障害があっても目標を持って働ける地域密着型のガソリンスタンド実現へ

 

 

 

 

 

 

｜目次

・ 変わらない私の想い、課題解決のために挑戦し続ける理由

・ これまでの歩み

・ 障害者の新しい働くステージの課題

・ 福祉×フルサービスガソリンスタンドとしてオープンを予定しています

・ 皆様からのご支援で実現できること

・ 終わりに

・ 応援メッセージのご紹介

 

 

 

空飛ぶ車いす社長こと加藤健一です。1980年山形県南陽市生まれ。幼い頃から車が大好きで、将来の夢は自動車会社の社長になるという夢を追いかけ、自動車整備・鈑金塗装業へ就職しました。

 

夢半ば21歳の時に、難病の筋ジストロフィーの診断を受けました。筋ジストロフィーとは、手や足だけでなく、体幹や心臓などの内臓全身の筋肉が次第に衰えていく難病です。そして、病気の進行とともに、徐々に歩行が困難となり32歳から車椅子生活となりました。

 

また、車椅子生活になって感じたのは「諦めなくていけないことの多さ」です。人生で初めて挫折を味わいました。こうした経験から自分自身と向き合う中で、今動けるうちに出来ることを一生懸命やりたいという想いが強くなりました。

 

”障害者だからできない”という固定観念を打ち破るために始めたのは”車椅子で空を飛ぶこと。”2015年には多くの仲間の支えがあり、筋ジストロフイー患者としては、山形県内初*となる車椅子によるパラグライダーのタンデムフライトに挑戦し見事成功するなど、これまで様々なことにチャレンジし、多くの夢を叶えてきました。*参照元：https://www.fesco.or.jp/winner/2019_52/winner.php?wid=12459

 

諦めるのではなく、できる方法を考え行動することで叶えられる夢がある。講演や様々な活動を通して1人でも多くの人に伝えていきたいと思います。

 

そして今回のクラウドファンディングも「障害があっても諦めない。ひとりのハートが世界を変えられる。」という私の強い想いから生まれました。

 

 

｜クラウドファンディングを通して「実現したいこと」

 

今回のプロジェクトで実現する「障害者が目標を持って働ける地域密着型のガソリンスタンド」では、福祉とガソリンスタンドを連携した新しいサービスの提供を目指しています。

 

いま、自動車産業は人手不足という課題解決のひとつとして、外国人労働者の雇用が広がる一方で、障害のある方が働く環境としては、まだまだ一般的ではありません。しかし、障害者雇用促進法や障害者雇用率の引き上げなどの後押しもあり、共生社会の実現という視点で捉えれば大きなチャンスと言える面もあります。

 

なぜなら障害のある方にとっては、自らの持てるチカラを発揮できる社会の実現は、それぞれの持てる能力に応じて働ける可能性があるからです。

 

また、就労継続支援事業所でできる仕事よりも、更にレベルアップした環境での仕事を目指したいという利用者さんの想いもあります。

 

そのため、私たちの新しいガソリンスタンドでは、障害者のある方も就労に向けた実践の場として、自主的にスキルアップを目指すことができ、一般就職に繋げることができる、「今までの経験を活かせる新しいステージ」を準備していきたいと願っています。

 

また、多くの方にご利用いただくために、バリアフリー対応のガソリンスタンドとしてサービスを提供し、車椅子をご利用の方やご高齢の方など、皆様に安心してご利用いただける環境整備も進めています。

 

共生社会の実現を目指し、そして地域全体に寄り添うことのできるガソリンスタンドを目指していきます！

 

私たちの新しい挑戦をぜひご支援・応援いただけますと嬉しいです。

 

 

 

これまでの経験を活かすべく、私は現在、バリアフリー観光推進事業、就労継続支援事業、そして外出促進事業の主に3つの事業を行っています。

 

2014年に心のバリアフリー推進団体「Gratitude」を結成。障害者の固定概念を変えたいという思いから、2015年に車椅子によるパラグライダーのフライトを成功させました。

 

前回のクラウドファンディング（2017年）では、皆様のご支援のおかげで私の「空飛ぶ夢」から始まった想いを、子どもたちにも繋ぎ「車椅子の子どもたちが空を飛ぶ夢」を実現することができました。心から御礼申し上げます。

 

 

その後も、2016年に一般社団法人　山形バリアフリー観光ツアーセンターを設立し、「バリアを魅力に変える」という新しい発想で、誰もが住みよい社会を目指し様々な挑戦を続けています。

 

そして2018年には、株式会社 夢源 を設立。障害の有無に関わらず、誰もが変わらず地域に必要とされ「やりがい」「喜び」を感じられる場所、「仕事」を通じて自立したヒューマンスキル・ビジネススキルを身につけることを目指し、自動車整備業を軸に就労継続支援B型事業所「LUNA」を立ち上げました。

 

障害のある方は、今まで自宅から近いところに通うというような選択肢しかなく、やりたい仕事から施設を選べないことなどが課題としてあり、車と福祉を連携して大好きな車に関われる、障害者や引きこもりの方々が喜びを感じながら働ける、そして一般就労を目指して働ける環境を作りたいと思ったのがきっかけです。

 

