★☆多頭飼育崩壊の最終活動報告です☆★
秋晴れの心地よい季節となりましたが、皆様いかがおすごしでしょうか?皆様には私たちの活動に賛同していただき、ご支援していただきまして誠にありがとうございました。皆様のお陰で猫のために一生懸命活動させていただくことができました。メンバー一同、心より感謝申し上げます。
4月から始まった多頭飼育の家に住む猫ちゃんたちを助けるための活動は、11月に入りようやく落ち着いてきました。とにかく必死で、毎日毎日子猫の事、家に住む猫の事、近隣住民との関係改善の事で頑張ってまいりました。産まれた仔猫の里親様への譲渡、成猫の避妊去勢活動等の最終報告をさせていただきます。
多頭飼育崩壊現場での活動
〇仔猫保護頭数 29匹(内、栄養不良などで9匹はお空へ旅立ちました。)
〇里親様が決まった頭数 20匹すべて
〇多頭飼育の家の避妊手術頭数 メス 15匹 外猫メス猫 2匹
オス 13匹 外猫オス猫 4匹
〇中間報告後の外猫ちゃんの手術 14匹 (オス10匹 メス4匹)
〇近隣住民との関係
近隣の方と何度も話し合いを重ねました。
家猫のすべての避妊去勢を終えたこと、餌をあげている外猫の避妊去勢を進めていること、置き餌は絶対にしないこと、仔猫の里親様探しを終えたこと、近隣の住民の花壇への糞尿の被害を減らすために自宅横に花壇を作ったこと、トイレを設置したこと、近隣糞をした場合はすぐに取りに行くこと、においを軽減するために重曹で水撒きをすること、を近隣の方にお伝えし、理解を得ることができました。これからの親子の行動で少しづつ改善へ向かうことと信じています。
熊本地域猫ルートさんとしての活動は、仔猫の保護、仔猫の体調管理、里親様探し、避妊去勢手術への段取りなど、目まぐるしい毎日でした。メンバー同士で意見が対立することもあり、心が折れそうになることもありました。本当にいろいろなことが勉強になりました。
私たちは、20年以上個人で活動していたため、寄付をいただくなど考えたこともありませんでした。この度多頭飼育崩壊の猫のレスキューのためにクラウドファンディングを公開させていただき、皆様のお陰で成立することができましたことは、私たちにとって一生の宝になりました。同じ考えを持っている方が日本中にいることにとても感激しました。励ましのメッセージも本当に力になりました。何度お礼を言ってもたりない位です。本当に本当にありがとうございます。
これからも多頭飼育の親子を見守って行き、また地域猫活動も続けていきます。不幸な猫ちゃんを増やさないため、人も猫も穏やかに生活できる世界を願って、自分のできることを精一杯頑張っていきたいと思っています。
心優しい皆様が健康で、穏やかに暮らせますように願っております。本当にありがとうございました。
熊本地域ねこルートさん 前田梨絵・メンバー一同