ニコ超　テクノ法要×向源にて　蓮敬寺　僧侶　冨金原 真慈

サイバー南無南無で曼荼羅のデザインとニコニコ超会議2019のステージで読経を担当させていただきました冨金原です。
サイバー南無南無は VJと伝統的な仏教の声明のコラボをしながら、その場に出てくるQRを読んで自分自身の事を振り返る質問に答えると自分だけの曼荼羅ができて、SNSでシェアするとそれがリアルタイムで画面上に現れ、一つのVJ映像になっていくというものです^-^
当日はステージにいたためバックでどのような映像表現になっているか見ることができませんでしたが、後ほどアーカイブ映像を見て感動いたしました。ネット上や現場のお客さんの質問の返答によって作られたアイコン付き曼荼羅が無数に出てきて、まさにリアルとバーチャルの垣根を超えて一緒にその場の法要を作り上げているという感じでした。
昨今寺離れが進んでいると言われていますが、いきなりお寺に来るのではなく、バーチャルの中で法要に参加し、そこで興味を持った人がリアルでお寺にお参りに来るということもこれからの未来にはあり得るのではないかと思いました。
リアルとネットの世界の垣根を超えて、どこからでも法要に参加できるシステムはこれからのお寺のあり方に一つの可能性を見いだすことができるのではないかと思っています。