支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 134人
- 募集終了日
- 2022年10月2日
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プロジェクト本文
終了報告を読む
捕獲された鹿の命を余すことなく価値へ変える。大槌の自然の恵みで育った鹿の命を「ボーンブロス」に変えてジビエ文化を広めたい
私たち大槌ジビエソーシャルプロジェクト(OGSP)は、岩手県大槌町で「ジビエ事業」を営んでおります。今回は、大槌の豊かな自然で健康に育った鹿の骨を使用した「ボーンブロス」を作ります。今まで活用できていなかった鹿の骨を新しい価値へ変えるために、みなさまのお力をお貸しください。
「ジビエ」を通じて「山」と「人」が共生できる持続可能な社会を実現したい。
日本の大きな課題である野生鳥獣による農作物被害。中でも高い繁殖力を持つ鹿は年々増加の一途をたどっており、農作物被害の約三分の一が鹿によるものです。私たちの拠点である岩手県では年間約2万頭もの鹿が捕獲されておりますが、その一部しか活用されず、残りは焼却処分や埋設処分といった形で廃棄されております。
出典元
【別添1 全国の野生鳥獣による農作物被害状況(令和2年度)https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/hogai_zyoukyou/)】
私たちは、人間の都合で奪った動物の命を最大限価値へと変えることが、命をいただいた動物に対しての礼儀だと考えております。そのためには、まずは私たちがジビエ事業のモデルケースとなり、捕獲した鹿の命を最大限価値に変えていく必要があると考えます。こうした私たちの想いに共感し、関わる人たちを増やしていくことで、山と人とが共に生きる社会を実現できると考えます。そのための構想が「大槌ジビエサイクル」です。
■大槌ジビエサイクルについて
私たちは近年の鳥獣被害増加の課題について以下3点だと考えております。
- 農作物被害による市への税収の減少
- 猟友会に所属するハンター高齢化による、担い手の減少
- ハンターの減少による、野生鳥獣の増加
こうした課題を解決するために「大槌ジビエサイクル」をスタートしました。
その一環として、狩猟とジビエを通じて、命の循環を見つめ直す「大槌ジビエツーリズム」鳥獣被害を減少させるために、ハンターになりたいという方々のサポートをするための「ハンター育成プロジェクト」という二つのプロジェクトを始めました。
■大槌ジビエツーリズムについて。
鹿肉を美味しく味わっていただくのはもちろんのこと、大槌の自然の中で生きてきた鹿が私たちの血となり肉となる命の循環につながる感覚を感じていただくために「大槌ジビエツーリズム」を立ち上げました。ジビエと狩猟を通じて、「命を獲って食べる」という日々の営みを見つめ直す体験を提供しています。
■ハンター育成プロジェクトについて。
大槌町をはじめ、岩手県全体でも、シカやイノシシの増加に対してのハンター不足・ハンターの高齢化が問題となっています。
ハンター育成プロジェクトでは、ハンターを目指す方のはじめの一歩をサポートしています。昨年度は狩猟免許を取得するか悩んでいる方の相談会、今年度は狩猟免許を取得したばかりの方向けの講習会を企画・運営しています。
■OGSPの取り組みについて。
私たちOGSPが行なっている取り組みについてご紹介します。「ジビエ」を通じ、山と人が共生できる持続可能な社会を作るための活動をしております。
- 狩猟した鹿肉の加工
- 販売鹿の角や革をハンドメイド雑貨として制作
- 販売(raviliss)鹿革に親しんでもらうワークショップの企画
- 運営ジビエ認知拡大のための飲食イベント等への出店狩猟と食の魅力を伝えるツーリズム事業の企画
- 運営県内外からの教育旅行での講演狩猟初心者向けの講座の企画
- 運営ジビエ事業化を目指す行政、企業、団体向けの視察受入と伴走支援
大槌の自然の恵みで作られた「ボーンブロス」
今回はOGSPの取り組みの中で、今まで活用できていなかった「鹿の骨」を使ったプロジェクトを実現するために、皆様のお力をお貸しいただきたくクラウドファンディングに挑戦させていただきました。
大槌町の清らかな湧水を飲み、山の恵みだけを食べて生きてきた健康な鹿の骨で作る「ボーンブロス」を製造し、皆様に届けたいと思います。
■ボーンブロスとは
