プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

宮城県石巻市雄勝町にできた無機質な防潮堤を「メモリアルウォール」に!

大切な人の名前や、復興へのメッセージを石に刻み、

一人一人の想いを、未来に、残そう。

 

「限界集落の未来をつくる」 ナミイタ・ラボ 青木甚一郎

 

 初めまして、ナミイタ・ラボの青木 甚一郎と言います。私たちは宮城県石巻市雄勝町の波板地区で、65歳以上の人しか住んでいない波板の集落を持続させるため、「限界集落の未来をつくる」をテーマに活動しています。2013年の設立以来、外から来た人と一緒になって地域のために出来ることを実践したいという想いから、集落にある「波板石(なみいたいし)」などの資源を使った、体験型ツアーやワークショップを行ってきました。

 

(左から同じ波板地区の伊藤さん、伊藤地区会長、そして私青木です。)

 

(ワークショップ「ナミイタくんをつくろう」)

 

<ナミイタ・ラボはじまりの物語by中原想吉さん>

 

 ナミイタ・ラボの活動が始まった頃の映像です。この頃と比べると外から来る人はもちろん、地域に戻ってきてくれた人も増えました。

 

 

 

私たちの命を守る「波板地区防潮堤」が完成しました

 
  平成28年2月19日、波板地区の被災した「波板地区防潮堤」の改修が完了しました。防潮堤についてはその高さや是非ついて様々な議論や報道もなされていますが、波板の防潮堤は地区の人たちの希望も踏まえ、沈下した分のみがかさ上げされて、被災前と同じ高さのままで再建されました。

 

 しかし、防潮堤は人々を災害から守る大切な堤ですが、人と海を分断してしまう壁という側面も持っています。せっかく奇麗な海がそこにあるのに、平らな陸地から見えるのはコンクリートの無機質な壁だけです。もちろんだからといって、防潮堤がいらないということにはならず、住み続けるわたしたちだからこその色々な想いや、多くの議論がありました

 

(平成28年2月19日、波板地区の被災した「波板地区防潮堤」の改修が完了)

 

「メモリアルウォール」として生まれ変わらせたい

 

 防潮堤についての議論の末に、地元に住むわたしたちが大切にしたいと思ったことは、この土地を継いでくれる次の世代に誇りを持って伝えられるものにしたいということでした。

 

 今回のプロジェクトは、土地のかつての重要な産業であり、ここに住む人たちの思い出が詰まった「波板石」で防潮堤の壁面を埋め尽くし、次の世代に誇りを持って受け継ぐ、この土地ならではの「メモリアルウォール」として、波板の防潮堤を生まれ変わらせる取り組みです。

 

(石を貼付けたメモリアルウォールの完成予想図)


 この防潮堤に石を貼っていく作業は、地元の施工会社さんの協力と、そして関わり合いや興味を持ってくれる方々とのワークショップ形式を組み合わせて完成させたいと思っており、そのための施工費用と協力してくれる方々を募集します。

 

(こんな風につくっていきます。)

 

(かつての石切り場から打ち捨てられた石を掘り起こして使います)

 

(波板石は金具を当てて鎚で叩くと、驚く程簡単に薄く割れます。一定の厚みに整えて防潮堤に貼ります)

 

この土地ならではの「波板石」で元気にしたい

 

 波板は太平洋を望む小さな浜の集落です。海と山の距離がとても近く、魚や貝や海藻が採れる豊かな海と、ほどよい広さのプライベートビーチがあります。

 

(地元の魚や貝や海藻を使った料理を地元のみんなで囲んでいただきます)

 

(地元の人が愛するプライベートビーチの様な波板の浜)


 そして山には、かつて重要な産業だった石切り場の跡を見ることができます。波板石は、今住んでいるわたしたちの父や祖父の世代では主産業としてビリヤード台や謄写版に加工され、海外に輸出されていた時期もありました。

 

(波板の山では今でもかつての石切り場の遺構を見ることが出来ます)

 

 山にはかつての石職人が加工した石が、鮮度を保つために土に埋められた状態でたくさん残っています。この波板石には地元の人たちの思い出がいっぱい詰まっているんです。

 
 このプロジェクトでは、この石を掘り起こして、山から運び出して綺麗にし、津波で亡くなった方との思い出や、未来へのメッセージを刻み、一つ一つ表情が違う自然の石を一人一人が壁面に貼り付けていく計画です。こうすることで、防潮堤は、人と海を隔てる無機質な壁ではなく、大切な思い出をつむぐ「メモリアルウォール」として、再び人と海の距離を近づけてくれるのではないかと考えました。
 
山には至る所に石が打ち捨てられています。
(浜からも歩いていける距離にある波板の山。季節ごとに違った表情を見せてくれます。)

 

ご支援金の使途について

 

 山に落ちている石を使うとはいえ、これを山の上から下に運びおろし、ある程度均一な厚みで貼付けていくための加工をするのにお金が掛かります。また、一部はワークショップを予定しているものの、全長100メートル以上の防潮堤の壁面すべてに施工するには、地元業者さんの協力が必要不可欠です。この石の運搬、加工費(270万円)と施工費(30万円)の合計300万円が今回必要となる資金です。

 