 

 

現在、就労継続支援B型事業所LUNAでは約20名の障がいのある利用者が一般就労を目指して頑張っています。

 

ここは日本でも珍しい自動車の整備が学べる東北陸運支局認証整備工場完備の福祉施設で、車の整備としてタイヤ交換やオイル交換、洗車、室内清掃などの仕事を中心に様々なスキルを身につけることができます。

 

就労継続支援B型事業所LUNAにて利用者さんたちと

 

日々、地元のお客様のお車をピカピカにすることが生き甲斐にも繋がって、その丁寧な仕事はお客様からも評判を呼び毎日多くの方にご利用をいただいております。

 

今年で5年目を迎え、利用者さんのスキルも次第にレベルアップしており、普通自動車免許やバイクの免許取得などにも挑戦し、実現させた方もいます。

 

しかし、一方で課題もあります。

 

それは、全国でも自動車会社産業は人材不足であるものの、障害者雇用がまだまだ一般的ではないことです。一般企業では、障害のない方と同じスキルの仕事をすることが求められることが多いため、働きたいと思う障害を持つ方にとってもハードルが高く感じられることが多です。そのため、一度一般企業に勤めることができても、長く働くことが難しい方がいるのも現状です。

 

 

しかし、就労継続支援B型事業所でできる仕事よりもレベルアップした環境を目指したいという利用者さんの想いもあります。

 

 

その夢を叶えるのが、福祉とガソリンスタンドを連携した新しいサービスの提供です。

 

そのため、私たちの新しいガソリンスタンドでは、障害者のある方が自主的にスキルアップを目指すことができ、一般就職に繋げることができる、「今までの経験を活かせる新しいステージ」を準備していきたいと願っています。

 

 

 

現在ガソリンスタンドは、セルフスタンドが主流となり、フルサービスのお店が少なくなってきました。 私の住む山形での生活には、車が必須で1世帯あたりの車の保有率も全国でも上位に入ります^※1

。

 

また、年々高齢化も進んでおり、セルフ式ガソリンスタンドでは対応できないお客様も一定数います。 そこで、私たちは、ガソリンスタンドと福祉施設を連携させ、障害ある方も働ける環境と、セルフスタンドを利用することが難しい方を含め、どなたでも利用できるバリアフリー対応の新しいガソリンスタンドを目指しています。

 

※1. 『自家用車普及台数』

細かく丁寧に手洗いにて洗車を行います（鉄粉取りの作業）丁寧な作業は地域の方からも評判。

 

現在、新型コロナウイルスの影響から山形でも廃業に追い込まれる店舗も多く、大好きなふるさとの姿が少しずつ変わりはじめています。また地元にある老舗のスタンドも後継者問題で数ヶ月前に休業となってしまいました。

 

そこで、多くの方に愛される地元の老舗ガソリンスタンドを、障害者の活躍のできる場として何とか復活させたいのです。

 

 

 

 

老舗ガソリンスタンドは開業から40年以上経過しているため、老朽化の影響で改修工事をしなければ営業できないという状況です。

 

ガソリンスタンドという性質上、不燃剤の使用や防火仕様にする必要があり、またバリアフリーでフルサービスのガソリンスタンドの実現は必要不可欠のため、改修工事といっても通常よりもたくさんの作業を完遂させる必要があります。

 

そのため、再オープンを目指すために、2回に渡る改修を予定しており、開業までの費用などを合わせて約2,000万円必要です。自己資金や融資、さまざま補助や助成を活用しながら資金調達を進めてまいりましたが、開業までもうあと一歩、私たちの夢を叶える為に皆様のあたたかいご支援が必要です。

 

 

障害のある利用者さんが安心して働ける、そして将来的には納税者になれる社会を目指して活動を続けています。

 

そしてさらには地域の方が子どもから大人まで気軽に立ち寄っていただける地域の居場所としても発展させていきたいと考えています。

 

私たちの活動を知っていただき、ご賛同いただける皆様からのご協力・応援を何卒お願いします。

 

 

 

 

 

この事業のビジョンは、社会的な包摂と共感を促進しガソリンスタンドを通じて、障害のある方々や引きこもりの方々が自己実現し、地域社会と繋がりを築くことです。私たちは、持続可能な社会的影響を創出し、多様性と包括性のある社会の実現に貢献します。

 

活気がなくなっていく地元をなんとか元気にしたい！また、障害のある方々がワクワクして働ける居場所を作り、この老舗のスタンドを何とか復活させたいのです。私たちの活動を応援していただきたく、是非皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します。

 

協力企業さんでの職場体験時の様子。職業体験を通して今まで培ってきた技術を実践する貴重な機会を定期的にいただいています。

また企業には障害がある方との接し方などを学ぶ機会となっています。

 

 

協力企業様での職場体験の様子（洗車とコーティング）

 

 

 

粟野ご夫妻

 

 

 

小玉 裕一 様

株式会社オートセブン・アルボ　代表取締役社長

 

 

 

鳥越 勝 様

筋ジス活動家 / YouTube「とりすま」　

 

 

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ご留意事項

▽ご支援の前に、利用規約（https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/）を必ずご一読ください。

▽ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

▽ご支援完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
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