地域の人や里親さんと猫の出会いの場をつくり、活動の継続を!!

 

目標達成のお礼とネクストゴール設定のお知らせ

 

たくさんの方からのご支援により、目標を達成することができました。

ご支援をくださった皆さま、ありがとうございます。

 

支援募集の終了まで残りわずかな日数ですが、

ネクストゴールを目指します！

 

「ネクストゴールの金額: 100万円」

 

目標額を上回った支援金につきましては

引き続き改修費、その他開店にかかる設備費として

大切に使わせていただきます。

 

このような状況下でも新たな命が生まれ

猫の保護活動を止めることはできません。

 

より多くの猫の幸せのためにも

ご支援よろしくお願いします。

 

地域の人、里親さんと猫が出会う憩いの場

「ねこの家の 茶乃間」開設へ！

 

 

　　

　譲渡会で出会った、猫を飼いたくても飼えないという方々

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　

　　　こんにちは。私たちは「ねこの家」というNPO法人です。

　　　そして、私は 新しく代表になりました 後藤 秀之 と申します。

　    ねこの家は、これまで約5年間、メンバーの時間や金銭面の許す限り、地域にいる猫の保護と猫

　　に関することで困っている方の手助けをする活動をしています。

 

　　　メンバーの入れ替わりや人数の変遷はありましたが、現在は主な運営メンバーにゃにゃ人(7人)

 　   その他のサポートメンバー10数名でTNR活動と月2〜3度の保護猫の譲渡会を地域のショッピング

　　モールや動物病院、メンバー宅で実施してきました。

 

　　　地域のTNR活動 (Trap 捕獲すること・Neuter 不妊手術・Return 猫を元の場所に戻す) をすると

　　同時に、仔猫を中心に人に馴れた猫などの里親を探す活動もしてきたのですが、譲渡会を行って

　　いく中で、本当は猫が飼いたいのに、家庭の事情・住まいの事情・自身の年齢を気にされてなど

　　様々な理由で猫を迎えることを断念される方と幾度となく出会ってきました。

 

　　　これまで、述べ300以上の里親さんとのご縁にめぐまれてまいりましたが、それでも毎年毎年

　　捨てられたり、不妊手術の届かなかった猫たちの繁殖により、新たな仔猫が多数保護されます。

　　多頭飼育崩壊の現場から保護することや、小さな命を断念せざるを得なかったこともあります。

 

　　　そこで、猫を飼えない人たちが猫と気軽にふれあったり、猫を通じて地域の人たちが集える

　　憩いの場、そして何より保護猫が新しい里親さん候補の方々と出会えるチャンスを広げられる

　　施設を開設するため、今回のクラウドファンディングにチャレンジしたいと思います。

 

 

 

 

　

　猫による害獣の実態と市民のイメージとのギャップ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　

　　　私たちのところには、

　　「捨てられた仔猫を見つけたが、どうしたらいいか」

　　「敷地内に野良猫が増え、手術もされていないようだが、どうにかならないか」

　　「（飼い主の病気などで）満足に世話をしてやれなくなったので保護してもらえないか」

　　などの様々な問い合わせがきます。

　　　そのようなことも、私たちのように猫の保護をしている人間、猫を飼っている方、飼っては

　　いないが猫が好きな方にとっては、ある程度身近と思えることなのかもしれません。

　　　

　　　しかし、そのようなことや、鳴き声や糞尿など実害がある人というのは、全市民から見れば

　　ごく一部の限られた問題に過ぎないのかもしれません。

　　　そう考えると、他にもっと取り組むべき社会問題は山ほどあるのかもしれませんが、かといって

　　目の前にある小さな命や困っている人を見捨てるようなこともできないと思うのです。

　　　実際、生まれたばかりの仔猫を川に投げ捨てたり、自宅の庭に入ってきた猫や地域猫の世話を

　　している人などに怒鳴り散らすような人がいるのもまた事実です。世の中には猫が嫌いな人もいて

　　迷惑の感じ方も人それぞれなので、仕方のないことなのかも知れません。ですから、猫が嫌いな人

　　にまで助けてくださいとは言えません。

 

　　　そういった面からも、せめて、より猫に関心のある人たちに活動自体を知ってもらったり、

　　少しでも猫を保護できる人材や場所を増やし、志を同じくする人、近い志を持っている人が出会う

　　きっかけにもなり得る場所があることは、地域にとっても猫達にとっても有益だと思うのです。

 

 

 

 

 

　保護猫たちの新たな可能性

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　　　私たちが活動している市には、高齢者同士あるいは高齢者と子供の世代間交流を通し、高齢者の

　　社会的孤立の防止や心身の健康維持、また介護予防を推進する事業があり、空き家などを利用した

　　憩いの場がいくつか存在します。

　　　この施設は社会的孤立の防止や介護予防が目的なので、主な利用者は自身の脚で歩いたり自転車

　　に乗って訪れることができる元気にゃ人たちです。

　　　そこで、市の担当者からこのような場をもっと増やしていきたいのと同時に、その施設に「猫」

　　がいることによってどのような効果が期待できるのか見てみたいという話をいただきました。

 

　　　こちらとしても、保護猫が人間に馴れる可能性が少しでも増えるのではないかという期待や、

　　単純に里親さん候補の方に出会う機会が増えるだろうという期待もあります。

　　　そういったこともあり、私たちは猫が主役で人間が猫とふれあうという単なる猫カフェ的な

　　施設というだけでなく、人と人との交流がメインとなり「その空間に猫もいる」という形で

　　憩いの場が作れるのではないかと考えています。

 

