支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 149人
- 募集終了日
- 2021年3月31日
繊維の生まれる場と帰って来る場を整えるプロジェクトを前に進めたい
#災害
- 現在
- 928,000円
- 支援者
- 100人
- 残り
- 28日
進行を止めにくい「糖尿病性腎臓病」 治療薬開発に向けた研究の加速へ
#医療・福祉
- 現在
- 14,526,000円
- 寄付者
- 769人
- 残り
- 17日
日本一の酒米産地に、黄金の稲穂に囲まれた宿泊拠点をつくる!
#地域文化
- 現在
- 7,040,000円
- 支援者
- 256人
- 残り
- 7日
『韓国で暮らすように旅をする』ミドル・シニア世代専用ゲストハウスを
#地域文化
- 現在
- 715,000円
- 支援者
- 46人
- 残り
- 1日
月の都千曲の姨捨長楽寺の月見堂屋根を修理し、月見を楽しむ
#地域文化
- 現在
- 330,000円
- 支援者
- 11人
- 残り
- 50日
土津神社|ご神体が鎮座する御社殿を修繕し、「東北の日光」を再び。
#地域文化
- 現在
- 11,205,000円
- 支援者
- 525人
- 残り
- 2日
能登半島地震|大野湊神社「寺中神事能の能舞台」修繕のためご支援を
#地域文化
- 現在
- 2,120,000円
- 支援者
- 70人
- 残り
- 38日
プロジェクト本文
終了報告を読む
日本中を美しい村にするための第1歩を皆さんと一緒に
ジュリアーノナカニシと申します。今回のプロジェクトでの責任者であり、「日本で最も美しい村」新聞の編集長を務めています。
普段はグラフィックデザインの仕事をおこなっています。広島市生まれである私は「平和」への思いが強く、デザインの力で「平和」を次世代へつないでいく。大げさですがそんな使命感を持っています。
しかしその思いとは逆行して、日々世知辛くなっていく世界。「平和」で成熟した社会への思いは募っていくばかりでした。
そんな中で2007年にNPO法人「日本で最も美しい村」連合と出会いました。
「日本で最も美しい村」とは、フランスの素朴な美しい村を厳選し紹介する「フランスの最も美しい村」運動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動です。
弱きを助けるために立ち上がった"7人のサムライ"のようで、かっこいい!と思いました。
「私たちは、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動をはじめました。美しい村連合と申します。私たちは仲間を募集しています」
――私はこの活動理念に共感し、誰に頼まれるわけでもなく自ら新聞を作りはじめました。
この新聞は「日本で最も美しい村」に暮らしている人たちの言葉。ワイン生産者、養蜂家、パン屋、シェフ、陶芸家、村長さんたちの美しい村づくりへの取り組みなどを掲載しています。
現在34号を発行しました。しかし現在、この新聞は全国でも限られた場所でしか販売されていません。
町や学校の図書館だと、若い人にも手に取りやすいかもしれないな。人が集まる公共の場所などに置いてもらえると、世界はぐんと広がる可能性があるんじゃないかな。
そのような想いで今回のプロジェクトでは新聞を書籍化し、全国にあるさまざまな地域の書店や図書館で手にとっていただけるような挑戦を始めることにしました。是非、一緒に日本中を美しい村にしていきましょう。
東日本大震災後にはじまった日本で最も美しい村への旅
私は震災の翌年から「日本で最も美しい村」を1カ所づつ取材して、季刊誌としての発行を始めました。
最初は私一人のいわゆる手弁当で始めた季刊誌づくりですが、村を一つ訪ねるごとに桃太郎のように仲間が増えたことが、この10年間の継続の力となっています。
記念すべき最初の発行で訪ねた美しい村は群馬県中之条町です。「中之条ビエンナーレ」という国際現代芸術祭を町をあげて盛り上げようとしていました。
中之条町は草津温泉を一山挟んだ場所にあり、良質な温泉地が点在している地域でもあります。現代アートと温泉という組み合わせも面白いと思いました。
そして何よりも、小さな町(村)が自立のために地域資源に磨きをかける活動は、美しい村らしくて季刊誌で伝えたいと思ったのです。
また、Vol.08の長野県中川村の取材を準備していた時のこと。
取材の約束を取る為、ある方にお電話したのですが、「これまでもテレビや雑誌、たくさんの取材が見えたのだけど私たちの真意は伝わらなかった。だからもう取材は受けたくない」とのお話しでした。
最もお会いしたい方のお返事にとても落胆しました。そしてお電話の最後に「前号の季刊誌をお送りします」とだけお伝えし電話を置きました。数日後、その方からお電話があり「季刊誌を読んだけどとても良かった。すぐにでも取材にいらして」とのお返事をいただきました。
その前号は原発事故に会い全村避難を余儀なくされた「飯舘村」の特集でした。初めて季刊誌づくりが認められたようで嬉しかった思い出です。
美しい村新聞の書籍化にお力を貸してください!
