つむぐ防潮堤プロジェクト完成のご報告
つむぐ防潮堤プロジェクトを支援いただいたみなさまへ。
みなさまのおかげで、11月末に防潮堤への石貼りが全て完了いたしました。
計画通り、波板地区の文脈をひきついだメモリアルウォールとして、地元に人たちも誇りに思えるものが出来上がりました。
少しご報告が遅れてしまいましたが、ここまでご支援いただいた皆様へ、ナミイタ・ラボ一同、改めまして心より御礼申し上げます。
また、全てのリターンの発送も終えています。
万が一にもお手元に届いていない方は、お手数ですがご連絡くださいませ。
さて、来年もナミイタ・ラボの活動は続いていきます。
写真でもご覧のとおり、防潮堤の両端は白いままになっていますが、この部分は県の方で別の工事を予定している為、今年は手をつけることができませんでした。県の工事が完了次第、今回の施工で蓄えた知見をもとに、また地元の人たちとワークショップを行いながら、広げていく予定です。
そして、このつむぐ防潮堤は、私たちの構想の最初のとっかかりです。
次は、この小さくて美しい浜から、かつての石切り場を有する山までの全体を公園化して、より多くの人がこの波板を訪れるようにしたいと思っています。
この公園化を進めるにあたっても、改めてワークショップなどを開催する際にはフェイスブックでお知らせいたしますので、ぜひご参加下さい。
今回のプロジェクトで私たちが得たのは、みなさまとの出会い、再会の機会でした。波板を知ってくれた方、共感してくれた方、実際に訪れてくれる方との多くの出会いが、私たちにとって最大の喜びでした。
今後もこのご縁を大切にさせていただきたいと思っていますので、どうぞ引き続き、波板とナミイタ・ラボを温かく見守っていただき、そして時にはご参加いただければと思います。
本当にありがとうございました。