支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 143人
- 募集終了日
- 2024年3月28日
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- 寄付者
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- 現在
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- 支援者
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- 支援者
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- 現在
- 2,266,000円
- 寄付者
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- 22,733,000円
- 寄付者
- 1,025人
- 残り
- 7日
プロジェクト本文
【達成のお礼とネクストゴールについて】
皆様の心温まるご支援のお陰で、3月20日に当初目標の100万円を達成しました。
これで、プロジェクトが実行でき、30名の視覚障害者に避難マップを提供いたします。
さらに20名への避難マップ提供を目指して、160万円のネクストゴールを設定させていただくことにしました。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施させていただきます。
期限の3月28日まで、引き続き力強いご支援をお願い申し上げます。
3月21日追記
望月 優
自己紹介
株式会社アメディア代表の望月優です。生まれつき全盲で、白杖を持って歩いています。
|私たちの取り組み
目が見えないと、道を完全に覚えていなければ、目的地に向かって歩き出すことすらできません。
その状況を解決すべく、私たちは2018年12月から、事前学習ができ、歩き始めると音声と振動で道案内が行われるアプリの開発と、バリアフリーマップの作成に取り組んでいます。
初めて行く場所で行われた演劇の会に、一人で行くことができたなどなど、喜びの声をいただいています。現在、公開されているバリアフリーマップは、4,600経路を超え、着々と増えています。
【初めての道も一人歩き】視覚障害者も使いやすい!音声と振動の歩行ナビアプリ「ナビレク」紹介
|視覚障害者の歩行事情
点字ブロックや音響信号機、駅のホームドア等、視覚障害者の歩行の利便性、安全性を高める公共インフラが少しずつ整いつつあります。点字ブロックは、道しるべの役割を果たし、音響信号機は、信号を渡るときの安全性を担保し、ホームドアは、ホームから転落する危険性を無なしています。
ところが、視覚障害者には、分かりやすい地図が存在しませんでした。そのため、一人歩きする視覚障害者は、・誰かと一緒に何回か歩いて道を覚える、・経路に詳しい人にこと細かく道筋を聞いて、それをメモして何度も読んで覚える、のいずれかの方法で経路を暗記したと思える状態になって始めて、その目的地に向かって歩みを進めることができます。
そこで、私たちは、事前学習できるバリアフリーマップを作成する、実際に歩くときには、事前学習のときと同じ効果音と説明で道案内する、という機能を持つアプリの開発と、そのアプリで利用するバリアフリーマップの作成と普及活動を開始しました。
iOSアプリの「ナビレク」または Androidアプリの「ナビレク Lite」で公開サイト「ナビ広場」からバリアフリーマップをダウンロードすると、音声で聞いて事前の「経路予習」ができ、歩くときには音声と振動による「道案内」が提供される仕組みです。
公開されているバリアフリーマップは、人の目で道路環境を確認してつくられており、景色が見えないために方向感覚を失いやすい視覚障害者を、効果音と進む方向に振動する機能で正しいルートに案内します。こうした独自のバリアフリーマップ機能が視覚障害者に社会参加の機会を生んでいます。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
ところが、一つ大きな問題に気づきました。公開経路の中に、災害時の避難所まで行くためのマップが、ほとんどないことです。
ナビレクは、音声で聞いて、実際に歩いてみて、事前学習できるのがよいところなのですが、避難所に行くためのマップがなければ、それがかないません。災害時に避難するときには多くの場合、自宅から最寄りの避難所に行きますが、自宅が出発点の地図は、個人情報のため、ナビ広場に公開することができず、そのため避難経路のマップがほとんどなかったわけです。これでは、普段一人で歩いている視覚障害者でも、いざというときに避難所に身を寄せることができません。
視覚障害者は、災害に見舞われたとき、一人で避難所まで行くことができない。誰かが助けに来るまで待つしかない。洪水注意報や警報が出て、家に居続けるのは危険だと分かっていても、土砂災害警戒情報で裏山で山崩れの危険を感じても、ただひたすら、自宅で誰かが助けに来てくれるのをじっと待っているしかないのです。
このような状況を改善すべく、個人宅からの地図データを公開することなく、直接本人のスマートフォンに送るシステムを新たに開発し、目の不自由な人々へ避難ナビマップを届ける、本プロジェクトを立ち上げました。
