外国人旅行者向けスマホ地震速報サイト『NAMAZU』

 

あまり地震のない国から来た外国人旅行者は小さな地震でもパニックになります。しかし、テレビの速報は日本語のみのため、状況が理解できないのが現状です。

 

そこで、もしもの外国人観光客お助けスマホサイト『NAMAZU』をOPENします。

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。チーム『NAMAZU』の夏井理花です。

 

日本人ですら怖い地震。もし、滅多に地震のない国や地域から旅行に来た外国人が地震に遭遇してしまったら…。もし、自分が同じような状況に置かれたら、パニックになってしまうのではないかと思います。

 

しかし、日本のテレビで流れる地震速報は日本語のみのため、言葉が通じない外国人は状況が理解できず、パニックに陥ってしまうのです。

 

そこで今回、外国語で『震度３：日本では普通です。安心してください』、『震度５：大きな揺れです。すぐに靴を履き、テーブルの下などに隠れてください。』など状況とアドバイスを発信する外国人向けスマホサイト『NAMAZU』をオープンします。

 

国を問わず、被災した一人でも多くの人に寄り添いたい。思いやりのあるサイトを発信していきます。

 

 

先日の大阪地震の際、裸足のまま宿泊施設の部屋から悲鳴をあげて飛び出す外国人観光客の女性の映像がテレビで流れました。

 

彼ら旅行者が語ったのは、「外国語の速報が流れない」「今、どんな状態なのか、日本人に聞きたくても言葉が通じない」「初めての大きな地震でパニック状態なのに、日本人はみんな笑っていて不気味だった」ということでした。

テレビでは外国語での地震速報の放送はなく、現状がまったく理解できず、本当に不安だったそうです。みんなを安心させるための日本人の笑顔も、状況を理解できていない外国人観光客には不気味に映ってしまったのです。

 

この話を聞いた時、私は大きなショックを受けました。どんなに怖かっただろう、怯えただろう。近くにいたら、すぐにでも、手を取って、「大丈夫よ、落ち着いて」と肩を抱いてあげたかった。

 

もし、「日本ではこのくらいの地震では騒がないんだよ、大丈夫だよ」とひとこえかけてあげられる手だてがあればどれだけホッとしただろうと思い、スマホサイト『NAMAZU』を立ち上げることを決めました。

 

 

 

自動更新システムを使った外国人旅行者向け地震速報サイト『NAMAZU』を立ち上げます。地震速報を随時、英語・中国語・韓国語に翻訳し、安全アドバイスを発信します。

 

＜サイトの特徴＞
■震度＋αのアドバイスを発信

単なる地震速報の外国語への翻訳ではなく、『震度４：少し大きな揺れですが、日本ではわりと普通です。この程度の地震では、日本人は騒ぎません。ですから、安心して落ち着いてください』、『震度５：大きな揺れです。すぐに靴を履き、テーブルの下などに隠れてください。』などパニックを鎮める助けになるアドバイスを発信します。

 

■すぐに自分の国に言葉で状況を把握できる

すぐに自分の国の国旗タブを押せば、ダイレクトにその言語で伝わるように画面を作ります。そして、下部には、日本人とのコミュニケーションに必要と思われるQ&Aを設置します。

誰も知り合いのいない旅行地で地震の恐怖と戦う外国人旅行者に、何よりも寄り添いたい。思いやりのあるお助けサイトを発信していきます。

 

 

＜外国人観光客にこのサイトを知ってもらうために＞

外国人向けのガイドブックや観光地などの案内所、駅などにチラシを置き、QRコードで簡単に『NAMAZU』サイトにアクセスできるよう案内をして行きます。

 

また、海外旅行や海外出張の多い人たちにが頻繁に閲覧するサイトへの掲載、メディアなどでも取り上げてもらいたいと考えています。

 

■リリース予定：2018年11月10日

 

 

 

近年、日本への外国人旅行者は右肩上がりに増えていますが、外国人旅行者向けのエマージェンシー情報の発信は遅れています。 そこで私たちは、『地震速報においても痒いところに手が届くおもてなし発信』を目指します。

日本人は優しく、おもてなしの心に満ちた民族です。それは実は平時ではなく、「非常時」にこそ発揮されるものではないでしょうか？言葉の通じない国で、初めての地震に遭い、パニックで「二度と日本になんか行きたくない」とは思って欲しくはありません。

 

『NAMAZU』のスマホサイトを見ることで、非常時であっても、安心して過ごせていただけたら、何よりも嬉しいです。

 

私たちと一緒に、思いやりのあるお助けサイトを作りませんか？みなさまの応援・ご支援をお願いいたします。

 

 

 

ー資金使途ー

みなさまからいただいたご支援は、下記の費用として大切に活用させていただきます。

・サイト制作費（プログラム組込含む）

・メンテナンス費

・通信費（サイト維持費）

・宣伝広告費

・交通費

・速報制作費