皆さまの熱いご声援、ありがとうございました。
すべてのご支援者様へ
今回のクラウドファンディングに多大な資金を頂きまして、ありがとうございました。
メディアの力は大きいなと思いましたが、それ以上に皆さま方に支持され、愛されている慶友会を感じる事が出来ました。
地域を守るという使命を持った職員の働き、その中の不安、脆弱さをも理解して頂きこのような結果となったと痛感しました。
自治体の支援は遅く、少なく、公助の頼りなさを思う時に、相互に支え合う互助の力は大きく、物理的にそしてそれ以上の精神的エールを頂戴し、どんなに現場の職員が元気づけられたことでしょう。
おかげ様でリスクを背負い第一戦で戦う職員への金銭的援助を果たすことができました。
まだまだ戦いは続きますが、必ず勝利の日は来ます。
笑顔で皆様とお会いできる日を楽しみにしております。
それまで、お元気でお過ごしなられますようお祈りしてやみません。
慶友会理事長 石井慶太
新型コロナウイルスの患者さんを初めて受け入れてからもうすぐ1年になります。
治療法も確立されていない、臨床的にはほぼ未知の感染症に立ち向かうのは、まるで真っ暗なトンネルに足を踏み入れるようなものでした。勿論、そのトンネルに踏み入るか否か迷いは多くありましたが、地域医療を担う医療機関として胸を張って歩くためには踏み入る事が必要であると判断しました。
その結果、多くの職員が様々な形で何らかの荷物を背負う事になったのは事実であると思います。それはある場面では予想以上のものでした。それでも真っ暗闇のトンネルを何とか歩き続けられたのは、彼らの強い責任感と使命感でした。その強い思いに何とか応えるべきでしたが、残念ながら病院には経済的な体力がありませんでした。
そこで、今回、クラウドファンディングという方法で皆様のご支援を頂く事になりました。その結果、このような望外なご厚意を頂く事となり言葉では言い表せない感謝の気持ちでいっぱいです。
「とにかくやらなければ」という気持ちで歩み始め、強い使命感で荷物を背負って歩き続ける職員に対し、本当に荷物を軽くして頂いたのはご寄付やメッセージに表れた皆様の熱いお気持ちでした。そして、真っ暗だったトンネルにも灯かりを灯して頂きました。
これからもこのトンネルを抜けるまでこの灯かりを頼りに歩き続けようと思います。
本当にありがとうございました。
守谷慶友病院 院長 今村 明
収支報告
募集期間 2020年11月26日(木)8:00~12月25日(金)23:00
支援金額 47,850,930円(当院の目標金額1,000万円)
CFサイトからの入金 23,470,000円
病院への直接入金 24,380,930円
人 数 2,773名
CFサイトからの支援 2,035名
病院への直接支援 738名
達成タイミング 11月27日(金)18:30頃 開始34.5時間後
経費内訳
支援金額 47,850,930円
- レディーフォー手数料(17%)+税 8,948,124円
- 動画中継用ソフトウェア 22,110円
- ポスター・チラシ作成費 14,370円
- 報告書作成費 14,388円
- 郵送料 35,000円
- 時間外人件費 294,090円
経費合計 9,328,082円
最終配分額 38,522,848円
支給金額
全職員489名(医師・役員除く)
- 危険手当付与職員(44名) 144,551円
- 上記以外の全職員(445名) 72,276円
※1円未満の端数は切り上げです。
支援の各種分布(CFサイトのみ)
当院へ直接ご寄附をいただいた方々のコメント
ご支援者様2773名のうち、現金書留や直接ご寄附をいただいた方々のコメントは、当院のホームページへ掲載させて頂きました。
https://keiyu.or.jp/cf2
頂いたコメントへの職員の感想(抜粋)
・読んでいて涙が出そうになりました。皆さんの温かいお言葉を嬉しく思いました。
・沢山の方々に応援していただきありがたい思いと、言葉になると重みを感じるなぁと思いました。
・批判は多く耳にする機会がありますが、善意の言葉に触れる機会は多くないので、看護師をしていて良かったと実感する機会でした。看護師を続けていきたいと改めて感じました。