「ボーンブロス」は骨を長時間煮込んで作るスープのことで、近年ニューヨークを中心にセレブや健康意識の高い人々の間で注目されるようになりました。動物の骨を長時間煮込むことで骨に含まれる栄養を簡単に摂取できるだけでなく、本来捨てられている骨を使っていることからSDGsの観点からも注目されています。
■大槌の鹿の特徴
大槌の鹿が健康的で美味しい理由として、二つの自然の恵みが特徴だと考えます。
- 大槌の清らかな湧水
- 三陸海岸内陸部に広がる北上山地の森林
大槌町には地下から湧き出た水でできた池や川が170箇所も存在し、国内随一の数だと言われています。大槌の川には絶滅危惧種の淡水魚「イトヨ」が生息していることから、水質の良さを物語っています。
また、大槌町の三陸海岸内陸部の山にはミズナラやコナラ、クリなど実をつけるブナ科の木々が豊富に自生し、鹿の栄養源となっています。良質な湧水を飲み、木の実を食べて健康的に育った大槌の鹿の骨からは、豊富な栄養素を含んだ出汁を取ることができます。
大槌の老舗割烹料理店「割烹 岩戸」について
今回のボーンブロス商品開発には、大槌で創業120余年の割烹料理店「割烹 岩戸」の4代目店主の佐藤 剛さんにご協力いただきました。
佐藤さんは調理師学校卒業後約20年間関東近郊のさまざまな和食料理店で修行を続けた後、実家である「割烹 岩戸」の4代目店主として店を継ぎました。佐藤さんは日々料理を提供する中で、以下二つのことを大切にしていると教えてくださいました。
- 身近にある新鮮な食材を使うこと
- 全ての調理工程に「意味」を求める
大槌町は海と山に囲まれる自然豊かな土地のため、新鮮で美味しい食材が豊富にあります。佐藤さんが日々提供する料理には、大槌町で取れた新鮮な食材をメインに使用しています。またその一方、メインに使用する食材の味を引き立たせるための食材が身近にない場合は遠方から仕入れるといった、無理に地元の食材に固執しすぎない食材選びをしています。
「割烹 岩戸」で提供する料理の調理工程全てには食材の味を活かすための「意味」がこめられています。見た目だけに囚われた調理は行わず、使う食材の味を最大限活かし、おいしく味わっていただけるような調理方法のみを行っています。
■割烹料理とジビエを組み合わせた新しい割烹料理
通常は三陸の海の幸、山の幸を使った割烹料理店ですが、ジビエを取り入れたメニューも提供しております。そのきっかけは弊社、MOMIJI 株式会社代表兼澤 幸男の「大槌町のジビエを多くの人に味わって欲しい」という想いに触れたことです。しかし、通常割烹料理では肉は使わないため、洋食の手法を参考にしつつも鹿肉を和食として提供するための試行錯誤をし続けてきました。
ジビエと割烹料理を掛け合わせた料理を提供する「割烹 岩戸」は多くのお客様に地元の食材を美味しく味わって欲しいという想いから、今もなお提供する料理の研究を重ね続けております。
資金の使い道
みなさまからご支援いただいた資金の使い道は、以下の費用に使わせていただきます。
- ボーンブロスを作るための材料費
- 商品開発研究費
- パッケージ費用
- OGSPの活動費
ご支援いただいた皆様への返礼品
皆様からのご支援の返礼品一例についてご紹介します。
※返礼品の順序は一部異なります。
- お礼の手紙(¥1,000)
- 【大槌鹿のコク旨シチュー】スペシャル缶詰 1缶(¥2,300)
- 大槌鹿の骨を使ったボーンブロス300ml(¥4,000)
- 大槌鹿・ヒレ肉500g(¥6,500)
- 大槌鹿・背ロース500g(¥5,500)
- 大槌鹿・モモ肉500g(¥5,000)
- 大槌鹿・アバラ肉500g(¥4,000)
- 大槌鹿・カタ肉500g(¥4,000)
- 大槌鹿・スジ肉500g(¥3,500)
- 大槌鹿・部位食べ比べセット1000g(¥9,000)
- 鹿革1枚まるごと一頭(¥16,500)
- 大槌鹿革キーホルダー 1個(¥3,200)
- 大槌鹿革ポーチ 1個(¥9,500)
- 大槌鹿の角まるごと1本(¥6,500)
- 「割烹 岩戸」2名様用コース料理(¥20,000)
- 「割烹 岩戸」3名様用コース料理(¥30,000)
「OGSP」のこれから
私たちOGSPは「ジビエ」を通じて持続可能な社会を実現させます。
そのためにはまずは身近にある鳥獣被害という課題を町の新しい価値へ変える「大槌ジビエサイクル」を実現し、「ジビエ」を持続可能な事業として、日本が誇れる文化にしていきます。
「害獣」が捕獲され廃棄されている現状に対して、奪った命は最大限価値へ変える取り組みをする必要があると実感しております。廃棄されてきた骨を活用し、みなさまへ健康を届けたいという想いから本プロジェクトを企画することとなりました。
