増え続ける保護猫 寒暖差の激しい臨時の部屋を整備したい

一斉手術のために保護した多頭飼育崩壊現場の１０匹。

 

その中の三毛ちゃんが、翌30日から1日にかけて４匹の赤ちゃんを産みました。

出産直後の１匹は亡くなってしまいましたが、先に生まれた白茶の子と、あとからの黒っぽい2匹は、お母さんのおっぱいを求めて懸命におなかに潜り込んでいました。

ところがよく見ると、先に生まれた白茶ちゃんの後ろ足がΣ（・□・；）

全く動いておらず折れ曲がってる！！

生まれつきなのか、出産時に神経などを痛めたのか・・・

それでも、前足だけでお母さんのお腹を目指しています。

でも短い前足だけでは、すぐにコロンと転がってしまう・・・

 

お母さん、知らないところに突然連れてこられたショックで、子育てどころではありません。

子猫のケアを全くしない💦

 

後からの2匹は何とか隙を見つけておっぱいにくっついていますが、白茶ちゃんはなかなかうまくいかない様子。

これは、人工飼育にしたほうが良いのではないか・・・

でも、お母さんのおっぱいはとても大切なものがたくさん入っていて、人工のミルクではとても及びません。

何とか少しでも飲ませてあげたい、でも飲めてるんだろうか・・・

ほかの子よりも成長が遅かったらすぐ引き上げよう！！

 

昨日2日は、23匹の一斉手術。

親子を気にしながらも、朝から遅くまで、走り回る一日。

 

そして、夕方、白茶ちゃんの様子がおかしい💦

昨日は上手にお母さんのお腹に潜っていたけれど、お母さん、落ち着かなくなってしまっていました。

上手についていけない白茶ちゃんは、おっぱいを飲むタイミングを逃してしまったのでしょう。

一気に体重が落ちてる(´；ω；`)

 

急いでケアに当たりましたが、残念ながら亡くなってしまいました。

 

最初から人工に切り替えていたら

一斉手術日でなければ

もっと落ち着けるところに移動していたら

 

100匹を超える猫たちを預かっている以上、看取り、お別れはつきものです。

でも毎回、もっとできることがあったはず、あの時こうしていれば・・・

後悔と反省で押しつぶされそうになりながら、それでも次に生かすしかない。

 

頭でわかってはいても、

前足だけで懸命にお母さんのお腹に潜っていく姿

鳴いて催促する姿

コロンと眠っている姿

 

瞼に焼き付いて離れません。

いつもなら火葬に連れていきますが、この世の滞在時間があまりに短く、あの大きな場所にポツンと置いてくることができず、もう少し一緒にこの世を見てほしくて、庭に埋葬しました。

 

私たちのシェルター、もふ☆カッツェで生まれたたぶん男の子。

カッツェ君、と名付けました。

生きているときに呼んであげることはできなかったけれど、庭のもみじの根方に呼び掛けてみます。

そして、恐ろしいのは、8匹のメスのうち、妊娠中が1匹、出産後しかも何回も出産している子が大半だったこと。

つまり・・・子猫はどこに？？？

主は、子猫は知らない、と言います。

 

こんな悲劇はもう御免です！

今日、再度家主さんとじっくり話をしました。

今まで、頑なに接触を拒んでいましたが、ゆっくり話すうちに、心を開いてくれたようです。

1時間弱、いろんな話をして、今後の改善につなげるための提案を聞いてくれました。

もふっこひだにはこれ以上、受け入れ場所がありません。

今いる環境を整え、人も猫も安心した暮らしができるようにすることが必要！

 

大切なのは、人のサポート！！

そこは、行政の分野です。

緊急里親募集をしながら、どうしても無理な子たちのために、環境を整える。

同時進行でやるしかありません！

 

願わくば、一匹でも多くの子が里親さんに巡り合えますように！

そして今までの分も、お腹一杯食べて、清潔な布団で安心して眠れますように！

拡散頑張ります！！