聴覚障がい者が解説!博物館の手話ガイド育成支援プロジェクト
寄付総額
目標金額 1,150,000円
- 寄付者
- 92人
- 募集終了日
- 2019年6月7日
ウクライナ危機|女性や子どもが自ら未来を描くために継続的なご支援を
#国際協力
- 現在
- 2,100,000円
- 寄付者
- 85人
- 残り
- 44日
国立科学博物館マンスリーサポーター|地球の宝を守りつづける
#子ども・教育
- 総計
- 643人
【毎日営業の第三の居場所】地球の子供食堂と宿題Cafeひがしく店
#まちづくり
- 総計
- 51人
ほうぼくサポーター募集!「ひとりにしない」社会を一緒に作りませんか
#子ども・教育
- 総計
- 24人
不安な将来をみんなで解決!"いしいさん家"サポーター大募集!
#まちづくり
- 総計
- 15人
制度化に取り残された障害児の為の施設訪問アドボカシー活動
#地域文化
- 総計
- 2人
一人の子どもや若者も取り残さない社会を|マンスリーサポーター募集中
#まちづくり
- 総計
- 1人
プロジェクト本文
終了報告を読む
ページをご覧いただき、ありがとうございます。
国立大学法人筑波技術大学教授の、生田目 美紀(なまため みき)です。
2014年から、博物館への情報アクセシビリティ調査や、国内外での視覚・聴覚障がいに対する先進事例などの調査、茨城県内の文化施設と障がいのある方々との意見交換会、水族館での手話コンテンツの実証実験などを実施して来ました。
大学では、科学系博物館・美術館・水族館・動植物園などにおけるユニバーサルデザインや情報アクセシビリティの研究をしています。学生には、聴覚障がいに関わらず、誰にとってもわかりやすい、直感的に理解できるような情報はどのようなものなのか、どのような工夫をすれば良いのかなど、情報デザインを教えています。
これまでの研究活動を通じ、科学系博物館では、視覚や聴覚に障がいのある方に対応をしていきたい気持ちはあるが、どうしたら良いのか、どこから始めれば良いのかわからない、予算の関係でできないことが多いなどの現状がわかりました。
一方で、視覚や聴覚に障がいのある方で、科学系博物館を利用したことがない方はほとんどおらず、小さい頃から大人になっても、公的な学校行事や、家族・友達とのプライベートでも訪れていることもわかりました。
科学系博物館に行って、解説を受けたことにより、世界が大きく開くことを経験された方は多いと思います。しかし、もしそこで情報を得ることができなければ、そのような経験は得られません。できるだけ多くの人が楽しめる工夫が必要だと痛感しました。
そこで今回、誰もがより楽しみ、より学べる科学系博物館の実現を目指して、聴覚障がい者ボランティアさんの育成をするためのプロジェクトを立ち上げました!