・本当にあたたかく、そして純粋な方たちがいらっしゃる事が素晴らしいなと思いました。有難い気持ちでいっぱいです。
・医療従事者だけが大変ではなく、世界中の皆が大変な思いをして毎日を送っている中、温かい言葉・感謝の言葉・そして支援をいただき本当に言葉では言い表せない程感謝です。
・頑張ろうという気持ちになりました。支援して頂いた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
・感謝の気持ちと共に、医療機関という組織がここまで地域・世間から注目されている事実に素直に驚いた。
・たくさんの数のコメント、温かいお言葉に一層業務に励もうと思いました。
リターンの発送状況
当院のクラウドファンディングのリターンである「活動報告書」と「感謝状」に関しまして、2021年3月27日までにすべての支援者様への発送が完了いたしました。
今回のリターンは、郵送の他、メールアドレスをお知らせいただいた支援者様へはメールにて、報告書のURLと感謝状の画像を添付し、お送りさせていただきました。しかし、残念ながらメールが届かず返信されてしまい、郵送先も不明な方が数名いらっしゃいます。
現在「活動報告書」と「感謝状」がお手元に届いていない方がいらっしゃいましたら、大変お手数かけますが、下記のアドレスまでご連絡いただけると幸いです。
cf@keiyu.or.jp
クラウドファンディングを終えて
今回の挑戦には様々な葛藤がありましたが、結果として、この反響の大きさに驚きと感動を得ました。
今まで内々で悩み、励まし合いながら、暗い気持ちになりかけていたところに、外の世界はこんなに広くて暖かいんだ!光はそこにある!そう感じた1か月でした。
改めてご支援いただいた皆さまに感謝申し上げます。
私たちはこれからも自信を持って前に進めます。
守谷慶友病院CFPチーム
私たちの感染対策
つくし保育園
私たちつくし保育園は慶友会職員のお子さんをお預かりしています。
私たちにできることは新型コロナウイルスについての正しい認識を持ち、基本的な感染症対策を徹底して行う事です。また、子ども達、自分自身の健康管理、心のケアにも注意して保育しています。 最前線で頑張っているお父さん、お母さんが安心してお子様を預けられる環境作り、また安全、安心を意識した上で、子ども達が楽しく活動できるよう工夫して行きたいと思います。
一日も早い収束を心より願いながら、慶友会を支える一部署として最善をつくして行きます!
※ 肺機能の未熟な子供にとって長時間のマスク着用にはリスクがある為、園内の活動ではマスクを外しております。
栄養科
私たちは日々たくさんの患者さんと栄養指導や食事摂取状況確認などで接する機会があります。
自分たちの健康チェックや手指消毒の徹底をするとともに栄養指導室等複数の患者さんが出入りする共有スペースは患者さんに入れ替え毎に消毒を実施し、来院して頂く患者さんに不安なく指導を受けて頂けるように環境整備を勧めています。
一人一人が感染予防に努め、早く収束してくれるようスタッフ一同日々努力していきます。
慶友会を応援してくださる皆様の健康を守ることが、私たちの恩返しになるよう、頑張っていきます。
送迎シャトルバス
慶友会送迎グループでは感染対策指導の下、運行前・乗車時・降車時の3つのシーンに分けて感染対策を行っています。
【運行前の対策】
健康チェック(運転手自身の検温等)
車内消毒、清掃、換気
手指消毒
【乗車時の感染対応】
仕切りの設置(ビニールによる運転席と後部座席の仕切り)
検温(患者さんおよびシャトルバス利用者)
体調確認
必要最低限の会話
マスク着用(運転手)
【降車時の感染対策】
手指消毒
車内の消毒、清掃、換気
基本の感染対策ではありますが、ご利用者におかれましても、シャトルバスご利用の際に感染予防にご協力いただきますようお願いいたします。
救急発熱専門診察室
インフルエンザや新型コロナなどの発熱患者さんが病院に直接訪れると、院内感染が広がって現在の病院ではあっという間に医療崩壊を招きかねません。
通常の外来においてはすでに4棟のプレハブを設置し、発熱患者さんの対応をしておりますが、現在、救急患者さんにおいても同様の運用ができるよう新たに救急患者さん専用の発熱者対応診察室を敷地内に設営する運びとなりました。
健康増進施設K-FIT.