今回、クラウドファンディングでのご支援をお願いしようと決断したのは、目が見えなくてもナビレクマップがあれば、いざというときに避難所まで自分で行けることをより広く、より多くの方に知ってもらいたかった、そして、少しでも多くの視覚障害者にその人向けの避難所経路のマップをお渡ししたかったからです。
また、在宅避難しているときでも、このマップがあれば、避難所で配られる救援物資を自分で受取に行くことができます。
今後の事業展開において、各自治体の方々にもこの問題を認識していただき、自治体としての取り組みとして位置づけていただけるようになることを、期待しています。
プロジェクトの内容
今回のプロジェクトでは、いただいたご支援金をもとに、必要な視覚障害者に自宅から最寄りの避難所までの往復マップを作成し、どんどんお渡ししていきます。
具体的には、一人の方に対して、避難所までの行き帰りの経路のバリアフリーマップを作成し、触って分かる立体触地図1枚とともに、提供します。
帰りの地図も必要な理由は、普段から避難所までの歩行練習をして道を覚えておくためです。帰りのマップがないと、自宅に戻ることができません。また、災害時の支援者が決まっている方には、ご本人の意向に従って、支援者の方にも避難マップをお渡しします。
■目標:最少30名に、計60経路
クラウドファンディング手数料22万円を差し引いた78万円で、30名、60経路のマップを作成して提供します。
作成には、1往復経路を作成し、その点図マップを作成、出力するのに約2万6千円の人件費、材料費、システム運営費等の費用がかかります。
ご支援金が目標金額の100万円を超えた場合、提供する方を金額に応じて増やしていきます。200名分までは、期間内に対応可能です。さらに多くのご支援金がいただけた場合、駅、バス停、人気のあるお店等の公共の場所を出発地点とした避難所までの経路マップを作成して、ナビ広場に公開し、公の避難経路マップを充実させます。
■提供する対象者
なお、今回避難マップを提供する対象者は、いくつかの視覚障害者団体を通じて募集するとともに、弊社アメディアの顧客に声を掛けて募集します。応募いただいたリストの中から、国土地理院のハザードマップと照らし合わせて、危険度の高い地域にお住いの方の避難マップを優先的に作成してお渡しし、それ以外は応募順にお渡しして行きます。
|対象者を募集する視覚障害者団体一覧
・全日本視力障碍者協議会
・東京都盲人福祉協会
・東京視覚障害者協会
・一般社団法人 音声ナビネット
・国際視覚障害者援護協会 ほか
■スケジュール
4月:個人向け避難マップ作成開始
6月末:30名に提供完了
9月末:80名に提供完了
12月末:140名に提供完了
2025年3月末:200名に提供完了
上記の間、公開避難マップも順次整備して行きます。
プロジェクトの展望・ビジョン
今後について、自己資金にて、以下の活動を実施を予定しております。
1. 公開できる避難所までの経路マップの作成
駅、バス停、コンビニ等を出発地とした避難所までの経路マップを作成して、ナビ広場に公開配備します。
これらの公開の避難所までのバリアフリーマップが適切に配備されていれば、出先で災害に 見舞われたというときに、助かる可能性が少しでも高まります。
2. ナビレクアプリとバリアフリーマップ作成ソフトそしてナビ広場のバージョンアップ開発
「ナビレク」及び「ナビレク Lite」の利便性を高める開発を行います。
視覚障害者が作って欲しい経路をリクエストする仕組みを強化します。立体触地図を作成するプログラムに磨きを掛けます。より利便性の高いバリアフリーマップを作成できるソフトを開発します。
3. 視覚障害者にナビレクの使い方を教える活動
オンラインでの操作レッスンを実施します。
街歩きしながらの歩行練習を企画し、他団体にも協力を要請します。
最後に
私たちが、このクラウドファンディングを準備している最中に、能登半島の大地震が起きました。
私たちのファンディング対象者の視覚障害者にも、家が壊れて避難所で苦難の生活を余儀なくされている方々がおります。能登半島の災害支援で別のクラウドファンディングに寄付して下さっている方々に、心より感謝申し上げます。
私たちのクラウドファンディングは、災害が起きる前の備えの手段の一つを提供することが目的です。
視覚障害者が災害時の土壇場で、一つでも自分の行動選択肢を持てるよう、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
プロフィール
株式会社アメディア
設立:1989年2月
代表取締役:望月優
・印刷物を声で読み上げる音声読書器の開発
・視覚障害者の歩行を支援するアプリとバリアフリーマップの開発に取り組んでいます。
本社
東京都練馬区豊玉上1-15-6 第10秋山ビル1階
ナビレク事業所
東京都練馬区豊玉北1-12-3 聖書キリスト教会・東京教会 2階アメディア室
バリアフリーマップ事業は主にこちらで取り組んでいます。2022年4月に働きづらさを抱える社員とともに働く「ソーシャルファーム」の認証を東京都から受けています。
※掲載している名称は、許諾を得て掲載しています。
- プロジェクト実行責任者:
- 望月 優(株式会社アメディア代表取締役)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
