もりねこ診療所開設のご報告とお礼
こんにちは。
もりねこ代表の工藤です。
みなさまからたくさんの応援をいただき実現した『もりねこ診療所』
おかげさまで無事に開設することができました。
10月のオープンからさっそくフル稼働しております。
県内各地の保健所から、県内のペットショップによる大規模多頭飼育崩壊で緊急保護されたねこたちをはじめ、地域で行き場をなくしてしまったねこたちが次々とレスキューされており、あっというまにシェルターは30匹以上の満席状態となりました。
もりねこ全体での保護頭数は130匹となっており、日々のお世話や消耗品の調達にも大忙しの毎日です。
オープンから1ヶ月で避妊去勢手術をした件数も50件になりました!
今後は月100匹の手術実施を目指してスタッフの拡充とスキル向上をしていきたいと思っております。
11月には新たなスタッフ2名が加わり、ますます活動を充実させていくことができそうです。
このような素晴らしい施設を実現することができたのも今回応援してくださったみなさまのおかげです。
本当に本当にありがとうございました!!
多くの方々に支えられて実現できた施設だからこそ、私たちの自己満足で終わらせるつもりはありません。
この施設を地域のみなさまとねこたちのために最大限活用させていただくためにこれからがスタートです。
私たちは『もりねこ診療所』とともに歩むこれからを『もりねこ第2章』と位置づけ「殺処分ゼロの、その先へ。」というテーマにいたしました。
盛岡市では実質殺処分ゼロを達成しておりますし、岩手県全体を見ても殺処分数は確実に減少しております。
それでも、もりねこへやってくる問題は減るどころが増える一方です。
行政では殺処分を減らすために、引き取りに関する基準を厳しくされています。
そのため保健所へ相談しても断られてしまったといってもりねこへご相談される方が増えているのです。
もりねこでも常に保護頭数は上限ギリギリかややキャパオーバー気味ですので、これ以上保護するのは難しいという状況が続いております。
私たちも、行政のみなさまも、地域のみなさまも、問題を押し付け合うのではなく、それぞれがそれぞれの立場でできる力を出し合って、解決していくことが必要だと痛感しております。
そのために、わたしたちもこうしてできることの幅をどんどん拡げてまいりました。
もりねこ第2章では、スペイクリニックとして避妊去勢手術を推進することで蛇口を閉めていくとともに、みなさまとより良い形で手を取り合っていくためのシステムを模索していきたいと考えております。
誰もが動物たちのために自然に手を差し伸べることができる社会、それが私たちの考える「ねこもひとも、しあわせな社会」だと思っております。
みなさま、今後とも一緒に夢の実現のため寄り添っていただけますと嬉しいです。
【ご支援金の使途つきまして】
みなさまからいただいたご支援金は下記のものに使用させていただきました
・施設リフォーム代 1320万円
・医療設備購入 300万円
・医薬品等購入 100万円
・その他消耗品、備品の購入 100万円
※不足分は金融機関からの融資にて充当しております
【リターンの発送につきまして】
グッズのリターンにつきましては11月中に発送を完了いたしました。
万が一まだお手元に届いていらっしゃらないという方はご連絡をお願いいたします。
また、寄附証明書(領収書)につきましては2023年1月中に発送予定です。
【今後の活動につきまして】
もりねこの活動につきましてはSNSなどで最新情報を発信しております。
ぜひ今後ともフォローしていただけますと嬉しいです。
ブログ
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