共に平和を奏でよう - 被爆ピアノ、20年ぶりの練馬コンサート実現

共に平和を奏でよう - 被爆ピアノ、20年ぶりの練馬コンサート実現

支援総額

673,000

目標金額 500,000円

支援者
54人
募集終了日
2025年6月30日

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プロジェクト本文

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被爆ピアノって、なに?

 

1945年8月6日午前8時15分、広島に投下された原子爆弾は、一瞬にして多くの人々の命を奪いました。
熱線と爆風は街を焼き払い、爆心地から2キロ圏内の家屋の97%が消失したと言われています。 

 被爆ピアノは、その壊滅的な状況の中を生き残った「奇跡のピアノ」なのです。

 

 

◆被爆ピアノコンサート開催への想い


原子爆弾の被害で傷つき、奏でる力を失ってしまった被爆ピアノは、ヒロシマの調律師・矢川光則さんとの出逢いによって、見事に甦り、かつての音色を取り戻しました。その被爆ピアノで演奏される音楽の持つ生命力は、私たちに戦争の哀しさや愚かさを訴えます。

20年前、東京で初めてその音色を響かせた場所が、練馬区役所地下の多目的ホールでした。
まだ被爆ピアノという存在を、ほとんどの皆さんが知らなかった頃です。

私もそうでした。その時まで広島の原爆のこと戦争のこと遠い昔と感じていた私でした。

はじめまして 今回のプロジェクトの責任者飯島晶子です。
しかし傷ついたピアノの姿、切ない音色は 戦争が映画やテレビの世界では決してないこと、広島や長崎へなぜ原爆投下の現実、核兵器の存在なを訴えかけているように感じました。 ピアノを通じて戦争や平和について考え、また皆さんと、その思いを共有したいと被爆ピアノコンサートを続けています。
 
今年は戦後80年、より多くの人に被爆ピアノの存在と歴史を知っていただこうと、想い出の地でもある練馬の広いホールのある「練馬文化センター」において開催の運びととなりました。

 

これまでも多くの方々が平和への祈りを込めて、被爆ピアノを弾き続け、一緒に歌いそして朗読し続けてきました。

戦争の哀しみと復活の力強さを伝える被爆ピアノは、未来への伝言としての私たちのコンサートで欠かせない存在となりました。

 

 

  

 

とはいえ 矢川さんが毎年自前のトラックで、はるばる広島からピアノを運んでくださる費用をはじめ、会場費、ステージを創りあげる舞台スタッフの皆さん、運営を手伝ってくれるロビースタッフの皆さんもぎりぎりの費用で応援してくださっているのが現状です。

 

今年もまた、被爆ピアノコンサートの季節が巡ってきました。

たくさんの皆さんに被爆ピアノの存在を知っていただくこと、そして継続のためのご協力をクラウドファンディングとしてお願いできましたら幸いです。

 

◆今年のメンバー紹介

 

<音楽> 谷川賢作 佐久間大和 坂井田真実子 石井里乃
<朗読> 飯島晶子 小磯一斉 

     クラーク記念国際高等学校
<ゲスト>矢川光則(ピアノ調律師)五藤利弘(映画監督)葵井歌菜(口笛世界一2024)練馬児童合唱団

私たちのテーマ「原爆を裁く」

※未来をになう子供たちと共にあるコンサートをしたいと練馬児童合唱団の皆さんに被爆ピアノと共に歌っていただくことになりました。
※「ひとのなみだ」内田麟太郎さんの作品を朗読と音楽そしてダンスで表現したいと思います。

※焼け野原になった広島の街にきっとこだましたであろう口笛も表現していきたいと思っています。
などなど 只今構想中の部分も 徐々に発表してまいります。

今回出演の皆さんからプロジェクトを行うこと、名称と画像掲載を行うことの許諾を取得しております。


 

 

 

 

 

◆被爆ピアノコンサート「未来への伝言」のこれまでの活動について 

 

世界では今も争いが絶えません。
心に平和の種を。

私たちは、被爆ピアノの音色、朗読、ピアノ演奏を通して、平和への願いを届けたい。

その奇跡のピアノの音をきっかけに、核兵器や戦争について、改めて考えてみよう!