2020年12月現在、Vol.34をリリースしています。この季刊誌は毎号5,000部から8,000部を配布してきましたが、現状、限られた場所でしか販売されていません。
コロナ禍もあり、なんだか窮屈さが増している都会の暮らしだから、今こそ「美しい村の言葉」を届けたい。美しい村に触れて欲しい。そんな気持ちから季刊紙の書籍化に思い至りました。
2012年から2020年まで取材した30町村の中から、すでに編集及びレイアウト作業を終えました。
編集作業を終えてみると記事を絞り込んだつもりでも300ページを超えるボリューム。B5判変型というサイズもあり印刷費の見積もりは最初500万円。
そこでさらにページ数を絞り込んだ上で、印刷費をご支援いただこうと、本プロジェクトを立ち上げました。
印刷費は300万円(5,000部)です。本プロジェクトではそのうちの200万円が目標です。
書籍タイトルは「日本で最も美しい村の旅(仮)」ですが、美しい風景はあまり登場しません。全編ほぼポートレイトで構成されています。
この書籍の中で登場するみなさんは、美しい村づくりの実践者ばかりです。そして、旅の魅力は人との出会いです。
その瞬間のようにページを開くとまずその人の表情に視線が注がれ、次に言葉である活字を追う。そんなレイアウトになっています。
それでも人物の背景に映る深い緑や農村風景などから、美しい村の色合いを感じ取っていただけると思います。
書籍化することで、季刊誌はタブロイド新聞での発行でしたが、書籍ではオフセット印刷であり写真を鮮明にお届けできます。
また、書籍化にあたり、「COVID-19」が起こったことから取材者の追加コメントを掲載します。書籍化できましたら、全国の書店において頂く予定です。まちや学校の図書館、生協の通販でも取り扱っていただけるよう働きかけていきます。
地域で働くひとの姿を見て自由な働き方の選択肢を増やしほしい
フランスでは30代を中心とした子育て世代が、都市部から農村部へと移動しています。産業革命ベル・エポックの時代、故郷を離れ都会へと赴いた地方の人々は戻ってきています。
新しい感性を持つ人々が求めているのは自分の意見が届く規模での行政、顔が見える範囲での経済圏に違いありません。それは「最も美しい村」運動のコンセプトです。
現在のコロナ禍の中、観光政策ではなく社会ビジョンとしての「美しい村」は、日本人の働き方においても変化をもたらします。大事なのは自分だけの「仕事」です。
ですが、まだ日本は東京一極集中です。
この書籍に登場する美しい村のみなさんは里山、里海に暮らす人。バックカントリースキーのガイド、ニホンミツバチの博士、島唄の伝道師、ナチュラルワインの作り手、編集者、建築家など、そんな自然の中とともにいきいてきた方たちばかり。
こうした人達の「働き方」「生き方」「生活の仕方」を知っていただける機会を作ることで、場所を選ばす自由に働きたいと思う方の背中を押したいと思います。
「日本で最も美しい村」連合からの応援コメント
日本の美しい景色、美しい文化や伝統は、そこに住むひとの生活の営みによって守られています。ジュリアーノさんは長きに亘り、美しい地域を守っているその大切な日常を言葉で綴り、日常の空気を切り取り、私たちに伝えてくれています。
読むひとの心を動かし、地域に誇りを生み出し、日本の小さな町村を守り伝えるパワーとなっています。もっと多くの皆さんに、ジュリアーノさんが見出した美しい村のものがたりを知っていただきたいと私たちは願っています。
***
※ 2021年07月31日(土)までに書籍の発行を終えたことをもってプロジェクト完了となります。
※ 本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
グラフィックデザイナーです。自転車レース、ツール・ド・フランスやジーロ・デ・イタリアで見られる美しい村と笑顔の人々。そんな美しい村づくりを日本で目指しています。日本中を美しい村に!
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円
【応援コース】お礼のメール(5千円)
・お礼のメール
※ご支援のほどんとを活動費用に充てさせていただきます※
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
8,000円
お礼のメール + 美しい村新聞最新号
・お礼のメール
・『季刊 日本で最も美しい村』最新号(1部)をお届け
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 100
- 発送完了予定月
- 2021年8月
5,000円
【応援コース】お礼のメール(5千円)
・お礼のメール
※ご支援のほどんとを活動費用に充てさせていただきます※
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
8,000円
お礼のメール + 美しい村新聞最新号
・お礼のメール
・『季刊 日本で最も美しい村』最新号(1部)をお届け
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 100
- 発送完了予定月
- 2021年8月
プロフィール
グラフィックデザイナーです。自転車レース、ツール・ド・フランスやジーロ・デ・イタリアで見られる美しい村と笑顔の人々。そんな美しい村づくりを日本で目指しています。日本中を美しい村に!