外国人向け日本語教育の最前線で活躍する「にわとりの会」の紹介　その５

こんにちは！Living in Peaceです！

難民向け日本語学習プログラム「LIP-Learning」への応援ありがとうございます。

「にわとりの会」の紹介　５回目は「ニワ先生の思い」です。

ニワ先生の素敵な笑顔と、こどもたちの可能性をあきらめない熱意をぜひご覧ください。

「なぜ先生になろうかと思ったのは、世の中変えたいなと思っても自分にできることは先生くらいしかなかったんですね。そのためにクラスで一番勉強ができなかったり家庭が不幸だったりする子のためになれたらな、と思って活動していました。」

「最近はそれが外国人の子どもさんなんです。1990年に入管法が変わって、外国人労働者を受け入れることになったんですけれど、その子どもたちの教育を全然考えないうちに25年が経ってしまいました。」

「ダブルリミテッド（日本語も母語も充分に発達していない状況）の子どもたちは、頭が悪い訳ではないのですけれども、今の学校のシステムだと知的障害だと思われて、特別支援教育になってしまう。適切な教材を与えればちゃんと勉強できる。教材とカリキュラムの問題です。」

「わたしにできることは、学習言語を身に付けて、高校にちゃんと入れてあげたいな、自分の夢をかなえさせたいな、と。子どもの可能性は無限であると考えています。」

また、ラジオ出演記事「外国ルーツの子どもたちの学習教材・カリキュラムを展開する愛知県の団体「NPO法人にわとりの会」に注目（J-WAVE）」もご覧ください。

「多くの人を支え、背中を押す活動の先に見つめる未来のヴィジョンとは、なんでしょうか？

たとえ国を超えた転校しても、その子がその子らしく生きる。それから親御さんが何人であろうと、本人が何人であろうと、自分の望む未来に向かって進んでいってもいいんだって、自分の可能性は諦めないで生きていけるっていう未来を望んでいます。」

次回は「他にもたくさんあるにわとりの会の活動」の予定です。お楽しみに！

【お知らせ】

７月９日に「外国人向け日本語教育の最前線～にわとりの会が難民向けオンライン日本語学習を始めます！」を開きます。申し込みはこちらから。