孤独死が増えた今だから実現したい【宗派を超えた】僧侶の葬儀社

はじめに

ーーーーーーーーーーー

超高齢者社会の中「孤独死」「直葬（じきそう／ちょくそう）」が増えています。「直葬」とは病院や施設から火葬場に直行すること。「葬」の字が使われていますが、実態は僧侶を呼ぶことなく火葬される場合が少なくありません。私は縁あって奈良県金峯山寺で僧籍を授かりました。またこれまでに看取り士、納棺士を取得し、人々の最期を見つめる機会をいただいてきました。

少子高齢化により家族の形はかつてないほど小さくなりました。さまざまな要因による経済的困窮も増えていくでしょう。そんな中でも、ご自宅や施設で近しい人に見守られ、穏やかに温かい最期を迎えていただきたい。その為にできることが、僧侶による小規模な葬儀社だと考えました。

いただいたご支援の使いみち

ーーーーーーーーーーー

皆様からいただいたご支援は、全国初の試みであろう尼僧による葬儀社「尚蓮庵」の立ち上げに大切に使わせていただきます。具体的には下記のとおりです。

・葬儀社開業の為の備品購入

・ホームページ作成費用

・葬儀用ストレッチャーの購入

・ドライアイス用冷蔵庫の購入 など

青柳尚蓮について

ーーーーーーーーーーー

青柳尚蓮（あおやぎしょうれん）、本名は青柳尚子（なおこ）。奈良県金峯山寺修験本宗教師。

看取り士、おくりびとアカデミー認定納棺士を取得。北海道帯広市在住。

20代で特定疾患を患うも重症化せず、仏の国・ミャンマーを皮切りにカンボジア、ラオス、チベット、インドなどアジア諸国を旅し、中国には語学留学しました。40代で帰国。50代で出会った方々にご縁を得て僧籍を授かり、宗教宗派を問わない、祈りの中での弔いを行っています。

尚蓮庵の葬儀について

ーーーーーーーーーーー

葬儀社「尚蓮庵」は、事前登録制とし、北海道帯広市及び近郊の方々を対象とします。直葬、自宅葬、施設葬を主とし、事前にお会いしてじっくりとお話をさせていただくことで安心と納得をもって葬儀を迎えていただきます。

私はこの活動を北海道帯広市を中心に始めますが「僧侶が葬儀社を運営する」というこのアイデアは、全国の仏縁ある皆様に広がってほしいと心から願っています。経済的事情やご家庭の事情がある方も、ご本人様の尊厳を大切にされる僧侶が寄り添い、温かい最期を迎えられる。そんなシーンが日本全国に増えていくことを願ってやみません。

・プロジェクトの終了要項

運営期間：2020年9月1日～2021年3月31日
運営場所：北海道帯広市西18条南5丁目36-1
運営主体：尚蓮庵

運営内容詳細：
葬儀屋開業の為の備品購入、ホームページ作成費用
購入物葬儀用ストレッチャー、ドライアイス用冷凍庫