浪江から平和の思いを!大地讃頌とともに土の歌を全国へ

支援総額

620,000

目標金額 500,000円

支援者
69人
募集終了日
2018年9月18日

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プロジェクト本文

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みなさんは合唱曲「大地讃頌」(だいちさんしょう)をご存知でしょうか?

合唱曲として、歌ったことがあるという方もいらっしゃるかと思います。

 

では、「大地讃頌」を含む混声合唱曲「土の歌」が、作詞家・大木惇夫が福島県浪江町で着想を得て作り上げた歌だということはご存知でしょうか?

 

このプロジェクトでは、そうした文化的背景を次世代へ継承すること、そして避難指示を経験した浪江町に、にぎわいと人々の交流をうみだすことを目的に取り組んでいます。

 

 

 

「大地讃頌」ゆかりの地・浪江から大いなる平和の歌を。

 

こんにちは。福島で歌おう「土の歌」合唱団実行委員会・原田と申します。震災以降ふるさと浪江町での復興活動に取り組む中で、「土の歌」と大木惇夫、そして浪江町が文化的にも大変貴重な繋がりがあったことを知りました。同時に、この文化的な背景は、町民ですらほんの一部の人しか認識していないということにも気づくこととなりました。

 

この歴史的な縁を後世に伝え、町の文化として継承していきたい。併せて原発事故という未曾有の災害を経た浪江町から、縁の歌であり、平和を願う歌である「土の歌」を響かせることで、復興の一助となりたい。

 

 今回、そのような想いに賛同した合唱関係者、復興関係者が初めて一同に集まり、2018年9月16日(日)に、浪江町地域スポーツセンターで、コンサートを開催することとなりました。しかし、開催費用のうち、一部が不足しているような状態です。

 

今回に限らず、今後の取り組みを継続していくためにも、少しでも皆様のお力をお借りできればと思い、この挑戦をスタートいたしました。ぜひ温かいご支援、そして応援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

大木惇夫が平和への祈りを込めて作詞した「土の歌」

 

広島で生まれた大木惇夫は、太平洋戦争終戦の1年前に東京大空襲からの疎開で福島県浪江町にやってきました。阿武隈山系の山並みや高瀬川のせせらぎに囲まれて1年半の生活し、その暮らしの中から「土の歌」の着想を得ることとなります。

 

また、故郷広島への原爆投下も浪江町で知ることなり、第3楽章「死の灰」へとつながっていきます。

 

時は過ぎ、2011年3月11日。

 

東日本大震災及び福島原子力発電所の事故により、浪江町は全町避難指示を受け、今なお一部が帰還困難区域とされています。

 

大木惇夫が平和への祈りを込めて作詞した「土の歌」を、縁の地・浪江で高らかに響かせる

 

その意義は限りなく大きいものだと感じています。

 

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「土の歌」全曲合唱コンサート詳細

 

2018年9月16日、縁の地・浪江町で、オーケストラによる「土の歌」全曲合唱コンサートを開催します。震災を機に県内外で暮らす浪江町民を中心に各地で「土の歌」合唱団が結成され、その始めてのお披露目の場となります。

 

当日は「土の歌」作曲者である佐藤眞先生が指揮するいわき交響楽団によるオーケストラ演奏をバックに、120名を超える合唱団員が一同に介して高らかに歌声を響かせます。加えて、南相馬ジュニアコーラスアンサンブルによる合唱や、福島しあわせ運べるように合唱団の創作劇も上演し、一部避難指示解除から1年半が経過する浪江町に賑わいを作りたいと思います。

 

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◆日時:2018年9月16日(日) 13:30開場/14:00開演

◆場所:福島県 双葉郡浪江町権現堂下馬洗田5−2

    浪江町地域スポーツセンター

◆公演内容:

第1部_「つゆ」「私と小鳥と鈴と」「Pray」「群青」/南相馬ジュニアコーラスアンサンブル

第2部_創作劇「決を採ります」/ふくしましあわせ運べるように合唱団

第3部_「土の歌」/福島で歌おう「土の歌」合唱団

 

 

◆大木惇夫/作詞者

1895(明治28)年、広島市に生まれる。本名は軍一。日清戦争勝利に国中が沸く中での命名。家業は代々呉服店を営む。広島商業学校時代に後の師となる北原白秋の詩集『思ひ出』に眩惑され、27歳の時、当時小田原に住んでいた白秋の自宅を出版社の仕事で訪ね、そこで見せた作品が認められて運命的な出会いとなり、後の名声を成す発端となる。

 

