アジア新興国で日本人は働けるのか？日本人採用事情を調査する

今回、カンボジアへは、マレーシア経由、シェムリアップ行きのAir Asiaを使いました。

「お値段格安、サービス最悪」でおなじみのAir Asia。飛行機のマレーシアのクアラルンプールからの出発時刻は午前6:50と悲惨な時間です。

午前3時に起きて、4時前に出発。5時ごろには空港に到着しました。

クアラルンプール空港でAir Asiaは「貧乏航空会社枠」ということで、通常の航空会社が使うピカピカのターミナルではなく、オンボロのLCC terminalというところからフライトします。

ここでは、乗客は、その辺に置いてある端末で自分でチェックインをし、ボールディングバスを印刷。勝手に搭乗口に歩いて行くことになります。
が、ここに一つ落とし穴が。荷物を預ける際には、カウンターに行かなくてはならないのです。
搭乗口はT3というところにあるのですが、荷物預けカウンターはR3というところにあり、これが空港の真逆にあり、えらいこっちゃ無駄に動かなくてはなりません。
そして、この荷物預けカウンターが狂ったように激混み。Air Asiaでは、事前に申請していた荷物の容量をちょっとでも超えると追加料金が発生するので、カウンターですぐにもめ事が起こり、年中列が止まります。それ以上に、早朝だからか空いているカウンターの数が少なく、明らかに人数が足りていない。
時間は、刻々と過ぎています。。

なんとか、荷物を預け入れ、ちんたら作業をしている出国管理を超え、6:35分に搭乗口へ。6:50の出発まで、あと15分！と思ったら、明らかに様子がおかしい。
カウンターでマレーシア人のおばちゃんが明らかにもめてる。白人のおっちゃんが怒り狂ってる。電光掲示板には「Gate Closed」の文字が。。。
やってしまったか…。

ダメ元で必死で猛抗議。「機長と話しをつけるから、今すぐこの扉を開けろ！」とか騒いでみました。

普通、既にチェックインして、荷物も預け、出国審査も通ってる人間を飛行機に乗せないなんてあるか！？と思うのですが、
「今回の飛行機ではチェックインした人の90%が乗れている。
  乗れなかったのは、おまえらの落ち度だ」

普通の航空会社は、チェックインした人の100%が乗るのが当然なんだよ、このクソが！
 
しかし、さすが、「お値段格安 サービス最悪」でおなじみのAir Asiaの地上係員。これくらいではびくともしません。
あきらめて、カウンターに戻ってチケットを明日へと変更してもらうことに。

ちなみに、出国審査をした後、飛行機に乗れなかった時には、別室に送られ、出国の判子にボールペンで「やっぱ出国できなかったよ。テヘペロ マーク」をつけてもらうことになります。

で、カウンターに行って明日にチケットを変えてもらおうとしたら
「差額の2万円払え」

ああ…エアアジアの関係者全員が、長いこと長いこと苦しんで苦しんで、ああ、やっと…と思ってから半年くらいその痛みが続けばいいのに…。

払った後、「明日はどうすればいい？」「今日と同じでいい」「今日と同じなら乗り遅れるだろ！」「じゃあ、朝4時に来い」
3時間前かよ！

もう、何もやる気がないので、空港近くのAir Asiaが経営しているtune hotelに行き泊まろうとすると
「一泊6000円。ネットと冷房でさらに1200円。さらにアーリーチェックインでプラス1800円。それでも、チェックインできるのは午前10時からだからあと2時間待ってね」

 2時間待ってチェックインして、全てを洗い流すためにシャワーを浴びようとすると水しか出ない。カウンターに文句を言うと
 「全館でホットシャワーが止まってる。いつ治るかはちょっと分からない」
 
 ああ…エアアジアグループの最高責任者の家の庭に、世界中全ての馬糞が降り注げばいいのに。あと、カウンター業務をサボってバドミントンして遊んでいるあの従業員の家にも。
 
 
 そんなわけで、いまだにお湯は出ませんが、私は何とか生きています。
 今回の件で、めでたく3万円ほど余計な支出がでましたので、かわいそうだと思ったら、是非ご支援よろしくお願いします… <(_ _)>