プロジェクト概要

 

>>>>ENGLISH PAGE<<<<

 

断崖絶壁に建てられた国宝『投入堂』は鳥取県中部地震以降、だれも立ち寄れない状態に。一刻も早く参拝できるように復興させたい。

 

ページを御覧いただき有難うございます。

三徳山三佛寺職員の米田良順(よねだりょうじゅん)です。三徳山は奈良時代に修行の場所として開かれました。全山が国指定史跡及び名勝、国立公園に指定されています。なかでも断崖絶壁に建てられた三徳山三佛寺の奥院である国宝投入堂は平安時代に建てられ一体どうやって建てられたのかいまだ謎に包まれ、多くの人を魅了するお堂です。

 

しかし現在、三徳山は鳥取県中部地震による被害で投入堂への参拝登山道中腹の岩盤に大きなひび割れが生じ、立ち入ることが出来なくなってしまいました。


岩盤のひび割れを修復するには億を超える費用がかかります。また数年単位の工事期間が必要となります。しかし現実問題今のままでは資金もなく時間も足りないので、まずは別の通路で足場をつくり、投入堂へ参拝できるようにします。皆様、どうかお力を貸してください。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd
鳥取県中部地震によってできた、大きなひび割れ。

 

千年前から守り伝えられ、どんな戦乱や天災にも壊されることなく、建ち続けてきました。

 

近年の科学的調査により現在の投入堂には平安後期の材料が未だに使用されていることがわかりました。つまり、約千年前から人々の手により守り伝えられてきたものでした。

 

千年とは想像もつかない年月です。三徳山三佛寺は代々地元の方々と共にお堂を守り続けてきました。今は年間3万人の方が訪れていますが、これだけの長い間どれだけ多く人が参拝に訪れたか計り知れません。

 

断崖絶壁に建てられ、大自然との融合を表現し、這うようにして山を50分も登って来なければならない国宝のお堂は、他に類をみません。『日本一の建築美』といわれ、『日本一危険な国宝鑑賞』というキャッチフレーズもつけられるほど、珍しく貴重なお堂です。行った人は、自分がのぼってきた登山道を振り返り、投入堂を建立した古人の苦労と偉大さを感じ降りてきます。

 

しかし投入堂は現在、震災の被害で参道を通れないため、誰も立ち寄ることができなくなってしまいました。


国の宝として文化財に指定され千年もの間そこに建ち続ける日本の文化がこれからも当たり前のようにそこにあり続けることを、震災が起きるまでは信じて疑いませんでした。

 

投入堂へは、山を這うように登ります。※2011年撮影

 

古くからずっと守り続け、祈り続けてきました。

 

進むこともままならない、悲惨な状況。見るたびに、胸が苦しくなります。

 

2016年10月の震災により、国宝投入堂への参拝登山道の中程にある文殊堂(重要文化財)の足場の岩盤に、大きなひび割れが生じました。文殊堂のある場所は左右が崖になっている岩盤の上に建物が作られていて、その場所を通らないと先に進むことが出来ません。

 

ひび割れの場所へは「木の根をつかまる」「岩をよじ登る」など必ず両手を使わなくては進めません。つまり、人が現場に行くのももちろん大変ですが、特に資材や機材の運搬が非常に困難です。

 

そして最大の問題は費用です。ひび割れは岩盤のふもとから上まで長さが約15メートルにわたり、深さは2メートルを超え、ひび割れから左の全体が谷側斜め下へ10センチほど動いています。そのため文殊堂(重文)の柱のうち2本が浮いた状態です。現場を視られた専門家の話では「非常に危険な状態である」​「これらを全て修復すると億を超える費用がかかる」とのことでした。

 

調査の様子。

 

修理について

 

ひび割れの修復には億を超える費用と数年単位の工事期間が必要となるため、まずは別のルートを通路として設定し、被災箇所を迂回できるようにして参拝者観光客においでいただくことが先決であると判断しました。

 

別のルートとは言ってもかなり急な岩場です。当初は単管足場を組んで安全に登れる事を考えていましたが、単管足場の運搬費がかさみ工期も長くかかるため、今までの「くさり坂」と同じ様に”くさりをつかまり登っていく道”を計画しています。

 

このことにより工費も工期もかなり抑えることが可能です。 くさりは”登り”と”下り”の2本の設置を計画しています。また震災でひび割れて危険な箇所は周辺をフェンスで囲み、間違って立ち入らないようにします。

 

これで元々の『修験の行場』という歴史文化を壊すことなく、ある程度の安全性も確保できます。お越しいただく方の安全も確保できます。

 

■工事期間

4月8日〜18日予定


※今回皆様のご要望により早急な修復を必要としているため、寄付金募集期間に工事を開始いたします。必ず目標達成しなければなりません。

 

 

自然信仰を断崖絶壁の建物によって表現した古来日本人のメッセージ、未来へ残したい。

 

鳥取県中部地震によって、このような状況になることは思いもよらないことでした。しかし、震災によってわかったこともあります。

 

地震以降、非常に多くの方々からご心配の声をかけていただきました。それだけ皆様に大切にされてきたものだと改めて痛感しました。地元地域住民にとってはあって当たり前の存在である投入堂は、これから地域をつなげる復興の希望になるのではないかと思っています。地元の震災復興に向けて、進んでまいります。

 

三徳山行者道は自然との共存共栄を意味し、麓の結界門から投入堂までの道のりは行くことにより”生まれ変わる”という意味があると伝わっています。今回のプロジェクトで投入堂が、”生まれ変わる”一歩となり、古来日本人のメッセージが多くの方々に伝わることを願っています


皆様のご支援が必要です。どうぞ、宜しくお願いいたします。


 

 


最新の新着情報

このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)