支援総額
目標金額 400,000円
- 支援者
- 48人
- 募集終了日
- 2023年1月6日
1400年続く「松煙墨」が途絶える危機。国産松煙の製造を継承する!
#地域文化
- 現在
- 3,641,000円
- 支援者
- 427人
- 残り
- 24日
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 25,511,000円
- 支援者
- 1,010人
- 残り
- 47日
『d design travel』を続けたいvol.35 島根号
#地域文化
- 現在
- 2,057,500円
- 支援者
- 162人
- 残り
- 6日
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#地域文化
- 総計
- 102人
宮城のアンテナショップ「応援団」募集!再出発にご支援を
#地域文化
- 現在
- 15,170,000円
- 支援者
- 745人
- 残り
- 13日
波賀森林鉄道 ー復活のその先へー 駅舎建設プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 3,542,000円
- 支援者
- 268人
- 残り
- 10日
嘉麻市に残る「幻の石橋」を落橋の危機から救いたい
#地域文化
- 現在
- 3,133,064円
- 支援者
- 138人
- 残り
- 13日
プロジェクト本文
終了報告を読む
こんにちは、はじめまして。堀江浩彰です。名古屋駅西でホリエビルという小さな文化複合ビルを運営しております。前回2021年1月に「セレクト土産物店オミャーゲ名古屋」のクラウドファンディングでお世話になったかたにはお久しぶりです。
2022年5月に、とあるきっかけで出版取次の日本出版販売株式会社 中部支社 エリアマーケティング課のみなさんと出会い、これまで構想を温めていた書店作りに挑戦してみることにしました。既にプレオープンは2022年11月3日(文化の日)に、おそるおそる始めています。店舗の住所は名古屋市中村区椿町12-12 ホリエビル 1Fです。ご来店いただいたことのある方は「あれ?」と思われるかもしれませんが、同じ場所にはこれまでフリーペーパー専門書展ONLY FREE PAPER NAGOYAがあり、こちらは2022年10月15日より館内2Fへの移転を完了しています。
名古屋駅西は戦後の闇市から発展し、市場も商店もパチンコ店も風俗店も簡易宿泊所も含め種々雑多としていた印象のある名古屋駅西も、20年前と比べても今ではずいぶんと大人しい街になったなと感じていました。このエリアは、今まさにリニア中央新幹線の建設工事が進み、見慣れた風景・建物・お店が消え、新しく再開発が進んでいる街になります。
名古屋駅西うまれのわたしは、再開発を好意的に受け止めつつも今までの街の風景が消えていくことを寂しく思い、今まで見てきた風景や雰囲気を少しでも将来に残したいと考え、築50年前後のレトロビルをリノベーションし、ホリエビル本館と、オミャーゲ名古屋(ホリエビルANNEX)をつくりました。 わたしたちが運営するふたつのビルはJR名古屋駅の西側、太閤通口から徒歩約4〜5分に位置しています。県外の方には新幹線改札近くの出口と言った方がわかりやすいかもしれません。現在もこれからも名古屋駅の玄関口となるこの街で、名古屋に訪れた人たちが、名古屋を知るために最初に足を運んでいただける場所、名古屋のカルチャーや知識を求めている人に集まっていただけるような「ちょっと変わった」本屋を作っていきます。
▲ホリエビル外観
名古屋駅太閤通口を出て、徒歩5分。3階建ての小さなレトロビルの1Fにあります。西向きの建物は夕方近くまで自然光が入り、天井高が4mある書店のスペースは約5坪と小さな空間です。取り扱う書籍の新刊ですが、ちょっと変わった品揃えになっています。
「名古屋にちなんだ本」
「名古屋にゆかりがある著者の本」
という、名古屋にちなんだ本しか置かない、名古屋超特化型の本屋を作りたいと考えました。その理由は、まず名古屋の人でも知らない・気付いていない地元の情報を集約した本屋にしたかったからです。県外からやってきた方に名古屋のカルチャーや歴史・風俗を知ってもらえる場所を作りたかったからです。
そんなコンセプトを伝え、日本出版販売株式会社のみなさんにセレクトいただきました。プレオープン時点での冊数は586冊。今後900〜1000冊を目標に名古屋本を充実させていきたいと思っています。 お店の名前は「NAgoya BOOK CENTER」と決めました。
▲NAgoya BOOK CENTER ロゴ
▲NAgoya BOOK CENTER 内観(ホリエビル本館 1F)
店内にはもうひとつ、レンタル本棚をつくりました。こちらは横幅27×高さ37.5×奥行34cm(内寸)サイズのスペースで25棚あり、ご希望の方にお貸しして一箱店主さんとして、ご自身が所有されている本やレコード・CD。VHSやLD、DVDなどを販売していただきたいと考え「NAgoya BOOK CENTER」の中にもうひとつの本屋「國際BOOKマーケット」をオープンします。
「國際BOOKマーケット」の由来は、元々名古屋駅西は戦後たくさんのマーケット・闇市があった場所。その当時のマーケット名を書店名にアレンジしています。レンタルいただいたみなさん選んだジャンルの境界を超えた品揃えで、往時のエネルギッシュで雑多なマーケット感を目指していきたいなと考えています。わたし自身も新刊以外の古本やリトルプレス、ZINEなどを並べたいと思っています。
