プロジェクト概要

ご支援、ご協力いただきました皆さんありがとうございました!皆さんのおかげで展示会に出展することができます。本当に多くの応援ありがとうございました。

 

そこで、このお箸が多くの方からのご支援で展示会で発表できていることを来場者の方々に伝えるために、頂いた応援コメントをブースにディスプレイしたいと思っております。

 

多くの方からのコメントで埋め尽くすことができれば、より想いの乗ったお箸であることが伝わると思います。目標は達成し、残り日数はわずかですが、皆さんの温かい応援、引き続きよろしくお願い致します。

(2018/2/20 追記)

 

「食べたいものがつかめない。」
「手が震えて箸が使えないんだ。」

 

それはあなたには、

なじみがないコトかもしれません。

 

「あ、つかめた!」「食べれた!」その自信が、生きる活力になる。

 

「毎日の食事が楽しくなりました」「食べられるもの幅が広がりました」「夢のようです」「人生が変わりました」

 

さまざまな理由で“箸で食べること”を諦めていた方が箸を使えるようになったときの言葉です。みなさんから言葉、こぼれた笑顔が、私の箸づくりの原動力になっています。

 

 

 「もう一生、箸でご飯を食べることはないんだ、と思っていました」

 

はじめまして。「箸factory宮bow」の店主、宮保 克行と申します。現在私は、手の不自由な人のための箸職人として活動をしています。

 

突然ですがみなさんは、お箸を使わない食事を想像したことがあるでしょうか。たとえば、魚料理を食べるとき。骨を取り除く、皮を剥がす、刺身を醤油につける、などは、箸がなければ難しい作業です。蕎麦をつゆにつけてすすることも、ご飯を海苔で包むことも、そしてお鍋をみんなで一緒につつくこともできません。

 

私自身、脳性麻痺の男性に出会うまでは「箸が使えなくて困っている人がいる」ということを考えたことがなく、その事実を知った時は、大きな衝撃を受けました。そこが私の人生の転機。以降、200もの数をオーダーメイドで、箸が使えなくなった方に届けてきました。

 

「箸を使う喜び」をもっとたくさんの人に実感してほしい……その思いから、誰でも使いやすく見た目も美しいオリジナル箸の製作も始め、7年の歳月をかけて、つい先日、完成いたしました。

 

今回は、より多くの人にこのオリジナル箸を届けるための足掛かりとして、医療関係者や医療機器販売店の方々に知ってもらうための第一歩です。

 

日々、使いやすい箸を届けるために試行錯誤を続けています。

 

 箸を使えなくて困っている人がいることを皆さんに知ってほしい

 

世の中には、病気やケガなどで、箸をうまく使えなくなってしまった方がいます。脳梗塞、リウマチ、頚椎損傷、脳性麻痺、筋ジストロフィー、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、指の切断や加齢など、その理由は千差万別です。

 

意識されている方は多くないかもしれませんが、箸はスプーンやフォークとは違い、繊細な指先の動きを必要とします。その4本の指を動かす筋肉は、手の中に14個、前腕に5個、合わせて19個もあるのです。箸使うことは、そのすべてを駆使して行う複雑な作業なのです。そのため、筋肉が弱ったり、脳からの指令がうまく筋肉に伝わらなかったりすると箸づかいに支障が出てくるのです。

 

実際に多くの人と話すと、スプーンやフォークで食べられるものしか注文しなくなった、外で食事をしなくなった、人に食べさせてもらうのが辛く食事を楽しめない、などの悲しい話、苦労や不満を聞くことがありました。箸が使えなくなることは、大きなストレスになり、食事をすること自体にネガティブなイメージを植え付けてしますのです。

 

手の不自由な方が食事の際に使う道具は、
機能だけを追求したものが多いのが現状です。

 

 ある男性との出会いから始まったオーダーメイド箸の製作

 

いまから7年前、会社員を続ける傍ら、趣味で続けていた木工で100膳の箸を製作し、個展を開いた時のこと。そのときの箸は、もちろんまだ「箸が使えない人向け」などというコンセプトはなく、純粋に造形にこだわったものたちでした。そこに訪れた脳性麻痺の男性が、50膳くらいあった箸をすべて手にとり、自分が一番使いやすいと思った箸を買って帰ったのです。

