地域企業の人材を支える、心理的安全性プロジェクト

▼自己紹介

はじめまして。MiraiCraft八王子株式会社 代表の阿川智紀（あがわ とものり）です。

東京都八王子市を拠点に、地域企業の人材支援・制度設計・社員カウンセリングを行っています。

これまで、大手ITメーカーでの人事・営業経験を経て、プライム上場不動産管理会社や医療法人での経営参画を通じて、企業の人材課題と向き合ってきました。

現在は、社員の声を丁寧に聴くカウンセリング支援を通じて、経営層と連携した人事施策の立案・運用を支援しています。

企業が持続的に成長するためには、経営戦略と連動した人事戦略が不可欠です。しかし、そうした戦略を描ける人事担当者が減少している今、社員の声を起点にした人事施策の構築が求められています。

このプロジェクトでは、社員カウンセリングを通じて現場の声を可視化し、制度改善や人材育成につなげる仕組みを、八王子から全国へ広げていきたいと考えています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

私はこれまで、人事や経営の現場で「社員の声が経営に届かない」ことによる課題を数多く見てきました。

制度や仕組みは整っていても、社員が本音を語れる場がなく、結果として離職やモチベーション低下につながってしまうケースが少なくありません。特に中小企業では、人事担当者が日々の業務に追われ、経営戦略と連動した人事戦略を描く余裕がない状況が続いています。その一方で、企業が持続的に成長するためには「社員の声を起点にした人事施策」が不可欠です。こうした課題を解決するために、私はカウンセラーとしての経験を活かし、社員一人ひとりの声を丁寧に聴くカウンセリングを導入するプロジェクトを立ち上げました。社員の声を可視化し、経営層と共有することで、組織全体を俯瞰した人事施策の立案・運用につなげる。その仕組みを八王子から全国へ広げていくことが、このプロジェクトの目的です。

 

▼プロジェクトの内容

このプロジェクトでは、地域企業における社員の心理的安全性を高めるために、以下の取り組みを行います。

・社員カウンセリングの実施 年2回

　全社員を対象とした個別面談を行い、職場環境や人間関係、キャリアに関する声を丁寧に聴き取ります。

・経営層へのフィードバック

　面談で得られた社員の声を匿名で整理し、経営層に共有。組織全体を俯瞰した課題を明らかにし、人事施策の改善につなげます。

・人事施策の立案・運用支援

　社員の声を起点に、制度設計や人材育成の仕組みを提案・導入。経営戦略と連動した持続可能な人事戦略を描ける人材の育成を支援します。

・地域への展開

　八王子市をモデルケースとして、地域企業に広げていくことで、心理的安全性を確保する仕組みを全国へ発信していきます。   

 

▼プロジェクトの対象

プロジェクトの対象は、社員数20〜50名規模の地域企業です。特に、人事専任者が不在または少人数で、日常業務に追われて戦略的な人事施策を描く余裕がない企業を中心に支援します。社員一人ひとりの声を丁寧に聴き、経営層へフィードバックすることで、組織全体を俯瞰した人事施策を立案・運用します。 

 

▼募集方法

READYFORのプロジェクトページを通じて広く支援者を募集します。

その他、地域企業や経営者ネットワークに直接案内し参加希望企業を募ります。また、地域メディアを活用し、八王子市を中心に広報活動を展開します。 

応募いただいた企業の中から、社員数・課題の内容・実施可能性を基準に選定します。

面談や事前ヒアリングを行い、プロジェクトの趣旨に合致する企業を決定します。 決定後は、対象企業と支援者に対して活動計画を共有し、透明性を持って進めます。 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

このプロジェクトを通じて、まずは八王子市の地域企業に「社員の心を守る仕組み」を根付かせ、心理的安全性を確保する文化を広げていきます。

社員一人ひとりが安心して働ける環境を整えることで、離職率の低下や組織の活性化につながり、企業の持続的成長を支える基盤となります。さらに、この取り組みをモデルケースとして全国へ展開し、「社員の声を起点にした人事戦略」を当たり前にする社会を目指します。

経営戦略と人事戦略が連動し、社員が安心して挑戦できる環境が整えば、日本企業全体の競争力強化にもつながります。

私たちのビジョンは、地域から始まる小さな取り組みを積み重ね、やがて全国規模で「心理的安全性を守る人事文化」を築くことです。その未来を、皆さまと共に実現していきたいと考えています。