ぜひ皆さまの温かいご支援を、よろしくお願いいたします。
皆様からいただいた寄付金は筑波技術大学に入金され、社会貢献事業として本プロジェクトで活用させていただきます。
「もっと知りたい!もっと学びたい!」その気持ちは、小さな子供からお年寄りまで、みんなが持っているものです。
そして、そんな気持ちを引き起こしてくれる「楽しい学びの場」は、学校外にもたくさんあります。科学系博物館も、その一つだと思います。
しかし現在、日本国内の科学系博物館で、手話通訳案内が導入されているところは、ほとんどありません。
2016年度実施した全国調査結果では、ビデオ動画などの音声付き展示に対して、64%の施設は、字幕をつけるなどの配慮をしていませんでした。(97件/151件)
また、貸出用展示解説機器は、ほとんどが「音声ガイド」です。
実際、過去の調査では、聴覚に障がいのある方々から、
「放送とスタッフが話している内容がわからない」
「手話通訳がいないので知りたいことを知ることができない」
「解説説明は音声がほとんどなので困っている」
「楽しめないので積極的には行かない」
などという意見が多く寄せられました。
十分に情報が得られない科学系博物館に遊びに行っても、「科学系博物館はつまらない」「積極的に行きたくない」という現状を作ってしまい、「楽しめない&学べない&発見できない」ということになってしまいます。
一方、聴覚に障がいのある方々を対象にした、解説を携帯端末で見られるようにした水族館や博物館の実験では、
「知らなかったことを知ることができ、新しい発見ができて楽しかった」
「友達とワイワイしゃべりながら展示を見ることができて楽しかった」
「普段の鑑賞では知ることのできない、細かい情報を得ることができた」
「楽しい発見がたくさんあった」
「もっとゆっくり色々なところに歩き回りたい」
「ワクワクした」
という意見が寄せられました。また、参加者全員が「また行きたい」と回答してくれました。
聴覚に障がいのある方にとって、わかりやすい展示や案内は、子供や高齢者はもとより、多人数・混雑時の鑑賞まで対応が可能であり、多くの方にとってわかりやすい展示や案内になります。
また、科学系博物館で必要とされる専門用語手話は、そのものや現象などの特徴を、見てわかるように表しています。手話を通して科学を知ることは健聴者や小さな子供にとっても学びが深まると考えます。
そんな経験をより多くの方にしてもらえるように、今回皆さまからいただきましたご支援で、手話を活かして活動する、聴覚障がい者ボランティアを3名養成したいと思います。
2018年度の調査で、「どのような展示やイベントがあると文化活動が楽しめるようになりますか?」という質問に対し、「文字や手話で楽しめる展示やイベント」と回答した聴覚障がいの方が47人(70人中)もいらっしゃいました。
一方、博物館が大好きで関わりたいと思っている聴覚障がいの方もおられることがわかりました。大学には、将来博物館での情報保障の研究をしたいと夢見ている聴覚障がい学生もおります。
ボランティア面接やボランティア養成研修の時に、手話通訳をつけるなどのお手伝いをいたします。ぜひご一緒に活動してみませんか?
今回は、3名という少ない人数からのスタートになりますが、このプロジェクトを、聞こえる聞こえないに関係なく、誰もがワイワイと楽しめる文化施設作りへの第一歩にしたいと考えています。
《ボランティア養成プログラム スケジュール》
【6月〜7月】
ボランティ希望者募集案内&ボランティアを必要としている科学系博物館の把握調査開始
↓↓
【7月〜8月】
両者のマッチング作業
↓↓
【9月】
ボランティア志望者面接・面談
↓↓
【10月〜12月】
ボランティ志望者研修(研修回数は博物館により異なる)
↓↓
【12月】
ボランティア養成の終了&当該博物館での手話ガイドツアーなどのご案内&手話ガイドをご希望される団体の方へのご案内
みなさまから頂戴したご支援は、大切に、以下のように活用させていただきます。
・面接時や研修時の手話通訳派遣費等 (情報保障関連費用) (3人育成分) 883,700円
・通信費&交通費&手数料 266,300円
本プロジェクトを通して得られたノウハウや知見は、より多くの方に知ってもらい、役立ててもらうために、様々なメディアを通じて公表していきたいと考えています。
このプロジェクトが達成しましたら、次なるボランティア養成を準備し、ゆくゆくは「ボランティア希望の方と、ボランティアを必要とする施設をつなぐ『ハブ』」を作りたいと考えています。
ボランティアを通して、聴覚障がい者の方もそうで無い方も、自分のことを振り返り、楽しんで生きていけるような世の中を作る第一歩にしたいと思います。
「誰もが一緒に楽しめる科学系博物館」を実現するために、どうぞご支援をお願いいたします。
《関連サイト紹介》
アクアワールド茨城県大洗水族館と一緒に試験的に運営しているサイトです。
皆様のお声を集めるためのアンケートサイトもあります。よろしければご覧ください。
個人的には「クラゲ」の手話が可愛くてオススメです。
★水族館アンケート
==========================================
筑波技術大学へのご寄附に対しましては、確定申告を行うことにより、税制上の優遇措置が受けられます。(詳細はこちら:http://www.tsukuba-tech.ac.jp/kikin/kikin_05.html)
