プロジェクト概要

ちぇぬーで(長島町の方言で一緒に行こうよという意味)」の気持ちを活かし、高齢者の外出を手助けしたい!

 

初めましての方も、お久しブリ。世界一のブリの町・鹿児島県長島町副町長の井上貴至です。

 

鹿児島県長島町は、町内の寄付をあつめて補填する給付型奨学金「ぶり奨学金」(※1)や、長島の素晴らしさを伝えたい町民が集まり制作する「長島大陸食べる通信」(※2)を発行するなど、地域のつながりを活かし、みんなで共に助け合う町づくりに挑戦しています。

 

しかし現在、町は人口密度が低く漁村集落が点在している理由から、公共交通がほとんど機能していません。車がない/車に乗れない高齢者が医療や買い物に行けないという事態に陥っています。

そのような状況を解決すべく、長島町の「ちぇぬーで(長島町の方言で一緒に行こうよという意味)」の気持ちを活かして高齢者が「手ぬぐい」で気軽にヒッチハイクにできる新たな仕組みを考えました。手ぬぐいをつくり、高齢者の外出を手助けしたいです。長島町副町長としての最後の仕事、応援をよろしくお願いいたします。

 

地域の主役は住民だが、主役だけのチームはありえない。
地域づくりは、仲間づくり、長島が大好きな仲間を増やしたい。

 

 

公共交通は、1日たった数便のバスだけです。

 

鹿児島県長島町は、約116km2の広大な面積を有していますが、人口は約1万人にとどまり、高齢化・過疎化が進む中で、人口密度の低下が続いております。

 

また、島内に鉄道は存在せず、公共交通としてはバスが1日数便あるだけで、これ以上の拡充は難しい状況です。そのため、行きは時間を合わせてバスで着た方が、帰りはバスを待つため何時間も待ったり、雨の日に両手に荷物を持って歩かなければなりません。

 

自家用車を持たないひとり暮らしの高齢者が外出するためには多くの苦労が伴います。外出ができなくなると孤立を促すことにもつながってしまいます。一刻も早く解決できる策はないかと考えたとき、高齢者に車がない一方で、若い町民は自家用車で移動することがほとんどだということに気が付きました

 

自家用車での移動は1人あるいは2人ですることが多く、空いた席に高齢者などを無償で乗せることが可能です。

 

漁業が盛んな長島町では、漁村も多数。お魚は日本一。

 

高齢者が「手ぬぐい」をかかげて気軽にヒッチハイク!「ちょっと車に乗せる」こころで、解決したい。

 

「車に乗せてください」と声をかけ続けるのは大変ですが、わかりやすい共通のサインを出せれば、乗せる方も乗せられる方も気軽に行動することができます。町民同士のこころがつながり「一緒に行こう」と簡単に合意できます。

 

今回その「ちぇぬーで」の意味を込めた手ぬぐいをつくり、希望する高齢者などに配布するとともに、スーパーや診療所、温泉施設などに置きたいと思っています。外出を手助けするのはもちろん、高齢者と若者の世代間交流を促すきっかけにもつながります。世代間交流は、一番の生涯学習です。何歳になっても、学び、刺激を受ける町の可能性を引き出します。

 

□スケジュール□

4月:「ちぇぬーで」手ぬぐいの発注

5月:広報ながしまなどでの周知、配布

 

□資金用途□

「ちぇぬーで」手ぬぐい500枚 225,000円

Readyfor手数料 55,000円

 

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「ちぇぬーで」手ぬぐいのデザイン。

 

「ちぇぬーで」がたなびき、助け合いの声が響き渡る町に。

 

競争から協奏へ。僕がずっと意識してきたことです。

 

周りの自治体と奪い争うのではなく、協力して奏でることで、より良いものが生まれると信じています。「ちぇぬーで」手ぬぐいも、長島町だけではなく、全国の自治体でマネができるモデルです。長島町から、共助と世代間交流の輪を広げていきたいです。

 

もうすぐ近づく3月31日に、私の長島町での任期は終了いたします。離れてしまっても、ひとりひとりがその力を発揮し、居場所と役割がある町の姿を思い描きます。そしてこの手ぬぐいプロジェクトをきっかけに、出会った人を大切にし社会を少しでも良くすることが楽しい/かっこいいと感じる人が増え、ぶり奨学金や長島大陸食べる通信など他の共助の仕組みにも少しずつ輪が広がることを願っています。

 

皆様、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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皆様、宜しくお願いいたします!

 

長島大陸食べる通信

 

(※1)「ぶり奨学金」。長島町が世界シェアトップを誇る出世魚で回遊魚のブリにちなみ、成長して戻ってきてとの願いを込めた給付型奨学金。高校・大学等卒業後10年以内に地元に戻れば返済を全て補填する。返済の原資は行政だけではなく、町内外の寄付により賄う。

 

(※2)「長島大陸食べる通信」。3ヶ月に1回、長島の魅力を伝えるべく有志で集まった編集部が選ぶ、こだわりの「食べもの」と「情報誌」が届く定期購読。長島の食材のストーリーやドラマを、丁寧に取材しているのが特徴。


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