小さな体に寄り添い守る。最前線で闘う小児医療の現場に光を

多くの方から温かいご支援をいただき、ついに新生児・小児用ドクターカーが

完成し、2021年4月1日より運用を開始しております。

今まで以上に、より良い環境・より良い医療を皆様に届けることが可能となり

ました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ドクターカー外観

 

　　　

車体にはNICUを退院されたお子様のお母さまより頂いたイラストが配置されて

います。これはドクターカーがお子様の明るい未来を守るというイメージから、

希望を感じる虹や鳥をモチーフに作成して頂いたものです。

 

内部は広く、新生児搬送用保育器を搬入しやすくなっています。

 

搬入用のリフトを備えているので、段差のある救急車内への搬入・搬出が

改善しました。また、専用のストッパーにより車内での保育器の固定が安定

し、搬送がより安全となりました。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　搬送用保育器を入れた様子

 

人工呼吸器や一酸化窒素治療を行える医療機器も車載し、重症児の搬送にも

より力を発揮できます。

 

今後は、さらに皆様のご期待にお応え出来るよう、スッタフ一同、新たな気持ち

でお子様のために取り組む所存です。また、お披露目会を予定しております。

今暫くお待ちいただきますようお願い申し上げます。

皆様、これからもどうぞご声援の程、何卒よろしくお願いいたします。

 

名古屋大学医学部附属病院 小児科　高橋義行

同 小児外科　内田広夫

同 総合周産期母子医療センター 早川昌弘、佐藤義朗