支援総額
目標金額 1,700,000円
- 支援者
- 47人
- 残り
- 24日
プロジェクト本文
皆様、はじめまして。私は熊本県球磨郡にて活動しております「ネコハル」 代表の和泉嘉奈と申します。
ネコハルは「人知れず死んでいく猫たちを救いたい」という想いを持つ10人のメンバーが集まり、2023年11月に任意団体を立ち上げました。
地域に広くTNR活動を広める目標のもと、今年の夏頃にNPO法人 ネコハルとなる予定です。
もともとは10年以上前から個人で100匹以上の野良猫の保護やTNRなどを行っておりましたが、高齢者による多頭飼育崩壊現場の悲惨な現実を目の当たりにしたことをきっかけに、私たちの本格的な活動が始まりました。
猫の脅威的な繁殖力により毎年子猫の保護依頼が絶えず、生まれてきた小さな命は野良猫という過酷な環境下を生きていかなければいけません。しかし、残酷なことに野良猫の子猫の*生存率は13%〜25%です。
毎年、毎月、毎日、人知れず命を落としている猫がいるのです。人間が無責任な飼育方法を行なった結果、何の罪もない猫が犠牲になっています。その多くが防ぎえた死です。
行動を起こさなければ何も変わりません。TNRの必要性を啓発し続けなければ、このまま猫は増え続けます。
私たちが住む熊本県は2017年以降、猫の殺処分はありません。
しかし、熊本県球磨郡では野良猫の保護を保健所はしておらず、適正な飼育方法やTNR活動の認知がきちんと周知されないまま、餌やりだけをする無責任な飼育方法により猫は増え続け、毎日数多くの猫たちがロードキル(交通事故死)や人間の無責任な行為によって命を落としています。
このような状況で殺処分ゼロだと誇りを持って言えるでしょうか。
熊本県は全国で初めて殺処分ゼロを達成した県でもあります。しかし、殺処分がゼロだからといって野良猫がいなくなったわけではありません。
いなくなるどころか、私たちの地域では増えています。
「臍の緒がついたままの子猫を拾ったけどどうしたらいいか」
「ぐったりして死にそうな猫がいる助けて欲しい」
「野良猫がいるけれど保健所にも他施設にも断られてどうしたらいいのかわからない」
このような相談が後を断ちません。
そしてこのような相談を受けるたび私たちは、命に関わる状況でなければ地域猫として共生していく選択肢を提案しています。
全ての猫を保護したいのはどの団体も思っていることです。しかし人手不足や資金面により、保護をするにも限界があります。
手術費用は決して安い金額ではなく、突然出会った小さな命に戸惑う人も多くいます。
猫は年に2回、春と秋に発情期を迎えます。特に春は、「猫の恋」と季語になっているほど繁殖が盛んになる時期です。
そのため春は子猫の保護依頼が急増します。
子猫を保護された方々みなさんが「子猫をどうにかしなければ」仰います。
もちろん子猫も放置していては死んでしまいます。
しかし、親猫をどうにかしければまた同じことの繰り返しです。
子猫優先で動くあまり、同じ年の秋にはまたその親猫が妊娠をします。
助けられる猫はほんの一部で、多くの野良猫は苦しみの中死んでいます。
「どうにかしたいけど、どうしらいいのかわかわない」
「どこに助けを求めたらいいのかわからない」
そんな方達の道しるべになることで、不幸な命を産ませないことにつながると思います。
負の連鎖を断ち切るためにはTNRしか方法がありません。
交通事故死により可燃物のゴミとして捨てられる猫の悲しい現実、人知れず死んでいく小さな命がゼロになる世の中を強く願っています。
熊本県ではTNR活動推進として各保健所へ申請すれば無料にて手術を行っていますが、すぐに手術が受けられるわけではありません。
今現在も順番待ちの状況であり、多くの猫たちが未手術のまま順番を待っています。その間もメス猫に発情が来れば猫は増え続けます。猫は交尾の際に排卵するため、妊娠率は*ほぼ100%です。1度の交尾で確実に妊娠します。
また、無料手術は飼い猫には適用されず、個人(1人)での申請は受け付けていません。
捕獲器を用いての搬入に限定されており、動物愛護センターまでは車で1時間ほどかかります。そのため、高齢者にとっても猫にとっても大きな負担となっています。
多頭飼育崩壊発生時や、お金を払う人がそもそも存在しない場所では私たちが自己負担で対応してきました。
また、劣悪な環境下の猫たちは重篤な病気を抱えている場合が多く、度重なる高額な治療費に「かわいそう」だけでは救えない現実があります。
そのためにもみなさまのお力添えが必要です。