本プロジェクトを通じて、私たち「OGSP」の取り組みについて知っていただけたら幸いです。
ご支援のほどよろしくお願いいたします。
■OGSPコミュニティのご紹介
私たちOGSPは一緒に鳥獣被害という課題に取り組み、「ジビエ事業」を盛り上げる仲間を募集しております。プロボノ形式での募集とはなりますが、本プロジェクトが成立した後も大槌町の資源を使った企画実行、大槌町との関係人口を増やす取り組みを実際にしてみたいという方はこちらよりお問い合わせください。
https://ogspcommunity.studio.site/
【OGSP運営会社】
MOMIJI株式会社
本社:岩手県上閉伊郡大槌町安渡1-3-20
代表:兼澤幸男
サイトURL:https://momiji-gibier.com/
株式会社ソーシャル・ネイチャー・ワークス
本社:岩⼿県上閉伊郡大槌町新港町2番地
代表:藤原朋
サイトURL:https://otsuchi-ogsp.com/
※名称掲載の許諾を得ています
【パートナー企業】
合同会社YOBOSHI
本社:東京都八王子市
代表:神谷 哲治
サイトURL:https://yoboshi.co.jp
※名称掲載の許諾を得ています
- プロジェクト実行責任者:
- 兼澤幸雄(MOMIJI株式会社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年6月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
大槌ジビエソーシャルプロジェクトが大槌鹿の骨を使った新商品ボーンブロスを開発します。集まった資金は以下の費用で使用します。 商品研究開発費20万円、材料費20万円、商品開発費20万円、パッケージ費用10万円、活動費30万円
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プロフィール
はじめまして、MOMIJIの兼澤幸男です。 生まれも育ちもここ、岩手県大槌町です。 岩手県初の鹿肉加工場「ジビエWorks~三陸やま物語~」を、地域の皆さんの協力のもと2020年5月18日にスタートしました! 僕自身も含めて大槌の「山のハンター」達は、その昔から狩った命へ感謝を持って頂くことを大事にしてきました。 その素晴らしい命の恵みを地元以外の皆様にも知って欲しいとの思いから「MOMIJI株式会社」を設立、美味しい「大槌鹿」をお届けします。
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リターン
1,000円+システム利用料
お礼のお手紙
この度、ご協力いただいた方へ、心を込めて、お礼の手紙を送付させていただきます。
- 申込数
- 38
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
2,000円+システム利用料
【山賊焼き】失敗なし!お手軽にジビエを楽しめる
細かく切った鹿肉をコショウが効いたタレに漬け込んだ山賊焼き。解凍後、フライパン等で炒めるだけで召し上がることができます。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 97
- 発送完了予定月
- 2023年2月
1,000円+システム利用料
お礼のお手紙
この度、ご協力いただいた方へ、心を込めて、お礼の手紙を送付させていただきます。
- 申込数
- 38
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
2,000円+システム利用料
【山賊焼き】失敗なし!お手軽にジビエを楽しめる
細かく切った鹿肉をコショウが効いたタレに漬け込んだ山賊焼き。解凍後、フライパン等で炒めるだけで召し上がることができます。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 97
- 発送完了予定月
- 2023年2月
プロフィール
はじめまして、MOMIJIの兼澤幸男です。 生まれも育ちもここ、岩手県大槌町です。 岩手県初の鹿肉加工場「ジビエWorks~三陸やま物語~」を、地域の皆さんの協力のもと2020年5月18日にスタートしました! 僕自身も含めて大槌の「山のハンター」達は、その昔から狩った命へ感謝を持って頂くことを大事にしてきました。 その素晴らしい命の恵みを地元以外の皆様にも知って欲しいとの思いから「MOMIJI株式会社」を設立、美味しい「大槌鹿」をお届けします。