本宮烏骨鶏平飼いプロジェクト終了の報告
【感謝】
「本宮烏骨鶏を東日本大震災前の平飼いに戻したい!」に支援頂いた97名の方に、あらためて心より感謝いたします。平飼いに戻した鶏たちは、この寒さにも負けず元気に羽を伸ばして、過ごしています。自由に餌を食べ、水を飲み、地面を突いたり、砂浴びをしたり、他の鶏をつついたり、走り回ったり、見ているだけでこちらも幸せな気持ちになってきます。本当にやって良かったと心から思います。感謝、感謝で支援して頂いた皆様に御礼申し上げます。
【結果】
屋根の補修工事は、11月の6日から8日の3日間で終了しましたが、ゲージ撤去と整地にかなりの時間がかかりました。すべて手作業での作業になり、その間にも日常の管理(餌やり、清掃)、卵洗浄、卵検査、出荷、配達とあることから、アルバイトの方を1名雇用して作業を進めてきました。現在は、今飼っている鶏をすべて平飼いにできる部屋ができあがり、少しずつ慣らしながら平飼いに移行している状況です。
鶏は、生まれた月や年ごとに分けているため、網で細かく仕切っています。上の木の箱が産卵箱になります。
なかなか、産卵箱に産んでくれなくて、いたるところに卵が産み落とされています。集めるのに時間がとられますが、のびのび生活している鶏を見ていると大変さも忘れます。
【収支報告】
屋根工事に60万円、平飼いの材料購入費に30万円、平飼い作業アルバイトの人件費に20万円、パッケージデザイン費10万円を使用させて頂きました。
【リターンの発送状況】
お約束しているリターンについては、半数以上は終了しましたが、支援金額の多い方はまだこれからの発送も残っています。順次、発送計画に基づいて発送いたしますのでもうしばらくお待ちいただきたいと思います。
【今後について】
人工授精を行いながら、新たな雛も育てています。12月下旬に孵った本宮烏骨鶏です。生まれて10日くらいです。保育箱で温かくして大事に育てています。可愛いですよ。
新たな挑戦
「純国産鶏 もみじの飼育」
地元の方々に毎日食べることができる、平飼いの健康卵を届けたいという強い思いから、もみじの飼育にも挑戦します。試験的ではありますが、200羽飼い始めました。4月頃から地元専用に届けたいと考えています。餌も地元の米と非遺伝子組み換えの餌にしたいと計画していますのでこちらもご期待ください。
卵はほとんど全ての栄養を含むスーパーフードです。たんぱく質不足の現代人に、卵は必須です。平飼いで健康な卵を一生懸命生産していきますので、卵中心の食生活で健康な毎日をお過ごし下さい。
最後に、ご支援していただいた皆様の温かいお気持ちを忘れずに美味しい安全な卵を生産していきますので今後も卵を食べてご支援をお願いいたします。