熱傷Ⅲ度の火傷を負ったボス猫、マイコーを助けたい。

▼ネクストゴールを目指します。

2023年12月22日「熱傷Ⅲ度の火傷を負った野良猫ボスマイコーを助けたい」のプロジェクトを公開させて頂きました。

たくさんの方たちより、温かいコメントや応援のお言葉と共にご支援を頂戴しました。

おかげをもちまして、2日間で目標額になりました。

これも一重に、皆様のマイコーへの愛情だと思っております。

心から感謝申しあげます。

つきましては、ネクストゴールを目指したいと思います。

新たなネクストゴール目標金額は、850,000円とさせて頂きたいと思います。

ネクストゴールで集まった金額の使い道は、マイコーの手術費用、その後の経過観察に掛る費用や薬代などを除いても、術後完治してしばらくはケージが必要です。

マイコーの新しいケージは、大きめなケージでゆっくり休んで人慣れしていくためです。

他にも、療法食や猫砂などマイコーのお世話に欠かせない品物が継続的に必要となります。

その費用として使わせていただきます。

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

引き続きマイコーの為に、暖かい応援のお言葉と共にご支援のほど、よろしくお願い申しあげます。

 

▼自己紹介

はじめまして、猫又にゃーごこと鶴 雄介と申します。

3年前より、ふとしたキッカケから個人で細々と保護活動をしております。

主にTNRM活動をメインに、地域猫活動をしております。

また、遺棄されてしまった猫の保護をして、新しい家族のお迎えまでの橋渡しもしております。

保護猫たちの幸せを支えるために、これからも精力的に活動を続けていきます。

 温かく優しい里親様を待っている保護っ子 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

※このプロジェクトをご支援頂くににあたってのご注意です。

このプロジェクトページには、一部動物がケガをしている画像等、センシティブな内容が含まれていますのでご了承下さい。

 

2023年5月26日、捕獲器に1匹の茶トラの猫が入りました。

名前は、マイコー。

町内の野良猫ボス。

3年前からいつかは捕獲して、去勢の後にリリースして地域猫としてお世話していこうと思っていた子です。

元々、近くの会社の事務員さん達がマイコーと呼んでご飯を上げてた子でした。

事務員さん達は口を揃えて「マイコーは、用心深く絶対捕獲器には入らない。」と言われるほど、人には警戒心が強い子でした。

そんな子が、捕獲器を自宅の前に置いて2日目に入ってたのです。

「あ〜、これで去勢手術して地域猫としてお世話していけば良い。」とその時は思いました。2023年5月26日捕獲器に入ったマイコーマイコーが体勢を変えた瞬間、何か背中がおかしいと思って、よく見たら背中の3分の1ぐらいが皮膚がなく、残りの皮膚はまるで疥癬のような状態でした。

残っている損傷した皮膚の下には、膿が溜まり酷い悪臭を放ってました。

背中に酷い傷を発見保護活動している知り合いに画像を送って、「これは疥癬か何かですかね？」と聞きました。

「何なんでしょう？よく分からないけど、早く病院で診てもらった方がいいかも。」と言われ、直ぐに捕獲器のまま病院に連れて行きました。

マイコーは、病院では診察台に載っても威嚇が凄く、先生も触ることも出来ないと言ってました。

何とかその日の診察時間外に、緊急手術しました。

病院での見立ては、熱傷Ⅲ度の火傷で熱湯や薬品によるものだろうと言うことでした。

真皮もボコボコになっていて、かなり切除したそうです。

火傷の程度なら、熱傷Ⅲ度レベルだそうです。

病院での診断書

2023年5月26日緊急手術その際に、去勢手術もしてもらい、猫エイズウイルス感染症（FIV）と猫白血病ウイルス感染症（FeLV）の検査も行いました。どちらも、幸いにも陰性でした。翌日、縫合したにも関わらず、可動域な場所なので傷口が一部開いてしまったので、再手術となりました。

２回目の再手術して、一旦自宅に連れて帰り用意していたケージに移し、ご飯と水など用意して様子を見る事となりました。

2回目の手術から、1週間してご飯を食べているマイコーの首を見ると、傷口がパックリ開いているのに気が付きました。

 

すぐに病院に連れて行き、3回目の手術を受けました。

2023年6月11日日、またマイコーの手術跡が開いてしまったので、病院に行きましたが、これ以上の手術は無理。

もしするのであれば、大幅に皮膚を切り開いて縫合するしかない。

そうなれば、かなりの大手術になり費用も掛かる。加えて、健康な皮膚も縫合した後に感染症が起きた時に悪いところが更に悪くなる可能性がある。

と説明を受けました。

皮膚移植は、出来ないので抗生剤を服用させて、感染症を防ぎながら自然治癒力を気長にするしか無いと言われました。

 

