区赤坂8-5-26 住友不動産青山ビル 西館4階 一般社団法人ソーシャルユニバーシティ

運営主体    
一般社団法人 みんなが みんなで 健康になる 代表理事 秋山和宏

運営内容詳細    
一般社団法人 みんなが みんなで 健康になるが主催する医療者を対象とした地域活動支援プログラム「医歩リーダー養成講座」を運営する

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プロフィール

外科医の傍ら、社会起業家として一般社団法人みんなが みんなで 健康になる(https://minnadekenko.com/)を主催。外科のメスを社会変革の志に持ち替えて、一人ひとりを治す立場から社会全体を診る医師になるために奮闘中。「いのちの場から社会を良くする」をミッションに掲げ、医療者と住民の健康習慣「医歩の学校」、プレゼンイベント MED Japan(http://medjapan.org/)、季刊誌「ツ・ナ・ガ・ル」発行のほか、医療プロボノの普及に努めている。毎週水曜配信のメルマガ:社会医療人”なるべく”(http://tunagaru.org/)も好評である。医学博士/MBA/シンクタンク・ソフィアバンク イノベーター。著書『人生100年時代の養生訓』(亜紀書房)、『医療システムのモジュール化』(白桃書房)。

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リターン

3,000


alt

全てを支援に使わせていただきます-3000円

・お礼のメールをお送りします。
・活動報告のメールをお送りします。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

10,000


alt

全てを支援に使わせていただきます-10000円

・お礼のメールをお送りします。
・活動報告のメールをお送りします。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

30,000


alt

全額支援+医歩の学校受講(任意)-30000円

・お礼のメールをお送りします。
・活動報告書のメールをお送りします。
・医歩の学校を3ヶ月間、受講できます(任意)。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

50,000


alt

全額支援+医歩の学校受講(任意)-50000円

・お礼のメールをお送りします。
・活動報告書のメールをお送りします。
・医歩の学校を3ヶ月間、受講できます(任意)。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

50,000


alt

全額支援+オンライン医歩-50000円

・オンライン医歩を開催します(医歩の学校3ヶ月間受講つき)。
・お礼のメールをお送りします。
・活動報告書のメールをお送りします。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

100,000


alt

全額支援+医歩の学校受講(任意)-100000円

・お礼のメールをお送りします。
・活動報告書のメールをお送りします。
・医歩の学校を3ヶ月間、受講できます(任意)。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

100,000


alt

全額支援+オンライン医歩開催-100000円

・オンライン医歩を開催します(医歩の学校3ヶ月間受講つき)。
・お礼のメールをお送りします。
・活動報告書のメールをお送りします。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年7月

プロフィール

外科医の傍ら、社会起業家として一般社団法人みんなが みんなで 健康になる(https://minnadekenko.com/)を主催。外科のメスを社会変革の志に持ち替えて、一人ひとりを治す立場から社会全体を診る医師になるために奮闘中。「いのちの場から社会を良くする」をミッションに掲げ、医療者と住民の健康習慣「医歩の学校」、プレゼンイベント MED Japan(http://medjapan.org/)、季刊誌「ツ・ナ・ガ・ル」発行のほか、医療プロボノの普及に努めている。毎週水曜配信のメルマガ:社会医療人”なるべく”(http://tunagaru.org/)も好評である。医学博士/MBA/シンクタンク・ソフィアバンク イノベーター。著書『人生100年時代の養生訓』(亜紀書房)、『医療システムのモジュール化』(白桃書房)。

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