 

しかし数日後、脳性麻痺の男性の知人から私に、

「今までの箸よりは使いやすようです!でも、まだ使いにくそうに見えるのでご協力いただけないでしょうか」

と連絡がありました。

ここから、初めてのオーダーメイド箸の製作が始まりました。

 

個展を開いた時の箸たち。

 

 自分の持っている技術が、世の中の役に立つという喜び

 

オーダーメイド箸の製作は、指の動きや握り方、箸の上げ下ろしに至るまで、食事の様子を細かく観察させてもらうところから始まります。何度も男性の施設に通い、試作を重ね、握りやすい形状の持ち手部分を作り、人差し指一本で箸を開閉させることができる箸を作り上げました。

 

これまでは拳で箸を握るように持ち、顔をテーブルに近づけるようにして、ご飯を掻き込むように食事をしていた男性が、オーダーメイド箸を使うことで、自分で食べ物を挟み、口に持っていくことができるようになったのです。

 

「これでご飯が美味しく食べられます。ありがとう!」

 

笑顔で言われた一言で、これまでの苦労が嘘のように吹き飛び、大きな喜びを感じました。それと同時に「世の中には箸で困っている人が、まだまだたくさんいるに違いない!」と使命にも似た感情がふつふつと湧いてきたのです。

 

お箸を使って食事ができるようになることで、
食事は「たいへんなこと」から以前のような「楽しみ」に変わります。

 

そして、この出来事は、私自身にも大きな変化をもたらしました。会社員時代は「この仕事をずっとしていきたいと、本当に思っているのか」というわだかまりがずっと心の奥にあったのですが、自分が本当にやるべき仕事と出会えたことを瞬時に悟ったのです。

 

この出会いをきっかけに思い切って会社を辞め、2010年に箸factory宮bowとして、箸で困っている方のための箸づくりを始めました。そして、たくさんの方に出会い、支えられながら、現在までに200名ほどの方にオーダーメイドで箸を製作してきました。

 

できるようになることが増えた時の笑顔は
忘れられません。

 

 試行錯誤の7年間。使う人の声を聞きながら本当に使いやすい箸ができました

 

一人ひとりと向き合いながら作っていったオーダーメイド箸と同じくらい、製作に力を込めた箸があります。それが、手の不自由な方でも「使いやすく」そして「美しい」オリジナル箸『愛bow』です。

 

材料選びからはじまり、手の動きをサポートするために磁石を使った構造にすることを思いつき、さらに、医学の専門書を何冊も読みながら、構造を最も活かすことができる形状も並行して研究しました。また、箸が不具合で使えなくなったと相談される度に、原因を探し改善を重ねてきました。

 

最近では、医学学術集会へも積極的に参加し、現場で働く作業療法士やドクターからもアドバイスをいただけるようになりました。2017年11月に開催された作業療法学会では、会場に来られた医療関係者の方や患者さんにサンプルとして展示した中から使いやすい箸を選んでもらい、これで間違いないと思える結果を得ています。

 

こうして製作を始めてから7年目にして、ついに自信を持って世の中に届けたいと思えるオリジナル箸『愛bow』を完成させることができたのです。オーダーメイドでは時間もお金もかかるため届けられなかった方々に、少しでも届けられるように一歩を踏み出していきます。

 

医学に関する知識と現場での試行錯誤で
「愛bow」を作り上げました。

 

 機能はもちろん、美しさも追及したオリジナル箸『愛bow』

 

『愛bow』には2つの特徴があります。

 

磁石のチカラで動きをサポート

手の動きは、握る動作より開く動作の方が難しいと言われています。それを磁石の反発を利用して箸先が開くようにサポートします。これにより、手の不自由な方の負担が軽減され、食事が楽にできるようになります。

 

自慢したくなる美しいカタチ

機能と同じくらい造形の美しさに力をいれました。「用」と「美」を同時に満たす形状を徹底的に研究し、導き出された美しい曲線。その曲線が手に優しくフィットし、握る力を効率よく箸先に伝えてくれます。

 