ご利用料金は以下のとおり
レンタル代:3,300円(税込)/月
販売手数料:110円(税込)/1点
▲國際BOOKマーケット 本棚
1976年名古屋駅西生まれです。1999年にデザイン事務所「有限会社ラディカル」に入社。グラフィックデザイナー・アートディレクターとして広告デザインのお仕事をしつつ、2017年に『屋上とそら株式会社』を務めながら起業。
2018年には名古屋駅西で築50年のレトロビルをリノベーションし「ホリエビル」を開業。その中で、フリーペーパー専門書店「ONLY FREE PAPER NAGOYA」と昔ながらのホットケーキが自慢の「喫茶River」、レンタルギャラリー「Gallery NA2」とシェアオフィスを運営。
2019年には特定非営利活動法人オレンジの会と「包みパイ専門店MEAT PIES MEET」を。
2021年にはホリエビルANNEXを開業し「セレクト土産物店オミャーゲ名古屋」と「創菓令和元年たつの屋」をオープン。今度は新刊書店をオープンします。自分の思い入れの強いもの、大好きなものを、ぎゅむっとパッケージ化することを得意としています。また個人の活動としては全国約900箇所の屋上を巡る屋上写真家として、屋上を旅するフリーペーパー「屋上とそらfree」2010年から発行しています。
▲一番右が、わたしです。セレクト土産物店オミャーゲ名古屋の前にて。
ソトコト2022年5月号より
プレオープンからちょうど10日ほどが過ぎ、本屋自体の売上は約30,000円。利益はまだ出ていません。「本屋は厳しい、本屋は儲からない」と何人もの人から聞かされ、また本屋を経営する諸先輩型のさまざまは情報発信により、納得ずくで始めたお店ではありますが、改めて「NAgoya BOOK CENTER」だけでは黒字に転じても生計を立てることは難しそうです。
元々わたしはホリエビルという建物全体で小さな文化複合施設を目指したビルを作っています。館内には喫茶店や、ギャラリー、フリーペーパー専門書店があり、それ以外の別館で運営するセレクト土産物店もあわせ、館全体で収益をあげていくことを目指しています。「NAgoya BOOK CENTER」のオリジナルグッズの販売も検討しています。
なぜ本屋をはじめるのか?の段落で「名古屋駅西うまれのわたしは、再開発を好意的に受け止めつつも今までの街の風景が消えていくことを寂しく思い・・・」と書きましたが、いわゆるまちづくりを大資本や大企業、メガチェーンに任せっぱなしにするつもりはありません。外からやってくるものに対して、地元の人間が地元に元からあった建物を活かし、地元にあると嬉しいものや楽しいもの、そんなものをカウンターとして(今は)多少無茶をしてでも立ち上げていくことにより、名古屋駅西におもしろい場所がある。と言われるようにやっていきたい。名古屋にちなんだ本しか置かない本屋が、名古屋駅にあるという変わった場所を永続的に続けていくために、これからもあらゆる手立てを考えていきます!!
2022年の4月、弊社に新設されたエリアマーケティング課に配属されました高橋と沖野です。課のミッションはエリアマーケティングによって地域の特性・ニーズを知悉し、新たな価値を創造すること、本を起点とした新たな付加価値を提供すること。2021年4月に名古屋に来たばかりで、地域の特性以前にまずは地域を知ることから始める日々…。
そんな時、堀江さんとの出会いがあり、名古屋にフォーカスした新しいスタイルの書店をつくることになりました。名古屋の歴史本、名古屋出身著者の本、名古屋が舞台となった本など。1冊1冊大切に選んだ計586冊。
「魅力のない都市」などと言われることもある街だが、隠れているだけ。来店されたお客様に「名古屋ってこんなとこもあったんだ!」「この人名古屋出身なんだ!」と、本棚を通して“自分だけの名古屋の魅力”を是非発掘して欲しい。
全国から書店が減っていく中で、こうした新しいスタイルの書店をオープンできたことをとてもうれしく思う。また、「名古屋」をテーマにした本屋のOPENに携われたことは、中部支社エリアマーケティング課の仕事として大きな第一歩になった。今後、中部地方で、本×○○と言えば日販だと言ってもらえるようにエリアならではの仕事を広げていきたい。
「NAgoya BOOK CENTER」をきっかけに、堀江さんたちとタッグを組んでさらに「面白いこと」を追求し出版業界を、名古屋を、盛り上げていきたいと考えています。
▲左から高橋さん、沖野さん。NAgoya BOOK CENTER店内にて
「NAgoya BOOK CENTER」はすでに2022年11月3日にプレオープンし、おそるおそるの営業をスタートしています。開業にかかる費用はすべて自己資金でまかなっておいますので、今回応援をいただいたみなさまの資支援金の使い道は以下のように考えています。
①新刊書籍のさらなる仕入れ 購入費用:20万円
②新刊書籍以外のZINEやリトルプレス、古書の仕入れ・購入費用:10万円
③販売用のグッズ、リターン品の制作 購入費用:10万円
④クラウドファンディング 手数料(12%):-4.8万円
※①②どちらも、もちろん名古屋にちなんだ本を仕入れます。
前回クラウドファンディングの際もこう書いたのですが、名古屋駅西は地域生活に根付いた食品市場、個性的な店主が営む飲食店、単館上映作品がメインの映画館など新幹線口から歩いてすぐにしては珍しいほど、一人ひとりの顔がよく見える、私たちにとって愛着のある街です。ここで育ち、ここで働く私たちは、今回のプロジェクトを通して今まで以上に深く街に関わり、もっと主体的に街に関わっていきたいと考えています。
