プロジェクト概要

 

興隆寺ではこれまで、お参りに来られた方、地域の方に

ご協力いただきながら修復を行なってきました。

 

しかし現在、妙見社の雨漏りが深刻化を増す一方

このままだと倒壊の恐れもあると言われています。

 

修復に必要な資金は1,800万円

 

私達の力だけではこの莫大な資金は用意できません。

 

このプロジェクトを通して

1人でも多くの方にご協力いただけたら幸いです。

 

 

昔は護摩堂や観音堂などがあったが、

今残るのは釈迦堂と妙見社、梵鐘のみ。
これ以上失われることがないように

 

はじめまして、興隆寺妙見社修復プロジェクトの米本太郎です。私は山口県を中心に鷺流という家元が途絶えた狂言の流派を伝承する活動をしています。その活動のひとつとして、大内氏の室町時代から江戸時代末期まで興隆寺で行われていた二月会(にがつえ)を再興し、狂言を中心として様々な芸能が楽しめる活動を続けています。

 

現在、興隆寺妙見社は屋根が傷み、雨漏りがひどく、内部の劣化を引き起こし、今の状態では、何年かのうちに倒壊の恐れもあり、参拝者の安全にも影響が出る可能性があります。

 

これまでも地域の皆様に協力いただき、床や回廊の修復を行なってきましたが、今回も屋根の葺き替えをするための大規模な工事が必要となります。

 

そのため、興隆寺妙見社修復プロジェクトを立ち上げ、地域の皆様や、歴史や文化に興味のある人に周知し、支援を募ることにいたしました。どうか皆様の暖かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

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家運隆盛、事業発展の神様とされていた妙見社

 

興隆寺は推古天皇21年(613年)に琳聖太子によって創建されたと伝えられています。 大内茂村が、天長4年(827年)に妙見社を勧請し、中世に隆盛した大内氏は興隆寺を氏寺、妙見社を氏神として永く信仰してきました。

 

この興隆寺妙見社で、毎年二月会再興を目指すイベントを行なってきましたが、市原修俊住職に話を伺うと、今は応急措置として屋根を塗り直し、一時的に雨漏りは止めていますが、屋根の老朽化により雨漏りがひどく、建物内が水浸しになり、内部の劣化を引き起こしている状況を知りました。

 

また、釈迦堂内の木造釈迦如来坐像は、山口市有形文化財に指定されており、地域の大切な文化財の腐食にもつながります。

 

今の状態では、建物自体が何年かのうちに風雨に耐えられなくなり、倒壊の恐れもあります。すぐにでも直さなければより大きな費用負担が必要となるだけでなく、参拝者の安全にも影響が出てしまいます。

 

しかし、屋根の葺き替えをするためには大規模な工事が必要となり、総工費は約1800万円かかります。興隆寺は檀家の無い寺で、その費用は寄付が無ければ全額住職の負担となってしまいますが、到底負担できる額ではありません。

 

ブリキにより腐食した屋根
屋根裏側の腐食と雨漏り

 

今回のプロジェクトについて

 

興隆寺妙見社には本殿と釈迦堂があり、すべての工事をするとなると1,800万円という莫大な費用が必要になります。

 

今回のクラウドファンディングはAll or Nothingのため、目標金額に達しなければ資金を受け取ることができません。

 

興隆寺を大切に想う1人として、全ての修復を目指したい気持ちはありますが、まずは本尊が置かれている釈迦堂の屋根の葺き替え工事を目標とします。総額で700万円かかるうち、自己資金でも補填することが難しい500万円を第一目標とさせていただきます。

今回の工事では、ブリキの屋根を銅板にします。ブリキの方が安価ではありますが、度々塗り替えをしなければならず、将来的にはかえって負担が大きくなってしまいます。また、現在はブリキの工事はできないと委託業者から言われており、初期費用はかかりますが、長持ちする銅板での工事を行います。

 

ブリキと銅板の比較

■ブリキ
初期費用:約800万円
修繕期間:8~10年で塗り替えをして、50年弱
     塗り替え1回で約200万円、50年の間に5,6回塗り替えが必要
■銅板
初期費用:1800万円
修繕期間:7,80年、その間に塗り替え等原則必要なし

 

修復終了後には、工事終了の供養祭を行ない、ご支援下さった皆様にお披露目をしたいと考えています。

 

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多くのものが失われた興隆寺に残る妙見社を

これからも多くの人に訪れてもらう場所に

 

今回のプロジェクトを通じて、改めて興隆寺妙見社のことを知ってもらい、多くの人に訪れてほしいと考えています。

 

明治維新以降、真光院、東照宮、宝乗坊、安楽坊、常楽坊、安禅坊、宝積坊、妙泉坊、観音堂、山王社、護摩堂が他の寺社に移されたり、老朽化し取り壊されたものがあり、多くのものが失われました。現在は本尊の木造釈迦如来坐像が安置されている釈迦堂と妙見社、国の重要文化財に指定されている梵鐘が残っています。

 

日頃の整備や管理は住職の市原修俊さん自身が重機等を使ってされていますが、個人で出来ることには限りがあります。元々どなたでも参りやすい興隆寺ですが、今回の修復が無事に完了した後は、より多くの皆様に訪れてもらえるように報告、告知をしていきたいと思っています。

 

 

山口県では、地域の魅力に気づいていない人が多いのも現状です。上方志向が強く、東京に対するコンプレックスや憧れが強い町です。しかし、中世のころは京の都が荒廃していた分、西の都と謳われ、とても繁栄していました。

 

