プロジェクト終了報告
室戸ドルフィンセンター「人もイルカもハッピーになれる体験をプレゼント」にご支援頂きました皆様へ
今回のクラウドファンディングのプロジェクトの実施が終了しましたので報告いたします。
【プロジェクトの実施報告】
・プロジェクト内容:障がい児・者に向けたイルカ特別ふれあい活動
特別枠を設けて人数を制限し、対象者一人ひとりに合ったペースでイルカとのふれあい体験していただく。
・実施期間:令和3年7月1日~9月30日
・参加者:58名
・家族参加:25名
*活動の参加の流れ*
体験日より前に保護者の方にアンケートに回答いただきます。
アンケートの内容は普段のご家庭での様子や呼び方、日常で取り組んでいること、スタッフに気を付けてほしいことなど。
そのアンケートを事前にスタッフ間で共有しておきます。
体験前に水着やウェットスーツに着替えます。安全に参加をしていただくために、必ず必要です。
何気ない会話をしながら参加者の緊張をほぐしたり、親御様とコミュニケーションをとります。
着替えが終わるとイルカとふれあう時の最低限の注意事項を説明し、準備運動をしてイルカのいる海へ向かいます。
イルカの住む海は足がつかない深い海です。参加者はウェットスーツを着用するので必ず浮きますが、不安が強く怖がる場合は浅瀬で浮く練習をしてから海へ入ります。
私たちドルフィンキーパーは参加者に無理強いはしません。一歩踏み出そうと躊躇している場合は安心して踏み出せるようサポートします。
イルカとふれあう前は緊張で顔こわばってしまう参加者も多くいましたが、人と遊ぶことが大好きなむろドルのイルカ達とふれあうと、みんな自然と表情が和らいできます☺
参加者が笑顔になると保護者の皆さんも笑顔になります。
今回とても印象深かったのが、初めて参加してくれた中学生の男の子。
一回目は海に入る事を断固拒否!しており、イルカのいる海に近づくことも出来ない状態でした。結局その日は一度も海に近づくことなくプログラムが終了となりました。
ですが本人も心残りがあったようで2回目の参加時は、絶対入る!と意気込んでやって来ました。
開始時はやはり躊躇しており、今日も入らないと言っていましたが、周りの助けもあり、どうにか勇気を出して海に入りました。海の中ではキーパーにしがみついて怖い!もう上がる!と何度も言っていましたが、実際にイルカが近くに来ると、ジッとイルカを見つめ、イルカと心を通わせたような感じで、触れ合っていました。
体験が終了した後は楽しかった!という声も聞く事ができました。
また、体験後の自信に満ち溢れた表情はとてもとても輝いており、この活動を行って良かった!と思える瞬間でありました。
コロナウイルス感染拡大に伴う主要都市の緊急事態宣言や高知県の蔓延防止等重点措置の適用があり、残念ながらキャンセルを余儀なくされた方が複数名いらっしゃいましたが、
皆さま来年こそはぜひ参加したい!と仰ってくださいました。
本活動を今年だけのものにすることなく、来年以降も障がいの有無限らず全ての人をハッピーにできる体験を提供し続けられるように、今年の活動で得た経験を元により良い活動になるようスタッフ一同頑張ってまいります。
改めまして、この度は室戸ドルフィンセンターのプロジェクトにご支援いただきまして、誠にありがとうございました。
今回のプロジェクトは終了いたしますが、今後も普段のむろドルの様子を新着情報でお届けしていきます。また、各種SNS等でも情報を発信して参りますので今後とも、室戸ドルフィンセンターの応援をよろしくお願いいたします。
是非是非、皆様機会がございましたら室戸ドルフィンセンターを訪れて、ハッピーなイルカとの触れ合いを楽しんでください。
【収支報告】
*収入*
支援金額合計:1.554.218円
*支出*
・READYFOR手数料:288.769円
・イルカふれあい特別活動費58名・家族参加費25名:915.000円※
※参加条件を3日コースのみにせずに1回コースの参加者、およびそのご家族を無料対応とした。そのため、予定対応者数を超えて、皆様のご支援を利用者へ還元することができました。
・リターン準備費(リターン作成費、発送費):175.600円
・宣伝広告費・通信費(チラシ作成等、ご案内送付費用):59.419円
支出合計:1.438.788円