今回オープンした「NAgoya BOOK CENTER」は収益面でいばらの道かもしれません。だけど、わたしは本屋を作りたかった。やってみたかった。名古屋にちなんだ本しかありません。ジャンプもマガジンもサンデーも、POPYEもBRUTUSも、週刊文春もファミ通も売っていません。ワンピースもキングダム最新刊が並びません。
名古屋の本を書いたり出身だったりの著者、漫画家、小説家のみなさん。名古屋にちなんだ本を出版する出版社さん。名古屋にちなんだ本は、仕入れできるものならば今後「NAgoya BOOK CENTER」で漏れなく取り扱いたいと考えています。ご支援もそうですが情報だけでもぜひお寄せください!ホリエビルのSNSをフォローいただくだけでもありがたいです。そして・・・できたら店頭でずらり並んだ名古屋本を眺めてください。今までに作った店舗同様、地元の人はもちろん、名古屋へやってきた県外の人も立ち寄りたくなる小さくても意義のあるコミュニティとして運営していきたいと考えています。このクラウドファンディングはその一歩目となる取り組みです。
みなさまどうか応援をよろしくお願いいたします!!
- プロジェクト実行責任者:
- 堀江浩彰(屋上とそら株式会社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
①新刊書籍のさらなる仕入れ 購入費用:20万円 ②新刊書籍以外のZINEやリトルプレス、古書の仕入れ・購入費用:10万円 ③販売用のグッズ、リターン品の制作 購入費用:10万円 ④クラウドファンディング 手数料(12%):-4.8万円 ※①②どちらも、もちろん名古屋にちなんだ本を仕入れます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額は自己資金で対応済み
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
全国各地の屋上写真(20年で約900箇所撮影)、フリーペーパーづくり、広告づくり、場所づくり、お店づくりとか。広告デザインの会社に勤めながら起業で屋上とそら株式会社 代表取締役。事業内容は不動産賃貸業と物件プロデュース。2018年9月ホリエビル開業、ONLY FREE PAPER NAGOYA、Gallery NA2経営。喫茶Riverプロデュース。2019年11月包みパイ専門店MEAT PIES MEETをプロデュース、NPO法人オレンジの会と共同運営。2021年1月30日開業のホリエビルANNEXにて、名古屋駅西の新しいセレクトお土産店“OMYAGE NAGOYA”をオープン。いろいろやっています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料
ステッカー&ドリンクプラン
①お礼のメッセージ
②NAgoya BOOK CENTERオリジナルステッカー 1枚
③ホリエビル本館 喫茶Riverか、ANNEX館 オミャーゲ名古屋内[創菓令和元年たつの屋]で使える呈茶券 2杯分(有効期限:発行日から6ヶ月内)
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
3,000円+システム利用料
NBCグッズプラン XS
①お礼のメッセージ
②NAgoya BOOK CENTERオリジナルステッカー 1枚
③NAgoya BOOK CENTERオリジナルワッペン 1点
※ステッカー以外のグッズ写真は開発中のものです。実際には細部が異なる場合がございます。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
3,000円+システム利用料
ステッカー&ドリンクプラン
①お礼のメッセージ
②NAgoya BOOK CENTERオリジナルステッカー 1枚
③ホリエビル本館 喫茶Riverか、ANNEX館 オミャーゲ名古屋内[創菓令和元年たつの屋]で使える呈茶券 2杯分(有効期限:発行日から6ヶ月内)
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
3,000円+システム利用料
NBCグッズプラン XS
①お礼のメッセージ
②NAgoya BOOK CENTERオリジナルステッカー 1枚
③NAgoya BOOK CENTERオリジナルワッペン 1点
※ステッカー以外のグッズ写真は開発中のものです。実際には細部が異なる場合がございます。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
プロフィール
全国各地の屋上写真(20年で約900箇所撮影)、フリーペーパーづくり、広告づくり、場所づくり、お店づくりとか。広告デザインの会社に勤めながら起業で屋上とそら株式会社 代表取締役。事業内容は不動産賃貸業と物件プロデュース。2018年9月ホリエビル開業、ONLY FREE PAPER NAGOYA、Gallery NA2経営。喫茶Riverプロデュース。2019年11月包みパイ専門店MEAT PIES MEETをプロデュース、NPO法人オレンジの会と共同運営。2021年1月30日開業のホリエビルANNEXにて、名古屋駅西の新しいセレクトお土産店“OMYAGE NAGOYA”をオープン。いろいろやっています。