そのころの文化が形を変え、歴史を積み重ね、今の山口につながっています。大内文化というのは、過去の遺産ではなく、その積み重なった歴史そのものだと考えています。

 

興隆寺も明治に衰退し、過去のものと考えられてしまいますが、今現在、地域の人達に親しまれ、正月や節分には多くのお参りがあります。地元の園児や小中学生も歴史の学習で訪れます。

 

住宅街の奥にある山のふもとにひっそりと建つその姿は、歴史の勉強だけでなく、今に残る伝統的な風情、これからも残していきたい風景だと思います。

 

まずは地元の方、それから県内、県外、そして海外の人にもふらっと立ち寄ってもらうことで、興隆寺の空気、時間を感じてもらえると嬉しいです。どうかそのための一歩を応援してください。

 

興隆寺住職の市原修俊です。

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プロジェクトメンバー紹介

 

市原修俊(興隆寺住職)

私には、それほどの知恵もなく、これまではお参りいただいている皆様方に修復・復興のお願いをしながら、少しずつではありますが、改修に努めてきました。しかし今回、屋根の全面改修が必要になってきまして、大変困っております。何せ、檀家を持たない山寺ゆえに、多額な資金は集まりにくく、高額な工事はなかなか難しいのが現状です。これまで何百年もの歴史を持つ、お堂や神殿を何とか修復して、中にある仏像などを、現状よりも悪くならないような状態で、後世に引き継ぐことが、現在このお寺の維持管理に当たっている私の仕事であると考えています。どうか、このような実態をご理解いただき、多くの皆様方のご支援ご協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。

 

 

米本太郎

山口鷺流狂言保存会萬世話方

二月会再興実行委員会委員長

山口で芸術に親しむ会会長

地元に愛着を持ち、人と人とのつながりを大切にしていきたいと思っています。自分にできることは関わってくださった皆様に声を届けることだけですが、少しでも応援していただけると嬉しいです。

 

 

中村理恵(有限会社中村民芸社 専務取締役)

リターンの工芸品をご用意させて頂きます。地域に残る貴重な興隆寺妙見社が後世に渡り残されていきますよう広報にも協力させて頂きます。

 

 

 

眞鍋喬之介(有限会社アート・フリース代表取締役)

これまで興隆寺で行われてきた山寺コンサートで、オリジナル商品作成に協力させていただき、現地にも伺いました。山々に囲まれ、地域の皆様に温かく支えられている雰囲気がとても素晴らしく感じました。多くの方に知っていただき、残していけるようご協力させていただきます。

 

 

松前了嗣(山口市郷土史家)

妙見とは北辰、すなわち北極星を意味します。宙天に輝くあの星は、大内氏や毛利氏の時代を経て、現在に至るまで、歴史の変遷をしずかに見守り続けています。 私たちも、過去から現在まで、脈々と受け継がれてきた大内文化の光を、絶やすことなく、守り続け、未来へと繋げていこうではありませんか。

 

氷上山興隆寺にあります妙見社は、11代・大内茂村が、周防国都濃郡降松(現・下松市)にある妙見社を氏神として勧請したもので、歴代当主から厚く崇拝されました。


拝殿は、山口特有の楼拝殿形式で、もとは興隆寺の後山の麓にありましたが、明治に入り現在の地に移されました。また、境内にある31代・大内義隆の寄贈による梵鐘は、国の重要文化財に指定されています。

 

全盛期、興隆寺一帯には、100余りの僧坊が建ち、500人の衆徒が住んでいたといわれています。また、幕末期、境内にあった真光院などには、攘夷監察使一行や公家、藩主父子ら多くの要人が訪れており、藩の迎賓館として、重要な役割を果たしました。

 

 

プロジェクト応援メンバー紹介

 

山本志穂さん

興隆寺は、幼少の子供を連れて毎日お散歩に行きたくなるような、日々の生活の中に溶け込んでいるとても身近な場所です。一般的なイメージかどうかは分かりませんが、「お寺」というと、荘厳、格式高いなどのイメージが私にはあります。


そういうお寺ももちろん大切にしたいお寺なのですが、興隆寺のような「大内氏の氏寺」という古い歴史を感じながらもなぜか心休まる居心地の良いお寺は、地域にとても必要不可欠な存在ではないかと思っています。


本当に誰でも立ち寄りやすいお寺です。ちょっとひと休みしたくなるような。悩んだときに境内で一人ゆっくり物思いにふけりたい。というときにも。


また、私は興隆寺の鐘の音がとても好きです。重厚な響きで、余韻がいつまでも胸の奥に残るような素敵な梵鐘の音を、皆様にもぜひ一度聴いていただきたいと思います。 


子供たちと毎日散策しながらふらりと興隆寺の境内に立ち寄り、ひとしきり遊んで鐘をついて帰る。そういう雰囲気がぴったりのお寺です。

 

リターン

 

今回、このプロジェクトではリターンにできる限り費用をかけないことで、クラウドファンディングの手数料を差し引いた多くの資金をプロジェクト実行費用に充てさせていただきたいと思います。


それでも、気持ちだけでもとの思いで金額に合わせて興隆寺妙見社のお札やお守り、大内塗などのリターンをお届けします。大内塗は山口の伝統工芸で、最近はいろいろな種類ができて、若い方にも大変人気です。今回は大内に工房を持つ中村民芸社様に協力をいただき、ご用意させていただきます。また、葺き替え工事が済んだ際に行う供養祭のご案内をします。本年11月頃に工事を終える予定ですので、供養祭はその後に開催予定です。

 

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