小さな体に寄り添い守る。最前線で闘う小児医療の現場に光を

CT・PET検査室に続き、2019年10月、MRI検査室の装飾が完成しました。
“大空と鳥たち”をテーマとして、澄み渡る青空を鳥たちがゆったりと飛び回る開放的な空間になりました。
装置全面の青空は、実写からデザインしています。子どもだけでなく、大人にとっても癒しや安心感につながる検査室になったのではないかと思います。

また、9月に完成したCT室・PET室は、子どもたちから大好評で、検査を頑張る子どもたちの笑顔につながっています。装飾が完成してからはじめて、麻酔薬で眠らずに検査ができるようになった子もいます。

子どもたち、そして親御さんからの感想を一部紹介します。

・「緊張してても、部屋に入った時に緊張がなくなっていいと思う」（11歳・男の子）
・「すきな動物がいたら、がんばれる」（8歳・女の子）
・「すごかった。きれいだった。こわくなかった。どうぶつ、かわいかった」（6歳・女の子）
・「検査室に入った瞬間、ぱぁーっと明るく素敵な空間が広がっていて、心配や不安がやわらぐと思い

　ます。このような取り組みが広がっていけばいいなぁと思いました」（お母さん）
・「何回受けても検査は嫌なもの。それでも頑張る子どもたちに少しでも怖くないよって思える空間を

　作って頂けて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。」（お母さん）

12月には、放射線治療室の装飾を予定しております。
皆様から頂いたご支援を大切に子どもたちに届けられるように、引き続きプロジェクトを進めていきたいと思います。
あたたかいご支援、本当にありがとうございました。