ネコハル活動拠点である「あさぎり町」の高齢化率は*39.7%と高い水準となっており、身体的な理由や経済的な理由などから不妊去勢手術ができない状況下にある高齢者が多く存在しています。そのため、ネコハルへの相談数も増加しています。
(*2023年9月高齢者関係資料集記載)
さまざまな理由により未手術のまま放置された猫は爆発的に増え、結果的に多頭飼育崩壊という最悪な状況に陥り、人も猫も不幸になっているのが現実です。
このような最悪な状況にならないために、猫にも人にも負担が少なく、迅速かつ効率的に不妊去勢手術を行える移動式手術室はとても有効な手段です。
また、私たちの地域では未手術の野良猫への無責任な餌やりが猫を増やす大きな原因となっており、住民レベルでの意識改革も大きな課題となっています。
移動式手術室(手術車)でTNR活動を行うと同時に地域猫の啓発活動を行うことで、「不妊去勢手術が当たりまえ」となる世の中を目指しています。
不幸な命を産ませない、全ての猫が穏やかな日々を送ることができるようTNR活動に尽力していきたいと思っています。
どうか、ご支援、応援をよろしくお願いします。皆さまと共に、猫たちを守り続ける未来を作れたら幸いです。
今回いただくご支援は、約70頭の野良猫のTNR費用や交通費、その他消耗品費などの費用として活用させていただきます。
▼資金の使い道
ネコハルTNR活動費・野良猫や高齢の飼い主による置き去り、多頭崩壊事案などを含む、猫の不妊去勢手術費用(約70頭分)・移動式手術室(手術車)の移動費用、医療費、人件費・地域猫用トイレ設置費用、その他諸経費、READYFOR手数料
これまでは、自己負担にて保護活動を行ってきました。
ネコハル設立後はSNSで活動の報告をすることで、ありがたいことにたくさんの方々の寄付が寄せられ、保護後の医療費や飼育費として使用させていただいておりますが、未だにほとんどをメンバーの自己負担にて活動しております。
地域猫活動では膨大な手術費や医療費等が必要となります。この活動を一時的なものとせず、継続的に行っていくためには、みなさまの協力が必要です。ご支援いただいた資金の使用用途を透明性を持った形で発信するためには、信頼が重要だと感じ今回クラウドファンディングを行うに至りました。1匹でも多く小さな命を救うためどうぞご支援をよろしくお願いいたします。
今まで福岡にしかなかった移動式手術室が今年4月に熊本にも開院しました。「にじのはしスペイクリニック」さんの「移動式手術室」を手配し、月に1〜2回のTNR活動を行います。
手術車が現地に向かうことにより、ボランティアメンバーの移動時間の短縮や、猫たちの移動による身体的ストレスの負担を軽減することができ、より多くの命を救うことができます。
また、地域住民にとっても移動式手術車を見ることで不妊去勢手術の重要性を知るきっかけとなり、地域猫がより身近な存在へと変わっていくことが期待されます。
個々の力はとても小さな力です。私1人の力では何もできません。
同じ想いの仲間や理解者、地域の方々や応援してくださる方々の協力なくして成立しないのがこの活動です。
TNR活動は以前から行われていますが、ネコハルではTNRm活動を主に行います。TNR活動はご存知の通り【 捕獲→手術→元の場所に返す 】ことです。従来のTNR活動に+m(見守る)を付け加え、手術のみでなく地域猫のトイレ問題等への取り組みを行います。
地域猫のトイレ問題は、猫が嫌われる原因の一つであり、悪臭による地域住民からの苦情が一番多いのも糞尿の問題です。そのため、ネコハルでは*アースラブ(バイオトイレ)を活用し糞尿による悪臭問題にも取り組むことにしました。
*アースラブは、“アミノ酸20種類”と“特異的金属イオン15種類”を含有する酵素活性作用補助剤を、オガ粉に特殊配合した堆肥化用資材です。(日本国特許:第3656119号)
アースラブに含まれる“20種類のアミノ酸”と“15種類の特異的金属元素”は、処理対象有機物を分解する微生物群の自然発生を促進し、又それら微生物群の酵素活性を最大限に引き上げる能力を持っています。
砂を取り替える必要もなく半永久的に使用でき、地球にも猫にも優しいことから地域猫トイレ用としても活用されています。
猫の凄まじい繁殖力により負の連鎖は繰り返されます。猫を増やしてしまったのは人の責任であり、その管理をするのは人の義務です。
今後さらに高齢化が進めば、今以上に多頭飼育崩壊や置き去りなどの相談も増えることが予想されます。
