１月３１日午後１１時まで／ネクストゴールへ

皆さま

 

当初の目的に到達でき、感謝の念でいっぱいです。

改めて御礼申し上げます。

そして、活動をさらに充実したものにするために

最後まで走りぬこうと

ネクストゴールをめざすこととしました。

 

いつの頃からか私たちは芸術そのものの価値の意味を

失ってきたように思います。

ビジネスや娯楽がすべて悪いわけではないのですけど、

教育や福祉目的がすべて悪いわけではないのですけど、

幼い子どもたちや

障がいをもつ方々と接してきて

改めて強く実感するのは、

彼らは芸術そのものの価値に反応しているのではないか。

 

「不可能な観客 impossible audience」

と英国の劇団オイリーカートは表現していますが、

不可能なのは「上記の」ありきたりのわかりやすい目的に

適さないからだけではないのか。

彼らに必要な「合理的配慮」をもった公演であれば

しかもより芸術の本質をつきつめたものであれば

彼らは不可能な観客ではなくなる。

 

むしろ作り手のエゴや媚、自己満足に溢れた公演は

少なくありません。

一方通行なのです。

観客に寄り添いながら、反応し、

インターラクトしていく表現。

芸術そのものの価値を探し求めたいのです。

 

このような領域は、「応用ドラマ」と呼ばれますが、

応用どころか、ドラマ、プレイ（遊び）の本質なのではないか。

 

その探索のための仲間は揃いつつあります。

ネクストゴールへの達成は仲間たちを勇気づけるものとなります。

さらなる応援をよろしくお願い申し上げます。

 

中山夏織＠インフルエンザ隠遁中。