(階段部分には地区の住民が協力して、これも山で見つけた扇形の石を貼付けました。)

 

メモリアルウォールがあることによって、

この土地に石の産業があったということを後の人達伝えたい

 

 たとえこの先、この土地を継ぐ人がいなくなっても、メモリアルウォールがあることによって、この土地に石の産業があったということを後の人達に伝えられたらとも考えています。しかし、決して悲観的に考えているわけではありません。その証拠にこのメモリアルウォールも単なる通過点。その先では、この浜を地域公園化して、より多くの人をこの浜辺に呼び込むことを考えています。

 

(震災後に立てられた波板地域交流センターは、地元の人たちと外から来た人の交流の拠点にもなっています。
この土地を訪れてくれることを地元の人が喜び、その事自体を訪れる側も喜んでくれています)

 

 今、ナミイタ・ラボとして一緒に活動する仙台や東京の人たちが、初めてこの土地を訪れたとき、わたしたちは「何にもないでしょう」と言いましたが、外から来た人たちは「何でもあるじゃないか」と言いました。とはいえ、最寄りのコンビニまで車で1時間かかるこの土地に、移住することが簡単では無いことは私たちが一番よく分かっています。けれどもこの活動を通じて、どんな理由でもいいので波板を訪れる人が少しずつ増え続け、そしてその中からこの土地が続くための新しいかたちが見えてくるのではないと思います。

 

 今回のプロジェクトもその一環。波板を訪れる人たちがこのメモリアルウォールに興味を持ってくれることが私たちの一番の喜びですし、これからも波板を訪れる人たちのために、土地の文脈を掘り起こし、魅力的な土地になるように活動していきますので、どうぞご支援ご協力の程、よろしくお願いします。

 

リターンついて

 

■3,000円のリターン

・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド
・特産のおいしいとろろ昆布(高級品です)
・波板石でつくった特製箸置き

 

■5,000円のリターン

・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド

・現地で開催の石貼りワークショップへ参加
 お昼は地元で採れる海鮮BBQ大会開催!

 

■5,000円のリターン

・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド

・波板の人との交流会を東京/仙台で開催します
 波板の海産物や石巻の地酒を振る舞います
 

■10,000円のリターン

・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド

・あなたのメッセージを石貼りの石へ刻みます
・ホタテ、ウニなど地元波板・雄勝特産の四季の海産物セット
 

■30,000円のリターン

・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド
・あなたのメッセージを石貼りの石へ刻みます

・ 波板での石貼りワークショップへのご招待(ペアチケット)
・ コミュニティセンターペア宿泊チケット

(地元の人たちと一緒に食べるおいしい夕食1回のおもてなし付き)
・ 地元のアイドルおじいちゃんによる現地のガイドツアーペア1日券

 

【NEW】■50,000円のリターン

・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド
・季節の海産物セット
 季節ごとに2回に分けてお送りたいします
・波板石プレート
・コミュニティセンターに協力者としてお名前を掲載させていただきます

 

■50,000円のリターン

・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド
・あなたのメッセージを石貼りの石へ刻みます

・ コミュニティセンターペア宿泊チケット(3泊4日までOK)

(地元の人たちと一緒に食べるおいしい夕食1回のおもてなし付き)
・ 地元のアイドルおじいちゃんによる現地のガイドツアーペア1日券
・ 凄腕漁師さんと一緒に海へツアーペア体験券

 

【NEW】■50,000円のリターン

・ナミイタメンバーが代わりにあなたのメッセージを刻みます
・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド
・波板石食器セット
(波板石プレート・波板石コースター2枚・波板石箸置き2のセット)
(写真はイメージですので仕様が変わることがございます)
・コミュニティセンターに協力者としてお名前を掲載させていただきます

 

■100,000円のリターン

・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド
・あなたのメッセージを石貼りの石へ刻みます

・ ナミイタ・ラボメンバーによる出張講演会(交通費は地域によって要相談)

 

■200,000円のリターン

・波板散策イラストマップ&プロジェクトの想いを込めたタブロイド
・20名までの団体で現地で開催の石貼りワークショップへ貸し切り参加
 お昼は地元で採れる海鮮BBQ大会
・企業名入り銘板をつくります
※現地までの交通費は自己負担でお願い致します。

 

■3,000円のリターン

■5,000の円リターン

全ての支援を活動費に宛てさせていただきます!

 

■10,000円のリターン

全ての支援を活動費に宛てさせていただきます!
・ナミイタメンバーが代わりにあなたのメッセージを刻みます。

 

ナミイタ・ラボについて

 

 ナミイタ・ラボは、地元に住む私たちと、仙台在住メンバーの東北大学災害科学国際研究所 助手 小林徹平、建築事務所she design & research office代表 菅原麻衣子、東北大学大学院工学研究科 助教 土岐文乃、そして東京在住メンバーではアートディレクター天沼竜矢、COTONA代表 片岡照博、スタジオゲンクマガイ代表 熊谷玄、にっぽん てならい堂店主 中村真一郎の7名のコアメンバーと、そして多くのサポートメンバー、ボランティアスタッフで構成されています。

 

 

(限界集落というと暗いイメージがあるかもしれませんが、私の活動はまず"楽しむ"ことです。)

 


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