肺水腫になったあの日

こんばんは！

本日は麦が肺水腫になった時のお話しをお伝えします。

長くなってしまいますがお読み頂けると嬉しいです。

 

 

麦は4歳になった時から当時のかかりつけのA病院で健康診断を受けるようにしていました。

 

昨年10月、5歳の健康診断で心雑音があり僧帽弁閉鎖不全症ステージB1と診断されました。

通常ステージB2から投薬を始める子が多い中、獣医さんに「投薬を始めるのと始めないのとでは2〜3年後の生存率が変わってきますよ」と言われすぐさま投薬開始。

 

そして今年の6/1定期検査を受け、悪化はしておらず安心していた矢先...

6/11から酷く咳をするように。

すぐに当時のかかりつけのA病院へ行きました。

6/1に検査した時と変わってないし心臓からくる咳ではないとの見解。

咳止めや抗生剤を処方され、その後も咳は治らず...A病院には3回受診しました。

 

それでも麦の咳はひどくなる一方。

心臓病と関係ないなんて信じられず、セカンドオピニオンを考えていました。

 

相談をしていたパパのおじさんが麦の動画を心臓病に強いB病院の獣医さんに見せてくれ、B病院の獣医さんから「すぐに連れて来てください」と言われ、6/21にパパが急遽休みを取ってB病院に駆け込みました。

 

受診時、獣医さんが麦をみた瞬間これはやばいとすぐに酸素室に入れてくれ、注射を何本も打ち、合間に検査をしてくれました。

肺水腫、心不全を起こしていると告げられ頭が真っ白に。

 

この日は本当に一刻を争う状態でパパも混乱していました。

仕事だった私も仕事が手に付かない状態でした。

 

迅速で適切な処置のおかげでなんとか一命を取り留めました。

「1日でも遅かったら助かってなかった」

と言われ、おじさんが動画を獣医さんに見せてくれて、次の日に急遽受診できて、本当に奇跡が重なり麦は助かりました。

 

ですが、その日に告げられたのは

「ステージC」に上がってしまったこと、

そして「余命は平均10ヶ月」という事。

 

私は連絡を受け絶望しました。

いまでもはっきり覚えています。

大雨の日でした。

仕事どころではなくなり車の中でただただ号泣しました。

 

心の底から間に合ってよかったと安堵の気持ちと余命宣告の絶望で本当にどうしていいかわからなくなりました。

 

麦、辛かったよね､､

もっと早くB病院に行っていれば肺水腫にもならなかったかもしれないし、余命宣告だって受けなかったかもしれない､､

麦、辛い思いさせて本当にごめんね､､

ただただ自分を責めました。

またいつ急変してもおかしくない日々を送っています。

麦が咳をするたびにあの時の記憶が蘇ります。

 

もうあんな辛い思いをさせたくない。

肺水腫は呼吸ができなくなり、最悪の場合、溺れるよう窒息して亡くなってしまうと言われています。

 

そんな辛く苦しい最期なんて絶対ヤダ。

 

絶対手術して元気になってほしい。

麦...どうか完治してまだまだ長生きして...

プロジェクトの終了日が迫ってきていますが、麦のために最後まで諦めずにがんばります。