 

この想いに当時お茶の水女子大学副学長内田伸子先生 環太平洋大学学長大橋節子先生が
共感してくださり、クラーク記念国際高等学校の生徒さんたちを紹介くださいました。
そして、素晴らしい才能あふれる方々が 次々と! 

 ※歌舞伎長唄三味線演奏家の杵屋淨貢さん(人間国宝)

 ※作曲家・ピアニストの谷川賢作さん

 ※歌手のおおたか静流さん

 ※ラジオディレクターの飯田輝雄さん そして、多くの仲間たち。
 

皆で各所で心を込めて、各所で 平和へのメッセージを届けようと
語りつくせない様々な形で 舞台を作ってきました。


  

 

 

 

 

 

コンサートでもっとも大切に歌い継がれている曲とは?

それは、谷川俊太郎作詞・杵屋浄貢作曲の「原爆を裁く」

※幻の曲が40年の時を経て復活

この曲は、谷川俊太郎さんの詩に、人間国宝の杵屋浄貢さんが作曲した現代音楽でした。
1969年に作られたものの、内容が過激として放送中止となり、長く封印されていたのです。


※一本のカセットテープから

一本のカセットテープに残されていたこの曲は、谷川賢作さんの編曲によってよみがえり、賢作さんは、被爆ピアノ、杵屋浄貢さんの三味線、そして高校生の合唱という形で40年ぶりに演奏されたのです。
以来、「原爆を裁く」は、毎年開催される「被爆ピアノコンサート」のテーマ曲として、平和への祈りを込めて演奏されています。

NHK「次世代に伝える日本のこころ 放送90年~古典芸能は、いま」でも放送され大きな反響を呼びました。

※現在の演奏

当初は、杵屋浄貢さんの三味線、谷川賢作さんのピアノ、高校生の合唱でしたが、現在はヴァイオリンの佐久間大和さんが加わり、

また新たな演奏が人々の心をとらえています!

 

 


◆被爆ピアノコンサートの活動について

 

※これまでのコンサート開催地。
秋田(秋田・大舘)、山形(新庄・鶴岡・酒田)、福島(いわき)、栃木(小山)茨城(水戸・土浦・つくば)、千葉(千葉)、埼玉(浦和)、東京(乃木坂女子パウロ会、大手町よみうりホール、東京FMホール、自由学園明日館、早稲田奉仕園、文京シビックホール、日本橋劇場etc.

 

※コロナ禍ではオンライン配信各所からの映像を一つの作品にまとめ、オンライン配信しました。  
 監督:大内昇三 撮影編集:映像デザイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※2020年・映画「おかあさんの被爆ピアノ」

封切この年は各地の映画館での上映は、客席の制限など難しいこともありましたが、そんな中、この映画は今も各地で上映が続いています。(谷川賢作さんが音楽、飯島晶子とクラーク記念国際高等学校のメンバーが朗読で参加しています。)

 

 

 

 

◆別れと出逢いを重ねて

長くつづけられてきたコンサートの中で、大切な人との悲しい別れもありました。初期メンバーであった杵屋浄貢さん、飯田輝雄さん、おおたか静流さんが相次いで天国へ旅立っていきました。

 

しかし、朗読の小磯一斉さん、ソプラノ歌手の坂井田真実子さん、ピアノの石井里乃さんという強力メンバーが参加してくれました。
坂井田真実子さんは、2016年、国指定難病NMOSDを発症。一時は下半身不随となりましたが、現在は病症や後遺症と共存しつつステージに復活。素晴らしい歌声を響かせてくれます。そして、昨年は特別ゲストとしてオペラ界の小森輝彦さんが、谷川俊太郎作詞による『死んだ男の残したものは』を、谷川賢作さんの演奏と共に熱唱してくれました。そんな思いがけないほどの素敵な出会いが、新しい「被爆ピアノコンート」の未来に向けたパワーとなっているのです。   

      

  

 

  

 

 

 
◆客席の皆さんと一つになれる舞台を届けたい!!!

