ストレイキャットクリニック4年目に突入しました！

西日本アニマルアシストご支援者の皆様へ

 

お陰様で西日本アニマルアシストの不妊去勢手術専門病院(ストレイキャットクリニック)は4年目を迎えることができました。

手術頭数は2000頭を超え、多くの負傷疾病の猫たちに治療を施し、協力獣医師も増えご尽力頂けるクリニックへとステージは上がってきました。

クラウドファンディング達成時に皆様と交わしたお約束は、私たちの髄にございます。

 

【⠀人間と猫の双方にメリットがある次世代不妊去勢専門クリニック】

【1頭でも家族につなぐチャレンジ⠀】

 

ご支援者の皆様と我々は、達成の瞬間から今日まで固く手を繋ぎ、頂戴した想いとご支援を形にと東奔西走の日々を過ごしております。

動物福祉・適正飼養を実現するため、荒波に飲まれては浮かび上がる、苦しい航海は続いています。

今一度、どうか私たちに励ましのお言葉をお寄せください。

 

今日までの取り組みは確実に実りつつ、皆様へ嬉しいお知らせです。

昨年度、尾道市と意見交換の際に提言しておりました事業が本年度実現しました。

尾道市では独自の取組として、飼い主のいない猫への補助金事業を新事業としてSTARTしました。

我々の長年の悲願が一つ達成しました。

 

事業START当日に定員に達しました。

https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/soshiki/15/75717.html

 

広島県下では多くの地域猫活動地区を誕生させました。

 

器材は捕獲器74台ケージ類42台と116台を保有し、地域へ無償にて貸出を実施しており、有事の際のペット防災にも備えています。

 

動物を取り巻く問題の背景には【⠀人側の問題】が必ず隠されています。

地方の背景では、殆どが高齢者にまつわる御相談が多く、多頭崩壊も多発しています。

人の問題も猫の問題も同時に解決に向かわせるための受皿を尾道市で作って参ります。

 

 

支援の必要な方人に寄り添いながら、猫たちの福祉を実現し、地域をつなぐ為に我々は地域と共に歩んでいます。

 

誰一人排除せず、地域のコミュニティを円滑にすることが、必ずや猫の福祉へ繋がってゆきます。

 

譲渡に関しては譲渡数を伸ばすのではなく、適切な譲渡を実施しています。

早期不妊去勢手術・マイクロチップはマストとし、ペットを飼う喜びを普及するために譲渡条件のハードルは低めです。譲渡条件のハードルを上げて譲渡するケースは後の飼い主と猫を知らないことが殆どです。

我々は譲渡後の飼い方相談・健康相談をLINEグループを個別に作成したり、公式LINEなどでサポートを継続しています。獣医師・愛玩動物看護師が末永く、里親様に伴走しており、多くの方に喜ばれています。

 

 

 

 

並行して尾道市・尾道市教育委員会・尾道エフエム放送の後援を受け、子供たちに生命を慈しむ写真展を開催しました。

尾（おの）猫写真展2023

予想を上回る大盛況でした。

ご来場者様1984名（尾道市役所2日間で433名様）
西日本アニマルレンジャー（子供達を中心とする猫の見守り隊）はなんと366名の誕生でした。
尾道の風景に溶け込むかわいい猫たちの姿だけではなく、かわいそうな猫たちの姿を通して、多くの方達と、尾道の猫について理解を深めることができ、考える契機を頂きました。

子供達は西日本アニマルレンジャーの会員証を胸に笑みを浮かべ、缶バッジ作成など夏休みの思い出に作りになってくれていたら本望です。

本当に素晴らしい写真展を開催することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

引き続き

皆様と想いを一つにし、我々の威信をかけて形にして参ります。

皆様の御支援に改めて感謝し、尾道から日本に発信いたします。

 

特定非営利活動法人 西日本アニマルアシスト

代表理事  箱崎千鶴

社員一同