　　　これは、施設内をいくつかに区分けすることで、

　　　　①いわゆる猫カフェ的スペースと②人同士の交流スペースに展開できるでしょう。

 

 

　

　　

 

　一度はあきらめた猫カフェ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　　　実は以前に、猫カフェをやりたいという想いから物件探しや保健所への相談など少しずつ行動を

　　起こしていた時期がありました。しかし、現実はそれほど甘くはなく、実現するための物件や条件

　　その他にも問題が多々あり、一旦保留という形であきらめていました。

 

　　　ところが、3月の初旬にある里親さんから賃貸物件に空きが出たので猫カフェをやるにあたって

　　店舗物件を貸してもいい、という申し出を受けました。

　　　その大家さんは、物件の隣でカフェを営まれていて、里子に出した猫以外にも保護猫を2匹迎え

　　ていることや、友人など周りにも猫好きの方がいることもあり協力的でした。動物を扱う前提で、

　　ましてや飲食店の隣であるにもかかわらず店舗を貸してくださる方など、そうそうに現れることも

　　ないでしょう。

　　　これは大きなチャンスでありアドバンテージでもあると感じました。場所も高齢者の介護予防

　　事業の施設がない地域ということもあり、そちらの関係者からの期待もあります。

 

　　　しかし、何ぶん急に降って湧いたようなチャンスに、様々な準備が追いついていないことも

　　否めず、特に金銭面におきましてはそれが顕著な状況です。

 

 

　

　もう1つの施設の活用法

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　　　高齢者の介護予防事業に関してですが、このスペースには毎日何人もの利用者が訪れるわけでは

　　ありません。週に数日、1日あたり数時間、決まった時間を解放して利用していただくというもの

　　です。したがって、それ以外の空いた時間については、小さなカルチャースクールとして利用して

　　いただくことを考えています。

　　　例えば、折り紙をしたり、絵画や絵手紙を描いたり、手芸や裁縫をしたり、ちょっとした工作、

　　あまり騒がしくない音楽など様々な先生に声をかけ、わずかなスペースではありますが、猫のいる

　　空間で、子供からお年寄りまでのんびり趣味を楽しんでいただけたらと思っています。

 

　　　そのためにも、

　　①猫とのふれあいをメインとするスペースと②人と人とのつながりをメインとするスペースの

　　区分けをしっかりと実現できる内装、間仕切りにしなければなりません。また、この間仕切りを

　　可動式や取り外しの効く形にすることで店舗内を1つのオープンスペースにし、店舗外からの猫の

　　譲渡会や獣医さんによる猫関係セミナー、猫の絵画や写真展、落語家さんによる猫にまつわる落語

　　の会など、小さなイベントなどの展開もできると考えています。

 

 

 

　活動の幅を広げるためにも経営を成り立たせたい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　

　　　今まで、私たちの活動はほぼ募金や寄付金に頼ったものでした。当然、スタッフの持ち出しも

　　あり、5年間で相当額の赤字も計上しています。

　　　けれど、今回めぐまれた様々なチャンスを最大限に活かすことができ、猫とのふれあい施設の

　　運営をしっかり軌道に乗せることができれば、今までよりも多くの命を救い、より多くの猫の幸

　　せや、里親さんの笑顔にふれられるようになることでしょう。そして、そのためには中途半端な

　　形ではなく、しっかりと計画通りにオープンしスタートを切らなければと思います。

 

　　　当初、5月下旬のオープンを目指し動いていたのですが、4月1日からの契約で約70万円かかり、

　　今後店舗の改装工事で約200万円、設備や備品などで30万円と、人件費を除いた金額で240万円の

　　予算を計上していますが、急だったこともあり現状で100万円程度が不足しています。

　　　いただいたご支援は、特に改装工事費の不足分に当てさせていただきたいと考えています。

 

　　　・店舗 賃貸契約料　　　　　　　　　　　730,000円（今後1ヶ月の賃料 110,000円）

　　　

　　　・既存のカウンターの解体撤去　　　　　 350,000円

　　　・店舗のリフォーム　　　　　　　　　  1,500,000円

　　　・テント看板　　　　　　　　　　　　　 250,000円

　　　・店舗内 設備・備品　　　　　　　　　　300,000円

 

　　　今後、新型コロナウィルスの影響で、譲渡会も中止となり募金活動もできない中、募金や寄付金

        を募ることも今後時間がかかることが予測されます。地域、自治体、国だけではく世界的に困難な

        状況の中、もっと大切なことがあるかもしれませんが、こうしている間にも次々と仔猫は生まれて

　　います。不幸な猫も生まれています。

 

　　　何卒、皆さんの暖かいご支援・応援をよろしくお願いいたします。にゃ！

 

　　　店  舗  名： ねこの家の 茶乃間

　　　営業時間： 13:00〜19:00（もしくは20:00)

 　　   利用料金： 770円（1時間）各種 割引あり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト終了要項

オープン完了予定日    
2020年6月20日

建築・改修場所    
埼玉県八潮市中央1−5−13

建築・改修後の用途    
地域の人達が利用出来る、猫のいるコミュニティースペースとして活用

その他    
着工予定日：令和2年5月6日