お出かけに持っていっても他人の目を気にせず、お食事ができるように、毎日の食事が楽しくなるように—そんな想いが込められています。

 

オリジナル箸「愛bow」。

愛bowを使用して

 

 国際福祉機器展への出展と産業財産権の取得

 

このプロジェクトは、医療現場で取り入れられている福祉用具の総合カタログに掲載し、福祉用具専門店に置いてもらうことを目標としています。これを実現するために、2つのことを実行します。

 

国際福祉機器展への出展

医療関係者や医療機器販売店に知ってもらうために、国際福祉機器展に出展します。この展示会は、ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した介護ロボット・福祉車両まで世界の福祉機器を一堂に集めたアジア最大規模の国際展示会です。

 

国際福祉機器展

開催日時:2018年10月10日(水)~10月12日(金)

会場:東京ビッグサイト東展示ホール

出展社:約550社(見込み)

来場者:約12万人(見込み)

入場料:無料(登録制:事前もしくは当日)

URL:https://www.hcr.or.jp/exhibitions/visual

※出展申込後、万が一出展できないことがわかりましたら、即時「新着情報」および「メッセージ」にてご報告いたします。また、出展できない場合は、HOSPEX Japan 2018(2018年11月20日~22日開催)へ出展申込をします(http://www.jma.or.jp/hospex/index.html)。

 

産業財産権の取得

出展すれば、多くの人に『愛bow』を知ってもらえることになりますが、同時に、構造や形状を真似されてしまう危険性もでてきます。

この箸は、形状を真似しただけでは、決して良いものにはなりません。それを避けるためにも、産業財産権を取得することが必要です。

 

みなさまからのご支援は、国際福祉機器展の出展料と産業財産権を取得するための費用に充てさせていただきます。

 

2017年に出展した日本作業療法学会展示の風景

 

 「障害があっても、おしゃれはしたいです」

 

カタチにもこだわったのにはちゃんと理由があります。

「障がいがあっても、おしゃれはしたいです」

今の医療現場の現状を知らない私にとって、強く印象に残った言葉です。

 

障がいを持った人は選択肢がほとんどなく、限られたものの中から仕方なく選ぶのが現状だと言います。それはお箸も例外ではありません。機能を優先させ明らかに介護用品というものを使うことで自分が障がい者であることを刷り込まれると言っていました。こうした現状を変え、箸を購入するときに、「美しい箸」を選択肢の一つとして選べるようにしたいと考えています。

 

『愛bow』が広がることで、多くの方の生活が向上すると信じています。お気に入りのお箸を使えることで、食事も楽しくなるでしょう。人の目が気にならなくなり、外に出て食事をする機会も増えると思います。

 

箸で変わるのは、本人だけではありません。自分で食べられるようになると介護者はご苦労からいくばくか解放され、自分の時間を持てるようにもなります。「食べやすい料理にしなくちゃ……」など、献立を気にして考える必要もなくなりますし、別々に料理をする手間もなくなるはずです。一緒にテーブルを囲んで食事を楽しみ、そして、箸が使えるようになる喜びを一緒に分かち合うことができるのです。

 

箸で変わる多くの人生があります。

その夢の実現のために、どうか温かいご支援をいただければ幸いです。

 

形状や色、肌触りまで考えて材料を選び、試行錯誤を重ねました。

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇

皆さんからいただいたご支援金は、国際福祉機器展の出展費用および愛bowの産業財産権の取得費用、Readyforへの手数料などに充てさせていただきます。

<内訳>

・国際福祉機器展出展費用:500,000円

・愛bowの産業財産権取得費用:400,000円

・Readyforへの手数料・消費税:203,796円

 

◇◆◇お問合せ先◇◆◇

本プロジェクトおよびご支援いただいた際のリターン内容、ご支援方法に関するご不明点などは以下へお問合せください。

▶電話番号:090-1390-8388
▶FAX:0776−50−2291
▶メールアドレス:info@miyabow.com

 


ご支援者様

本プロジェクトですが、2月23日までの募集終了を予定しておりましたが、システムエラーにより、本来より短い日数が表示されておりました。そのため、12月25日時点で正しい表示となるよう修正いたしました。皆様にはご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。

Readyfor事務局


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