長野県の被爆者に願いを聞き取り、未来につなげたい！

▼自己紹介

核兵器禁止条約を広げる長野ネットでは、ヒバクシャの願いをつなぐプロジェクトを始めました！

県内の非核を願う様々な団体から構成する「ヒバクシャの願いをつなぐ　核兵器禁止条約を広げる長野ネット」（以下、長野ネット）は、長野県内のヒバクシャ運動をリードしてきた長野県原爆被害者の会（以下、長友会）の協力も得ながら、県内ヒバクシャの願いを未来につなぐことを目指し、被爆の聞き取りをメインとしたプロジェクトを立ち上げました。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

2025年はヒロシマ・ナガサキへの原爆投下から80年、ビキニ被爆70年となります。

ヒロシマ・ナガサキでの被爆を経験している方が高齢化するなか、被爆体験を聞いたことがないという人も増えつつあります。

私（事務局　近藤）も被爆体験を直接聞く機会は長野ネットに関わりだしてから数回という程度でした。

当時の様子を証言した証言集等は各地で残されていますが、直接被爆者に聞きとりができる最後の世代だと思い、とりわけ長野県内の被爆者に聞き取りをしたいと考え、プロジェクトを立ち上げました。

▼プロジェクトの内容

①長野県内被爆者や２世の方に聞き取りを行う。→映像・文字データとして残す

　⑴被爆当時の状況など　⑵被爆から現在までの思い　⑶これから先への思い

　　特に、⑵や⑶の被爆から78年の間をどのような思いを抱えながら生きてきたのか、

　　その中でこの先にどのような願いをもっているかという点を中心に聞き取りを行いたいと考えています。

　　被爆２世の方にもお話を聞き、家族としての思いなども聞き取りを行います。

②長野でのこれまでの被爆者運動をまとめる。

①と②を映像記録としてDVDに、資料として冊子にそれぞれまとめます。

いただいた資金の使途は以下の費用として使用します。

⑴記録機材（記録媒体・カメラレンタル等）に約３万円　

⑵映像記録のＤＶＤ化に約５万円　

⑶記録の冊子化に約５５万円　

⑷聞き取り時の旅費等・会場代等に約５万

⑸クラウドファンディング手数料

▼プロジェクトの展望・ビジョン

ヒバクシャの願いを未来につなぐために、冊子を作成し県内を中心に広げていく。

2024年８月まで　可能な限りの聞き取り

2024年中に　聞き取りの映像編集・文字データの作成

2025年６月まで　聞き取り内容や県内の被爆者運動をまとめた冊子作成

※掲載している写真および団体名につきましては、本人および団体より掲載許諾をいただいています。