今回のプロジェクトで野良猫問題を他人事ではなく自分事と捉えるきっかけとなり、1匹でも多くの猫を救うことができればと思っています。
球磨郡で初めての試みです。ご支援・応援を何卒よろしくお願いします。
- プロジェクト実行責任者:
- 和泉嘉奈(NPO法人ネコハル)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ネコハルTNR活動費・野良猫や高齢の飼い主による置き去り、多頭崩壊事案などを含む、猫の不妊去勢手術費用(約70頭分)・移動式手術室(手術車)の移動費用、医療費、人件費・地域猫用トイレ設置費用、その他諸経費、READYFOR手数料
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
「ネコハル」は、2023年11月に立ち上げ、熊本県球磨郡で活動してるNPO団体です。 私たちは地域猫活動をメインに行い、病気の猫や命に関わる状況などの猫を保護し命を繋ぐ活動をしています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
100,000円+システム利用料
全力応援コース+α 100,000円
⚪︎TNRした猫ちゃんたちの写真付きのお礼のメールをお送りいたします。
⚪︎ホームページにてお名前の記載【希望制】
⚪︎今回のプロジェクトの活動報告書をメールにて送付いたします
(一度に複数口の応募も可能です)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
50,000円+システム利用料
全力応援コース+α 50,000円
⚪︎TNRした猫ちゃんたちの写真付きのお礼のメールをお送りいたします。
⚪︎ホームページにてお名前の記載【希望制】
⚪︎今回のプロジェクトの活動報告書をメールにて送付いたします
(一度に複数口の応募も可能です)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
30,000円+システム利用料
全力応援コース 30,000円
⚪︎TNRした猫ちゃんたちの写真付きのお礼のメールをお送りいたします。
⚪︎ホームページにてお名前の記載【希望制】
(一度に複数口の応募も可能です)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
10,000円+システム利用料
全力応援コース 10,000円
⚪︎TNRした猫ちゃんたちの写真付きのお礼のメールをお送りいたします。
⚪︎ホームページにてお名前の記載【希望制】
(一度に複数口の応募も可能です)
- 支援者
- 23人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
3,000円+システム利用料
全力応援コース 3,000円
感謝のメールをお送りします。
(一度に複数口のご支援も可能です)
- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年5月
プロフィール
「ネコハル」は、2023年11月に立ち上げ、熊本県球磨郡で活動してるNPO団体です。 私たちは地域猫活動をメインに行い、病気の猫や命に関わる状況などの猫を保護し命を繋ぐ活動をしています。
出産目前の黒猫と子猫たちを救いたいです。どうかご支援をお願いします
#国際協力
- 現在
- 425,000円
- 支援者
- 80人
- 残り
- 4日
事故にあった子猫の治療・手術費にあてたい
#動物
- 現在
- 391,000円
- 支援者
- 98人
- 残り
- 8日
大規模譲渡会を開催し、高齢猫や人馴れしない猫たちにも温かいご縁を!
#環境保護
- 現在
- 1,826,000円
- 寄付者
- 214人
- 残り
- 18日
帝王切開をして繁殖を続けた元保護犬を助けたいです。僧帽弁閉鎖不全症
#医療・福祉
- 現在
- 2,160,000円
- 支援者
- 308人
- 残り
- 1日
助成金のない東京都あきる野市で地域猫活動を諦めたくない
#まちづくり
- 現在
- 1,994,000円
- 支援者
- 203人
- 残り
- 16日
能登半島の被災猫を保護し、医療にかけ、譲渡につなぐ。
#動物
- 現在
- 9,803,322円
- 支援者
- 600人
- 残り
- 23日
撤退の危機を超えて | 命を救う保護猫カフェプロジェクト始動
#動物
- 現在
- 800,000円
- 支援者
- 66人
- 残り
- 39日