《優遇措置の内容》
■ 個人でご寄附をされる場合
〔所得控除〕
総所得金額等の40%を限度とする寄附金額について、2,000円を除いた額が所得額から控除されます。(所得税法第78条第2項第2号により「寄附金控除」の対象となります。)
〔個人住民税の軽減〕
お住まいの都道府県・市区町村が、条例で本学を寄附金税額控除の対象として指定している場合、総所得金額等の30%を上限とする寄附金額について、下記のとおり翌年の個人住民税額から控除されます。
・都道府県が指定した寄附金 [寄附金額-2,000円]×4%に相当する額・市区町村が指定した寄附金 [寄附金額-2,000円]×6%に相当する額 ※都道府県・市区町村の双方が指定している場合は10%となります。
その他、ご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。
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プロフィール
博物館・美術館・水族館・動植物園など教室の外での学びが大好きです。大学では、聴覚に障害のある学生に、ユニバーサルデザイン・アクセシブルデザインや情報デザインを教えています。 誰もがみんな一緒にワイワイ楽しんで、発見して、感動する経験ができる!そんな世の中になって欲しいと思っています。 ※写真の手話は「つながり」です。多くのみなさまと館・園をおつなぎできたらいいなと思って表現してみました。 モフモフ系(犬猫)大好きです!毎日の目標は30分でおかず&おつまみ4品以上作ること(味の保証はないです)。休日はたまにバイクに乗っています。
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ギフト
5,000円
【手話ガイド育成を応援!】活動報告書をお届けします。
・Webサイトにお名前掲載(ご希望者のみ)
※ご希望の方は、支援時に必ずご希望のお名前をご記入ください。記入がない場合は、希望しないと認識いたします。ご了承ください。また特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
・サンクスメール(e-mail)
・活動報告書(PDF)
・寄附金領収書
※寄附金領収書のお名前は、リターン送付先にご登録いただいたお名前となります
(2019年12月末までに送付します。なお、領収書の日付は、Readyforから筑波技術大学に入金のある2019年7月の日付となります。)
- 申込数
- 53
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
10,000円
【手話ガイド育成を応援!】ゆびもじ覚えてみませんか?
・指文字学習ソフト「ゆびもじ練習あいうえお(デザイン:原田泰&生田目美紀)CD-ROM」をプレゼント
(相手側と自分側の両方からの指文字が同時に覚えられます。形の語源をかわいいアニメーションで提示します。書店では買えません。)
・Webサイトにお名前掲載(ご希望者のみ)
※ご希望の方は、支援時に必ずご希望のお名前をご記入ください。記入がない場合は、希望しないと認識いたします。ご了承ください。また特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
・サンクスメール(e-mail)
・活動報告書(PDF)
・寄附金領収書
※寄附金領収書のお名前は、リターン送付先にご登録いただいたお名前となります
(2019年12月末までに送付します。なお、領収書の日付は、Readyforから筑波技術大学に入金のある2019年7月の日付となります。)
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
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- 2019年12月
5,000円
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・寄附金領収書
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(2019年12月末までに送付します。なお、領収書の日付は、Readyforから筑波技術大学に入金のある2019年7月の日付となります。)
- 申込数
- 53
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10,000円
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プロフィール
博物館・美術館・水族館・動植物園など教室の外での学びが大好きです。大学では、聴覚に障害のある学生に、ユニバーサルデザイン・アクセシブルデザインや情報デザインを教えています。 誰もがみんな一緒にワイワイ楽しんで、発見して、感動する経験ができる!そんな世の中になって欲しいと思っています。 ※写真の手話は「つながり」です。多くのみなさまと館・園をおつなぎできたらいいなと思って表現してみました。 モフモフ系(犬猫)大好きです!毎日の目標は30分でおかず&おつまみ4品以上作ること(味の保証はないです)。休日はたまにバイクに乗っています。