無施肥栽培のコシヒカリを探している方々に美味しいお米を提供したい。

▼自己紹介

はじめまして、福井県越前市で米農家をしています三田村淳一(屋号:三田村農園)と申します。先祖伝来農家で、私の父も米作りをしていました。
父は生前、化学肥料を使わず自分で鶏糞などで有機肥料を作り、それを田んぼの肥料としていました。

20年ほど前になるでしょうか、母がある病気にかかり、ご飯を食べると、そのご飯が喉を通らずに、嘔吐してしまう症状が続き衰弱していきました。それを見た父は、化学肥料や有機肥料も一切使わない無施肥でお米を作り始めました。
その無施肥栽培のお米でご飯を炊き、母に食べさせると、すっと喉を通り、食べる事が出来るようになり、徐々に衰弱していた母の身体も元気になってきました。それ以来、父は無施肥(自然栽培)でお米を作り続けてきましたが、その父も2007年に他界し、その跡を私と家内の二人で、父と同じ農法で米作りをしています。
※体験談は個人としての感想・体験です。すべての人に当てはまるものではありません。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ある時うちのお米を食べてみたいとのご連絡をいただき、お送りしました。他で買ったお米は食べられなかったらしく、うちのお米を召し上がれるか心配だったのですが、美味しく食べられたようです。

世の中には、色々な事情で食に制限がある方がいらっしゃると分かり、その方々にも安心して、美味しく食べる事が出来るお米を作り続けていきたい。その為には、もっと世間の方々に、こういうお米もあるという事を知っていただきたく為に広告宣伝を充実すると共に、栽培に必要不可欠な設備購入・修繕資金にさせていただきたいと思っています。是非皆様のご支援をお願い申し上げます。
※体験談は個人としての感想・体験です。全ての人に当てはまるものではありません。

▼プロジェクトの内容

ご支援いただきました資金は、下記のプロジェクトに使用させていただきます。
①3月頃から開始する春の農作業前に、古くなった農機具(トラクター)の修理(修理不能な場合は中古品購入)。
②トラクターを保管してある小屋のトタン屋根が経年劣化しており、屋根の修理。

③流通業者を通さず、最終消費者の方がお求めやすい価格で購入出来るように周知手段の改善と広告宣伝の充実。
日本の農業を守り、安全・安心な食生活の一助になれば幸いです。

▼プロジェクトの展望・ビジョン

今、日本は少子高齢化が進み、農業においても後継者がおらず、耕作放棄の田んぼが増えています。ドローンで農薬を散布したり、収穫を増やす為に色々な化学肥料を使って米の栽培をしています。
※わたくし共では、ドローンを含め農薬散布は一切行っておりません。

　また、不定期ですが、民間の検査機関にお願いして、残留農薬一斉分析245化合物検査も実施しています。

化学肥料でも、有機肥料でも、肥料を使わないと収穫量は落ちますが、米本来のもつ、美味しい美味しいお米が出来ます。

※わたくし共のお米は、化学肥料で栽培したお米に比べ米粒は小さく、以前にお米を取り扱っている業者様のお米食味鑑定士さんにお願いして、わたくし共のお米を食味していただいた事もあります。

日本人の主食であるお米が、このような化学物質だらけで良いのでしょうか。

安全・安心なお米を全国の食卓にお届けしたいとの基本理念のもと、無施肥のお米、そのお米から作った米粉(製菓用上新粉、玄米粉)を、それを必要としている方々にお届けしたい。

私は昭和30年生まれ、田舎で育ち、子どもの頃は、食べるものがあまりなかった時代です。

飽食の現代は、お金さえ出せば美味しいものが食べられます。

いつも思うのですが、おかずがたくさんあると、ご飯の美味しさが分かりません。おかずが少ない時、ご飯が美味しいな～と思います。

何日も何も食べないで、倒れるほどお腹がすいている時、たった1つのおにぎりを食べたら、めちゃくちゃ美味しいと思います。

私が人生の中で一番美味しかったご飯は、子どもの頃　かまどの羽釜で母親がご飯を炊き、その底に出来たおこげで作ってくれたおにぎりです。飽食の時代だからこそ、健康のためにも粗食が好きになるような、一汁一菜に合う美味しいお米を身体が続く限り作り続けていきたいと思います。