プロジェクト概要

 

 

みんなの銭湯が突然休業となったあの日…

 

相模原市民に37年間愛され続けた銭湯「並木湯」が突然の休業。

 

2017年9月18日に起きた台風18号により、煙突が倒壊してしまいました。

 

「営業再開待ってるよ!」と、多くのお客様からの温かい声のおかげもあり、急ピッチで復旧工事を行い、ようやく2017年12月9日(日)に無事に再開。

 

ここまで支え続けてくれたお客様へ、並木湯から感謝を込めたプロジェクトを立ち上げます!

 

 

 

休業せざるを得なくなった
神奈川県相模原市の銭湯「並木湯」

 

はじめまして、出口範嗣です。神奈川県相模原市で37年間銭湯を営む「並木湯」の息子です。幼少期はお店の影響もあり、ほとんど家族で遠出はできませんでしたが、店の手伝いで番台に乗ったり、銭湯に入ったり、薪の片付けをするなどして毎日を過ごしていました。

2017年9月18日の早朝、私はいとこからのLINE電話で起こされました。

「のっちゃんの実家のお店がテレビに写ってるよ!」と……

 

テレビを点けてみると本当に実家が映っており、「えっ!?」と思い、実家に電話をしてみるも話し中でつながらない。
とりあえずLINEで母と姉にメッセージをして、実家に向かってみると、本当に煙突が倒れていました。今でもあの衝撃は忘れられません。

 

当時、テレビに映っていた時の映像です。

 

父が脳溢血で倒れるまでは、月に1〜3日の休みしかなく、年間330日以上営業していた「並木湯」。両親が年をとったここ数年は週休となりましたが、年間300日程度営業を続けてきました。

 

そんな「並木湯」が突然休業することになり、早3ヶ月。営業再開までの間、常連のお客様や煙突の倒壊を知った近隣の方々からは、営業再開を待ち望む声が常に上がっていました。
 

そして迎えた12月9日(日)の再開の日。非常に大変な作業と多額の費用がかかりましたが、無事に再開できたのは、「並木湯」を支えてくださったお客様のおかげです。

「死ぬまで店をやりたい」と願う両親の思いと、お客様への感謝の気持ちを込めたプロジェクトを立ち上げることで、「営業再開記念!入浴チケット」を贈りたいと思いました。これからも「並木湯」の応援をよろしくお願いいたします!

 

再開当日、早速ご来店いただいた方々がいました。

 

 

台風だけではなく
襲いかかってきた多額の費用

 

1980年にオープンした「並木湯」は、まったくの個人資本で、更地の状態から営業を開始しました。どんどん家やアパートにお風呂が普及し、お客様が減少していく中、それでも近隣の住民の方をお客様として迎え入れてきた両親。

夫婦二人でなんとか営業し続け、少なくとも両親が死ぬまでは営業を続けられると思っていました。

 

再開して喜ぶ母の様子。

 

しかし、台風18号の影響により、26mの煙突が倒れるという予想外の事態が発生。

 

それ以降、復旧作業に追われる日々となったのですが、さらに多額の費用が私たち家族を襲いました……

開業してからずっと、廃材を利用しての薪でお湯を沸かしていましたが、廃材を薪にするにはノコギリやチェーンソーで釜で燃やすことができるサイズに切る必要があります。切った薪を釜の前まで運び、1時間に1回程度薪を入れる作業は、84歳と75歳という両親には困難になることが目に見えていました。

 

また、薪でお湯を沸かすには今までと同じ20m以上の煙突を再度建て直す必要がありますが、煙突のあった裏が畑だった時代はともかく、現在は煙突倒壊でご迷惑をかけたアパートが建っており、建て直す費用の面も合わせて現実的ではない状況。

結果、薪でお湯を沸かすのを諦め、毎月の燃料費が大きな負担となるものの、ガスでお湯を沸かす様式に決めました。様式の変更には、ボイラー用のガスバーナーの設置とガスを釜の前まで引く工事や、バーナーの熱を逃がすための排気筒の設置が必要でした。

 

こうした作業にかかった費用は700万円。貯金を切り崩して、年内の再開に間に合わせることができましたが、大変厳しい状態が続いています。

 

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倒れた煙突を撤去する様子

 

 

無事に迎えた営業再開の日
お客様に感謝を伝える何かがしたくなった

 

「並木湯」は、昔ながらの番台形式を取り入れた、けして派手なことをせずに真面目に営んできた銭湯です。

何より、ここに来てくださるお客様の大半が両親、特に母の人柄に触れたくていらしてくださる方がほとんどです。

 

番台に立つ母。

 

37年間営んできて最大の危機となった今年9月。

並木湯の営業再開に向け、ポンとお金を出せるだけの余裕があれば、もう少し早く再開できたかもしれませんが、恥ずかしながらそこまでの費用をすぐに捻出することが出来ませんでした。

 

しかし、そうした厳しい状況でも常に声をかけ続けてくださったお客様には、本当に感謝してもしきれません。危機にあったからこそ、温かい言葉が「並木湯」の支えとなっていました。「営業再開はいつですか?」「いつでも待ってるよ!」そんな言葉をかけてくださる方々がいることに気付くことができたのです。


そのため、今回のプロジェクトでは、お客様に感謝の気持ちを込めた、ここでしか手に入らない「特別な入浴チケット」を提供させていただくことにしました。

また、チケットを提供させていただく代わりに、皆さまからいただいた資金を想定していなかった廃材処分・片付けをするための費用と倒壊した煙突を処分する費用の一部として充てさせていただきます。

 

まだ周知できていないので少ないですが、ちらほらお客様が来始めています。


 

新しい「並木湯」の誕生を
お客様と一緒につくりあげたい

 

休業している間、認知が入ってきている父も「今日は店は休みか」「いつから店やるんだ」と気にかけていたり、母も忙しい中でも言葉の端々から「店を再開したい」という想いを強く感じることができました。

 

両親がつくり上げた「並木湯」を再開させることができた今、古くからのお客様、地域の方々、そしてご支援いただいた皆さまに、「並木湯」で汗を流して、温まっていただき、喜んでいただきたいと思っています!


そして、銭湯一筋で生きてきた、銭湯を営業することが人生の生きがいである両親を生涯現役でいさせてあげたい。というのが、息子からのもう1つの願いです。

 

どうか、心機一転した「並木湯」をこれからも支えてください!そして、一緒にこれからの「並木湯」をつくり上げていきましょう。

このクラウドファンディングを通じて「並木湯」に遊びに来てくださる方が増えることを願っています!

 

皆さまのご来店をお待ちしております!

 

 

リターンについて

 

お返しできることと言えば、再開したお風呂に入っていただくことぐらいしかできないのですが……
今回、ご支援いただいた方には、金額に応じず全員の名前を男湯、女湯の脱衣場それぞれに掲載させていただきます。

 

 


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