みなさんにぜひ聞いていただきたいお話です。

こんにちは、坂井利優です。

 

プロジェクト終了まであと９日になりました。

このプロジェクトを通じて出会えたみなさまのお一人お一人の思いがぼくの力になっています。

たくさんのご協力本当にありがとうございます。

今日はぼくからみなさまへお願いをしたいと思って書いています。

少し長くなりますが、最後まで読んでもらえたらうれしいです。

 

プロジェクトの概要を読んでいただくとわかるように、このプロジェクトの修復資金の大部分は髙橋さんが協力してくださることでやっとできるものです。

 

もともと、髙橋さんは修復をあきらめかけていたそうです。

髙橋さんは、ぼくが言うのも失礼ですが、ポンと何百万もすぐに出せるようなすごいお金持ちの人では決してありません。

でも、ぼくがナハネフを残すためにお手伝いをしたいとお願いしたから、日本中のナハネフを愛する人たちのために、そして、ぼくのようなこの時代の車両を愛する子供たちのために、こうしてがんばってくださっています。

 

一回目の髙橋さんの修復がなければ、ぼくはこうしてナハネフに気づくことができなかったと思います。

なぜなら、修復前のナハネフは走っていた当時の姿ではなかったからです。

ぼくがあこがれて、良いなと思ったのは修復されたナハネフを見たからです。

それだけ、当時の姿は本当に美しいです。

これからナハネフを初めて見る人たちも、きっと同じように感じてくれると思います。

 

いろんなインタビューで、どうしてナハネフが良いのかと聞かれますが、はっきりとは答えられません。

ぼくはこのナハネフに愛がつまっていると感じて、美しいと感じるんですが、それがどこが、とかどんなふうに、とかはうまく表現できないからです。

でも、好きになるってそういうことなのかなと思います。

何か一つが良いんじゃなくて、全てがそろっているから良いんだと思うんです。

それを初めてわかってくれたのが髙橋さんでした。

 

ぼくは、ぼくのためにがんばってくれている髙橋さんのために少しでも多くの資金を集めたいと思っていますが、小学生のぼくにどれだけ集められるかわからずReadyforの方たちと相談して、300万円を1つ目のゴールにしました。

 

でも、正直に言うとぼくは本当はもっとたくさん集めて、髙橋さんの負担を少しでも減らせたらと思っています。

今集まっている金額だけでもすごいということはもちろんわかっています。

でも、ぼくのわがままを丸ごと受け止めてくれた髙橋さんに少しでも多くお返しできたらいいなというのが本当の気持ちです。

そして、今回の修復で終わらずこれからもたくさんの仲間たちとずっと少しずつでもナハネフをきれいにしていけるように今回、できるだけ多くのご支援を集めて、もっと全国の人たちにこのナハネフのこれまでのお話を知ってもらえたらと思っています。

 

ネクストゴールの500万円でも本当は修復費用の半分くらいです。

どうか、このプロジェクトをスタートさせてくださった髙橋さんのためにも、そんな高橋さんに少しでも恩返しがしたいと思うぼくのためにも、これからも支援の輪を広げていただけないでしょうか。

 

そんな僕の気持ちをわかってもらえたらうれしいです。

うまく伝えられたかわかりませんが、これがぼくからのお願いです。

このプロジェクトのために本当に全てを捧げてがんばってくださっている髙橋さんのことをもっとみなさんにわかってもらえたらうれしいなと思って書きました。

 

ぜひ、まだ知らない方たちにもっともっと広めるために協力してください。

どうか、プロジェクト終了までこれからも応援よろしくお願いします。

 

坂井　利優