第一詩集『風、光、木の葉』は1925(大正14)年、30歳の時である。以降、『秋に見る夢』『危険信号』『カミツレ之花』など生涯15冊の詩集と数多くの評論、翻訳、小説などを出版し、『戦友別杯の歌』は多くの将兵に愛唱され、後に俳優の森繁久彌は自身のアルバムに入れ、演出家の久世光彦もドラマにするほど愛されてきたが、戦争協力者という文壇評価のまま不遇・不本意の生涯を閉じた

 

◆佐藤眞/作曲者・指揮者

 

1938(昭和18)年、茨城県に生まれる。東京藝大専攻科1年生の時に「交響曲第1番」が1961年日本音楽コンクール第1位入賞と特別作曲賞を受賞、同年の混声合唱組曲「蔵王」、翌年のカンタータ「土の歌」等で作曲家としてデビューした。ゆたかな音楽性が正統的な優れた作曲技法により息づく作品は明るく力強い。合唱作品はアマチュア合唱団にも広く愛好され、作品も多い。管弦楽作品には「管弦楽のための協奏曲」(1987)などでも新たな語法を追及している。ピアノ協奏曲をはじめピアノ作品も数多く、オペラも「雪女風土記」など5作品があり、地方オペラの興隆にも力を注いでいる。東京藝大教授として後進の育成も務めた。

 

 

浪江町から”大いなる平和の歌「土の歌」”が広く羽ばたいていくことを願って

 

一部避難指示解除がされた浪江町ですが、未だに避難指示を受けている地域も町内に残っており、帰還人口も決して多くはありません。そんな中でも、このコンサートを通して、現在は町外で暮らす浪江町民がふるさとを訪れるきっかけとなり、一時でも町に賑わいが戻ってくることは、とても嬉しいことです。来場者をはじめ、このコンサートを通して多くの人に、震災に負けず新たな浪江町の創生にむけて前を向いて歩みを進める「今」の浪江町を知ってもらえればと考えております。

 

また、今回のコンサート以降も合唱団を継続して運営し、「土の歌」とその背景を広く知ってもらえるよう活動して行きたいと考えています。

 

合唱曲として親しまれる「大地讃頌」の裏には、作詞家・大木惇夫が込めた平和への願いがあること

 

「土の歌」に大きな影響を与えた浪江町は、震災に負けず、一歩一歩前へと進んでいること

 

合唱団に参加した人に、コンサートに来場した人に、活動を応援してくれる人に、浪江町にゆかりのある人に、そんなことを少しでも感じてもらいながら、浪江町から”大いなる平和の歌「土の歌」”が広く羽ばたいていくことを願っています。今回のコンサートは、その第一歩目です。ぜひ私たちにお力をお貸しいただければ嬉しい限りです。ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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今回の参加団体のご紹介

 

◆南相馬ジュニアコーラスアンサンブル

2009年6月結成。東日本大震災、福島第一原発の影響でメンバーがバラバラになる中、自主練習を続け、8月7日に『2011こどもコーラスフェスティバル』に出場。子どもたちの笑顔と明るい歌声で被災地からの感謝と元気を届ける活動を続けています。

 

◆ふくしましあわせ運べるように合唱団

福島県二本松市杉田小学校合唱部を母体とし、平成27年に二本松市の小中高校生約30名で結成された合唱団。元杉田小学校教諭の佐藤恵子先生の指導の下、阪神大震災があった平成7年に被災地・神戸で生まれた曲「しあわせ運べるように」の歌詞を「福島」や「ふるさと」に変えて歌い継いでいる。

 

◆いわき交響楽団

『市民のオーケストラ』として1983年に結成された、 いわき市唯一のアマチュアオーケストラ。 年齢は10代から80代までと様々で、 創立以来、年1回の定期演奏会を行ないながら、市内小中学校を対象とした「音楽教室」などを行なっています。 

 

今回の公演には、総勢200名超の方がステージに立つ予定です。

 

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「土の歌」ゆかりの地・福島県浪江町から、歌に込められた願いや浪江町の復興を、合唱を通して広く発信していきます。

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リターン

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【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】サンクスメール

【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】サンクスメール

●サンクスメール

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17人
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制限なし
発送完了予定月
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5,000


【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット

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支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年10月

10,000


【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット・公演DVD

【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット・公演DVD

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●指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット
●当日の様子をおさめた公演DVD

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支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年10月

50,000


【福島で歌おう「土の歌」合唱団を応援!】指揮者・佐藤眞先生のサイン入りパンフレット・公演DVD

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支援者
0人
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2018年10月

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