当施設はクリニック併設型の医療法42条施設で、地域住民の方々が「生涯を通して主体的に健康を自己管理できるようサポートしていく」「気軽に健康づくりに参加できるよう安全で楽しいプログラムを開発・提供していく」がモットーです。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴う緊急事態宣言の発令後、医療法人として施設を閉鎖せずに感染予防に徹底して取り組み、会員の皆さまが安心して健康の維持増進に励むことが出来るよう努めてまいりました。
特に、施設内の利用定員数を従来の半数以下に設定して混雑を防ぎ、密な空間を作らないよう見直しました。施設入り口では1人1人腋下での体温測定を行い、ご家族の健康についてもご確認させていただいてから、施設の利用を可能としております。
その他、いばらきアマビエちゃんの登録、準備体操やストレッチ時に使用するマットの消毒清掃は必ずスタッフが入念に行う、スタッフのサージカルマスクとゴーグルの着用、グループレッスンの定員を減らす、更衣室やロッカーの消毒清掃や換気等の感染対策に取り組んでいます。
今後、自粛生活による身体活動量の低下からの「健康二次被害」を予防するためにも身体を動かす必要があると考えられていますが、ただ身体活動量を増やすだけでなく「意識的に楽しみながら運動に取り組むこと」は健康の保持やストレス解消、免疫力向上で感染を回避できるとの効果があるとも言われています。
私たちスタッフは笑顔でのコミュニケーションを大切にし、会員の皆さまの「来て良かった」「ここなら安心して運動できる」という声を心に留め、それを原動力として日々業務に就いています。
コロナ禍においても人と人との繋がりを大切にし、地域密着型の「健康づくりの拠点」として社会に貢献する施設を目指してまいります。ご一緒にできることから始めましょう!
病院受付
患者様が来院する際の入口(受付)と出口(会計)を私達、医事課外来係が受け持っております。
コロナ感染症対策として、窓口にはビニールが張られ職員はマスク着用、声が聞き取りにくくなってしまうなど、ご迷惑をおかけしております。その分はっきりと受け答えするよう心掛けております。
他の対策としては来院者全員の検温を実施、受付ブース周り、ベンチ、ボールペン、ファイルなどとにかく消毒を徹底しております。
様々な不安がある中ですから、それを少しでも取り除けるように、判りやすく安心できるよう対応をしていきたいと思います。力を合わせてこの危機を乗り越えていきましょう。
検査科
2020年4月当初は検査会社へ委託しPCR検査を行っていましたが、6月下旬に抗原検査を導入、9月よりPCR検査機器を導入し緊急検査は院内で行うことが可能となりました。
検体の扱いに最初は戸惑いもありましたが、防護具の着脱などの訓練を行い、今は感染対策をしっかり取りながら正確な検査結果を出す事に努めています。
心電図や超音波検査など患者様と接して行う生理機能検査においては、患者様に可能な限り検査前の手指消毒の協力を頂いています。また、スタッフも手指消毒の徹底とマスク・ゴーグルを着用し、検査室の換気やドアや手すりなどの掃除を定期的に行い、感染のリスクを減らすよう心がけています。
安心して検査を受けて頂けるよう、今後も感染対策を徹底していきます。