大量の野良猫犬が命を落とす動物医療過疎地に、不妊去勢専門病院を！

 

 

 

 

 

🐾🐾 因島で、緊急で必要なのは、不妊去勢手術専門のクリニック

 

 

特定非営利活動法人西日本アニマルアシスト理事長・箱崎 千鶴です。主に広島県尾道市因島に事務所兼保護施設を置き、これまで20年にわたって地域野良の繁殖制限を始め、地域動物問題の苦情処理、動愛法の啓発活動や里親活動など「殺処分･収容動物ゼロ！」を胸にさまざまな活動に取り組んできました。

 

因島島内には現在2クリニック存在しますが、野良は一般診療よりも優先度が下がるため、不妊去勢手術を請け負ってくれる協力獣医師が存在しません。野良に関しては、完全に医療過疎地になりTNR及び地域猫活動を実施するには本土にわたりおこなう必要性があり、本土での野良の手術も進んでおらず飽和状態にあります。

 

 

そこで今回、皆様からいただいたご支援で、本年度から野良に対して動物医療過疎地に転じた島(尾道市因島)で不妊去勢手術専門院を開院し、島内で増え続ける野良の繁殖対策を進めてまいります。

 

 

殺処分ゼロ実現のために必要なこと

①不妊去勢手術
②終生飼養
③未来を担う子供達への動物愛護教育(生命の授業)
④動愛法の周知
⑤無責任な餌やりに対するケア

 

 

 

広島県尾道市は、「動物遺棄の多い地域」、「無責任な餌やりの多い地域」、「動物に対する認識の低い地域」、「気候が温暖なため動物が繁殖しやすい地域」などさまざまな要因が重なり、「広島県内で収容頭数1位」につながっています。

 

尾道市中でも｢因島｣は収容頭数が非常に多く、島内で繁殖し続け、増えてしまうためです。

 

広島県動物愛護センターホームページより抜粋：https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/180/hogohikitoritounogenjou.html

このグラフから、特に犬においては野良犬・迷子犬の保護・引き取り件数が圧倒的に1位となっていることがわかります。

 

🐾🐾 プロジェクトで実現したいこと

 

人間と猫の双方にメリットがある次世代不妊去勢専門クリニック

 

保護して不妊去勢手術をする猫について、「身体の負傷箇所」や「歯の状態」をチェックして、最善のケアを行います。長生きを目的として、できる限りの治療を済ませ、メス猫や体調不良の猫に関しては入院させ回復してからリリースすることを徹底します。
 

飼い猫と遜色ない手術の実現を、私たちは目指します。

ここで暮らす人たちの中には、猫が好きな人もいれば嫌いな人もいます。リリースした後、猫が増え続ける状況を打開して、見守ることができる範囲で地域猫としてサポートしていくことは、人間の生活の場を守ることにもつながります。

決して手術して終わりではなく、共存の楽しさと難しさをバランスよく伝えていくことが私たちの役割だと思っています。

 

 

ボランティア他団体との連携

 

私たちだけでなく、他のボランティア団体とも連携をとりながら、この地域にいる野良猫たちの命を助け合いたいと思っています。

現在存在するクリニックでは、野良の優先度が下がってしまうため、私たちの不妊去勢手術専門のクリニックが開院することで、他のボランティア団体にとっても、活動がしやすくなります。必要な時に、臨機応変に不妊去勢手術を受けることができるようになるのです。

 

このクリニックは、そうした地域の他団体との連携を強める場となります。

ゆくゆくは、不妊去勢手術の料金をおさえたり、島の方優先での無料チケットを配布するなど、とりこぼしがないような取り組みをしていきたいと考えています。

 

 

 

地域のボランティアの皆様とも連携しながら、動物と人とが共生できる社会を、少しずつ無理なく実現していきたいと思っています。

 

 

 

たくさんの可哀想な生命が産まれています。皆さんは【この猫の末路を知っていますか？】

 

 

⚫飢えに苦しみ餓死
⚫交通事故死
⚫母猫の母乳を止め交尾するため雄猫に殺される
⚫凍死
⚫カラスに目玉をくり抜かれ背中の肉をつつかれ内臓を出させる
⚫人に寄っていけば虐待される恐れ

 

【生きていける子はほんのわずかの生命です】

 

私たちに保護され、奇跡的に生きることのできる生命。その子たちを一匹でも多く幸せな家族につないでいきたいです。

 

 

🐾🐾 最後に

 

本年度から野良に対して動物医療過疎地に転じた島(尾道市因島)で不妊去勢手術専門院を開院し、島内で増え続ける野良の繁殖対策はもちろんのこと1825日(5年)計画で不妊去勢手術を施し、野良の繁殖制限から減少を試みます。

 

動物医療過疎地である尾道市因島はもちろんのこと、ゆくゆくは交通手段に制限のある周辺島方を含み、本土である尾道市の野良に対する不妊去勢手術待ちが膨れ上がってパンク状況が慢性的に続く状況を解消し、尾道市を中心に隣市町、隣県も利用を普及させたいと思っています。

 

譲渡対象である犬猫に関しては、里親募集をし家族へつなぐチャレンジ。地域にさまよい「無惨に死んでいく」犬猫の頭数の減少に取り組み、人と動物の共生実現へ。

 

野良犬猫の動物医療過疎地というピンチを、このクラウドファンディングという機会を通して啓発のチャンスに変え、このようなプロジェクトを立ち上げることを決断しました。協力者の皆様に感謝申し上げます。

 

 

私たちは、重篤な傷病動物を抱え、仮眠を繋いで介護にあたりながら、地域の野良を減少させなければ殺処分ゼロにはならない想いで、奮起しています。

 

しかし、私たちのこの活動が必要ない世の中になることが一番の願いです。動物問題が解決し、地域で猫たちを見守り、暮らしていける日のために。

 

野良に対しても、必要な時に不妊去勢手術を行うことができる専門クリニックの開院へ。皆さんのご支援で小さないのちを救うチャンスをください！
 

 

※平成25年9月27日に岡山県と広島県で特定非営利活動法人 西日本アニマルアシストを発足させました。

詳細な活動報告は西日本アニマルアシストFacebook（https://www.facebook.com/n.animal.assist/）にて随時更新中ですので、ぜひご覧ください。

 

※広島県での殺処分はドリームボックスは稼働しておらず、1部の収容動物に対して行われています。

 

 

🐾🐾 応援メッセージのご紹介

 

｜NPO法人 ねこだすけ 代表理事 工藤 久美子 さん

 

 

 

｜元広島県愛玩動物協会代表 宮崎 誠 さん

 

 

 

｜オキエイコさん（イラストレーター）

 

 

 

｜スギヤマ カナヨ（絵本作家）

 

 

▼応援イラスト

「み〜んな福猫になって、福を招く！」緑のハートの意味は新しい出会い。青いハートの意味は揺るぎない愛。

 

 

🐾🐾 NAAサポーターの皆さま

 

｜東ちづるさん

 

 

｜広島県でタレントをされている松本裕見子さん

 

｜広島県でタレントをされている西田篤さん

 

｜ギタリストの森本ケンタさん

 

 

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