当時、我が家には大病を抱えて、闘病中の猫ルイがいました。

その病気は、FIP(猫伝染性腹膜炎)ネココロナウイルスの変異型FIPウイルスを原因とし、主に若い子猫で発症します。

発症すれば恐ろしく進行も早く、死亡率も高い病気です。

ルイのPCR検査結果

FIPの治療費の為に作成してくれたTシャツこの子の治療費とマイコーの治療費用を捻出する為、ダブルワークで治療費を作っていました。保護活動の仲間がチャリティーTシャツをワークショップを開催して、手術費用募ってくれました。

 

毎日抗生物質をご飯混ぜて食べさせて

いました。

約１ヶ月ほど、抗生剤の投与を続けましたが、一向に傷口は良くならない為、他に治療法がないかセカンドオピニオンを兼ね、色々と病院をあたりましたが、なかなか受け入れてもらえる病院はありませんでした。

2023年7月29日、何とか今の病院に辿り着きました。とりあえず、病院で患部を診てもらいドレッシング治療法で回復する事が決まりました。

2023年8月10日新たな治療開始しました。

3日に1度(現在は1日置きに)患部の洗浄とゲルを塗布してガーゼ素材を乗せて包帯で固定するという治療を現在まで続けています。

傷口を洗浄後、ゲルを塗布します。

ガーゼを載せ、包帯で固定します。

治療が、夏の暑い時期と重なり傷口の感染症があったりして、抗生剤が効いていない疑いがあり、抗生剤の耐性菌の検査をしました。

その結果、4種類の抗生剤(1つは塗り薬。)しか効果がない事が分かりました。

菌培養検査結果

Rとあるのが耐性がある抗生剤、Sとあるのが効き目のある抗生剤です。

現在、エンロフロキサシンを服用しています。

そして、テープ負けには、ゲンタマイシンを塗布しています。

また、腎臓にも軽症ですが疾患がある事が分かりました。

尿検査の結果こちらの方は、療法食で様子見となっています。

現在、肉芽の回復もかなり進み、全身症状も良好(食欲もあり、体重増も認められています。

皮膚移植するのに十分になっています。皮膚移植するのには、それなりの費用が必要です。

傷口も綺麗になりだしました。

肉芽も盛り上がり、真皮も再生されました。

組織も綺麗になり、肉芽も出来てきました。

  ▼プロジェクトの内容

2023年5月26日、マイコーを保護して火傷を負っているのに気づいて、3回の手術を行いました。

その後の治療も試行錯誤の繰り返しで、やっと落ち着くようになり、マイコーの傷の状態も良くなったので完治を目指し、皮膚移植手術までに辿り着きました。

 2024年1月14日（日）皮膚移植手術を行うことになりました。

執刀するのは、東京から外科と麻酔を専門とする獣医師の先生。

皮膚移植のアドバイザーとして、兵庫から人間の難治性皮膚病の治療や皮膚移植手術を専門とする医師。

他に助手の先生などで行われます。

皮膚移植手術に必要な治療の明細です。

マイコーの苦痛と、人間に対しての不信感を緩和する為に行なうプロジェクトです。

マイコーは、つらい経験をしてきました。

しかし、健気に怪我と病気に立ち向かっています。

どうかマイコーに心を寄せてくださる皆様、無理のない範囲でご支援いただけませんか？

勿論、治療経過などはメール若しくはSNSでの投稿にて随時ご報告させていただきます。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

皮膚移植手術を行い、成功して早い完治が可能になります。

マイコーも痛みからの苦痛、感染症のリスクから解放されます。

そのことによって、マイコーがこの世の中には、酷い事をする人間ばかりではないと分かって貰えると思います。

完治後は、また虐待を受けてはいけないので、リリースせずに根気よく向き合って、家猫としてマイコーの猫生を幸せに送れるようにしていきます。

 

現在のマイコー、保護時より表情も穏やかに。

 

＜ご支援にあたっての注意事項＞
▶︎ 1. ペット保険について
①ペット保険による補償の有無：無
②補填対象の治療名と金額：無
例）「無」もしくは「有、手術費用と入院費用のうち30万円が補填されるため、残りの金額をクラウドファンディングで集めます。」

 

▶︎ 2. 万が一、マイコーが亡くなってしまった場合、いただいた支援金については、返金はせず以下の保護団体及び個人の保護活動者に寄贈します。（寄贈受領および名称掲載の了承を得ています。）

【保護団体】

一般社団法人おーあみ避難所 様

一般社団法人福岡動物愛護協会 様

【個人保護活動ボランティア】

大分県 岩倉慶子 様

鹿児島県 橋本直美 様

 

▶︎ 3. 問い合わせ先について
本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先：heartunderbraid0707@gmail.com

 

▶︎ 4. 掲載している資料について
ページ上に掲載している診断書や、診療明細書などの資料は、全て動物病院から掲載の許諾を得ております。

 

▶︎ 5. 治療方針などが変更になった場合について
プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変更が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

▶︎ 6. READYFOR事務局からのご連絡
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
【ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え】
https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/