 

コンサートの運営、そして被爆ピアノの移動には、多額の費用が必要です。

被爆ピアノの音色は、戦争の悲惨さと、そこからの力強い再生を伝えます。その音色を未来へ繋げるために、

皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

舞台スタッフ、ロビースタッフも、毎年ぎりぎりの費用でご協力くださっています。

皆様からのご支援は、その費用を少しでも補填するために活用させていただきます。

 

今年のコンサートは、関東で最初に被爆ピアノが演奏された場所である練馬で開催されます。

非核宣言都市である練馬の区民センターから、「未来への伝言」を全国へ、そして未来へと繋げていきたいと考えています。皆さんからお預かりする資金は以下の用途の一部として大切に使わせていただきます。

 

※会場ホール使用料

※付帯設備使用料

※技術スタッフ費 

※イベント開催のための広報、

※プログラム印刷費

 

皆様の温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

プロジェクト実行責任者:飯島晶子(有限会社 ヴォイスケ)
2005 年より被爆ピアノコンサート「未来へ伝言」出演・企画。
アンデルセン生誕200年記念事業 NPO法人美-Japonパリユネスコ公演参加。
文化庁助成事業作品「万葉のゆめ」「六条御息所夢幻」等多数企画制作。
NHKEテレ国語番組「お伝と伝じろう」映画「おかあさんの被爆ピアノ」

「中央区平和絵本」等に出演。NPO日本朗読文化協会理事。

http://voicek.co.jp

 

※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合には、来年度の開催の費用として使用させていただきます。

 

「プロジェクト実施完了日」2025年8月10日

 

プロジェクト実行責任者:
飯島晶子(有限会社 ヴォイスケ)
プロジェクト実施完了日:
2025年8月10日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

有限会社ヴォイスケが開催する「未来への伝言2025」開催費用の被爆ピアノ移動費25万 技術スタッフ費一部20万  および広報(5万)に使用します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は チケット販売費用並びに自己資金で補います

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プロフィール

心に響く朗読空間づくりを目指して日々奮闘中。 2005年より被爆ピアノコンサートに関わり「未来へ伝言」として企画出演。 映画「おかあさんの被爆ピアノ」やNHKEテレ国語番組「お伝と伝じろう」など出演。 文化庁助成事業作品として「万葉のゆめ」 「六条御息所夢幻」等古典の舞台も多い。 「朗読して幸せになる7日間声トレ」みらいパブリッシング「伝わる声の出し方・話し方」など朗読に関わる本の出版。自由学園明日館・早稲田奉仕園・日本朗読文化協会などで朗読講座開催中。NPO日本朗読文化協会理事。

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リターン

2,000+システム利用料


応援ありがとうメール 活動報告

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感謝のメールをお送りします!活動報告をお送りします。

申込数
14
在庫数
86
発送完了予定月
2025年8月

5,000+システム利用料


オンライン朗読レッスン30分

オンライン朗読レッスン30分

スケジュールを合わせ 飯島晶子朗読レッスンが受講できます
有効期限 1年
発送完了予定月までに、サービス内容や日程調整の方法などの詳細についてメールにてご連絡いたします。

申込数
5
在庫数
完売
発送完了予定月
2025年9月

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応援ありがとうメール 活動報告

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感謝のメールをお送りします!活動報告をお送りします。

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オンライン朗読レッスン30分

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申込数
5
在庫数
完売
発送完了予定月
2025年9月
1 ~ 1/ 10

プロフィール

心に響く朗読空間づくりを目指して日々奮闘中。 2005年より被爆ピアノコンサートに関わり「未来へ伝言」として企画出演。 映画「おかあさんの被爆ピアノ」やNHKEテレ国語番組「お伝と伝じろう」など出演。 文化庁助成事業作品として「万葉のゆめ」 「六条御息所夢幻」等古典の舞台も多い。 「朗読して幸せになる7日間声トレ」みらいパブリッシング「伝わる声の出し方・話し方」など朗読に関わる本の出版。自由学園明日館・早稲田奉仕園・日本朗読文化協会などで朗読講座開催中。NPO日本朗読文化協会理事。

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