トイレの改修、無事に完了です。
支援くださった皆さま、
新着情報の内容と重複しますが、皆様からご支援いただいたトイレの改修プロジェクトにつきまして、改めて完了を報告させていただきます。
(※「新着情報」ではなく、「プロジェクトの終了報告」というもので、報告せねばならなかったようです...。)
ご支援くださったこと、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。支援の輪が広がっていく、支援の際に温かい言葉をかけてくださるのはとても励みになりました。
気候変動により、予想以上の長雨・完遂により、改修完了が遅くなりました。延期の報告をするのはとても心苦しいものでしたが、優しい言葉や皆さんの温かい見守りで、なんとか完了に至りました。
バイオダイジェスターとトイレは計画通りに設置され、1月6日の新学期より、安全に生徒や先生が使えております。
使用状況の確認に学校に伺った際に、校長先生はトイレがキレイになったことへの感謝を度々述べていました。(感謝のメッセージはビデオで皆さまにお伝えいたします!)
校長先生のお話で印象的だったのが、スラム内の学校ながら、進学に向けた全国テストに挑戦できるレベルの生徒が増えていることや、この小学校出身で大学を卒業した生徒が大学が休みの間、小学校を手伝いに来てくれていることです。
学校がちゃんと管理され、教育が提供できることで、良いサイクルが生まれていることが分かる話でした。
今回、トイレが良いものになって、子供たちが学校に気持ちよく通えることで、明るい未来に繋がる可能性が確実に増えるはずです。
トイレは学校生活のメインではありませんが、トイレが気持ちよく使えないストレスを考えると、今回のプロジェクトによる好影響は計り知れません。
現在、AMT(ケニアのNPO)が、ムクルスラムの若者グループで構成されるフィルミングチームと共に、リターンのビデオを撮影、編集を進めています。
今月中に、壁やドアのお名前も撮影されたビデオを配信する計画となっております。
トイレが完了した後も、維持管理の状況などフォローして参ります。引き続き、Readyforなどで状況をお伝えして参りますので、よろしくお願いいたします。
トイレが完成したことももちろん嬉しいですが、皆さまの温かさが有難く、ご支援くださったことに今一度、嬉しさ・感謝を噛み締めています。
世の中、悲しいことも多いですが、こういう善意が色んな所で沢山、起きると世の中は良くなるはずです。
阪神・淡路大震災から25年
2020年1月17日
山上 遊