実施完了日までに、リクエストをいただいて計画した個人避難マップのデータと立体触地図を作成して、個々人への納品を完了します。 ・支援金の使途について 目標金額の100万円の内訳:避難マップの作成費78万円(30名分)、クラウドファンディング手数料22万円 目標金額を超えた分については、70%をより多くの希望者に対応するための避難マップの作成費、17%をクラウドファンディング手数料、13%をその他の経費に充当し、足りない分は自己資金で補います。その他の経費には、一部のリターンの仕入代金やソフトウェア改良費等が含まれます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填します。
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プロフィール
1958年 静岡生まれ。幼少時に失明 / 1987年 国立職業リハビリテーションセンター電子計算機課に入所。コンピュータープログラミングを学ぶ / 1989年 株式会社アメディアを設立し、視覚障害者へのパソコンやソフトウェアの販売事業を開始 / 1996年 印刷物読み上げソフト「ヨメール」発売 / 2003年 音声拡大読書機「よむべえ」を発売 / 2016年 ナビアプリの前身となる、録音ガイド作成アプリ「ナビレコ」を無料公開のちにナビレク・バリアフリーマップ作成ソフトの開発を経て、現在の仕組みを確立させる / 2022年 ソーシャルファーム事業所を設立。バリアフリーマップ配備事業を開始 / 2023年 音声ナビアプリ「ナビレコ」を「ナビレク」へ名称変更し、個人宅を出発する有料のガイド作成サービスを本格的に開始
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リターン
3,000円+システム利用料
01:目の不自由な方への声掛けカードほか、お礼メールと資料一式送付
・ナビレク・バリアフリーマップ案内パンフレット(データ版)
・目の不自由な方への声掛けカード(PDF)
・お礼メール
ナビレク・バリアフリーマップ案内パンフレットのデータ版と街で目の不自由な方を見かけたときに、どんな風に声掛けしたら良いかをコンパクトにまとめた、カードサイズに折りたためるPDF を提供します。お礼メールの中にダウンロードURL を記載してお届けします。
- 申込数
- 51
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年5月
4,000円+システム利用料
02:ナビレク・オンラインレッスン体験
視覚障害者にナビレクの操作方法をお教えする60分のズームでのオンライン・レッスンを体験いただきます。視覚障害者のスマホの操作方法やナビレクの使い方を知ることができます。質疑応答の時間もあります。
第1回:2024年4月9日(火) 15時~16時
以後、支援者の皆様のご都合を伺いながら、月1回のペースで実施します。
※有効期限:1年以内
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 494
- 発送完了予定月
- 2025年4月
3,000円+システム利用料
01:目の不自由な方への声掛けカードほか、お礼メールと資料一式送付
・ナビレク・バリアフリーマップ案内パンフレット(データ版)
・目の不自由な方への声掛けカード(PDF)
・お礼メール
ナビレク・バリアフリーマップ案内パンフレットのデータ版と街で目の不自由な方を見かけたときに、どんな風に声掛けしたら良いかをコンパクトにまとめた、カードサイズに折りたためるPDF を提供します。お礼メールの中にダウンロードURL を記載してお届けします。
- 申込数
- 51
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年5月
4,000円+システム利用料
02:ナビレク・オンラインレッスン体験
視覚障害者にナビレクの操作方法をお教えする60分のズームでのオンライン・レッスンを体験いただきます。視覚障害者のスマホの操作方法やナビレクの使い方を知ることができます。質疑応答の時間もあります。
第1回:2024年4月9日(火) 15時~16時
以後、支援者の皆様のご都合を伺いながら、月1回のペースで実施します。
※有効期限:1年以内
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 494
- 発送完了予定月
- 2025年4月
プロフィール
1958年 静岡生まれ。幼少時に失明 / 1987年 国立職業リハビリテーションセンター電子計算機課に入所。コンピュータープログラミングを学ぶ / 1989年 株式会社アメディアを設立し、視覚障害者へのパソコンやソフトウェアの販売事業を開始 / 1996年 印刷物読み上げソフト「ヨメール」発売 / 2003年 音声拡大読書機「よむべえ」を発売 / 2016年 ナビアプリの前身となる、録音ガイド作成アプリ「ナビレコ」を無料公開のちにナビレク・バリアフリーマップ作成ソフトの開発を経て、現在の仕組みを確立させる / 2022年 ソーシャルファーム事業所を設立。バリアフリーマップ配備事業を開始 / 2023年 音声ナビアプリ「ナビレコ」を「ナビレク」へ名称変更し、個人宅を出発する有料のガイド作成サービスを本格的に開始