撤退の危機を超えて | 命を救う保護猫カフェプロジェクト始動

 

 

 

ごあいさつ・相模原シェルターのこれまでの歩み

 

こんにちは、たんぽぽの里の石丸雅代と申します。READYFORでのクラウドファンディングの挑戦は、継続寄付も含めて今回で8度目の挑戦となります。初めましての方もいらっしゃると思いますので、簡単に自己紹介をさせていただきます。

 

2005年にたんぽぽの里を立ち上げ、11匹の保護猫とともに活動を始めました。正直、一人でここまで続けられるとは思っていませんでしたが、少しずつ仲間が増え、多くの方々との出会いがあり、今では多くの仲間たちと共に、猫ファーストで活動しております。

 

 

保護猫の治療のために病院を立ち上げて拡張し、規模は大きくなりましたが、運営はいつも綱渡りで皆様にはご心配をおかけしております。

 

それでもたんぽぽの里や多くの猫たちに寄り添い、見守っていただいたおかげで、今のたんぽぽの里があります。

 

運営の危機に直面する度に「ピンチは最大のチャンス」として、保護猫たちのために覚悟を持って挑戦してきました。

 

前回の挑戦で、完成した「のら猫さんとほご猫さんの病院たんぽぽ」が始動し、この夏、TNR(捕獲・手術・リリース)や一時保護スペースとして運用が始まっています。これまで、私たちの活動に賛同してくださった皆様のご支援に、心から感謝いたします。

 

 

 

 

相模原シェルターのこれまでの歩み

 

橋本駅北口で譲渡会がありますが、そこでは成猫の出会いがなかなか成立しなかったため、より多くの猫たちに新しい家を見つけられたらと、2011年に相模原シェルターを立ち上げました。このシェルターを通じて、猫たちが新しい家族と出会う機会を提供し続けることができました。

 

相模原シェルターは、直接猫と触れ合うことができるので、成猫の良さを伝えることができ、譲渡が進むことで多くの成猫の保護をすることができました。

 

 

 

相模原シェルターから、命を救う保護猫カフェへ

 

赤字で撤退の危機に直面

 

長年にわたり猫たちの命を守るために尽力してきた相模原シェルターは、私たちの活動の原点であり、数多くの猫たちに新しい家を見つける場としての機能を果たしてきました。

 

しかし、コロナ禍によって譲渡会の頻度が減り、猫たちの命を守るために避けられない経済的な負担が増加しました。猫たちの譲渡も進まないといったジレンマも抱え、この大切な場所の維持が難しくなっています。

「相模原シェルター撤退」との言葉が頭をよぎりました。

 

それでも、この場所は私たちにとって、そして多くの猫たちにとっても非常に大切な場所です。多くの出会いをつないだ相模原シェルターは、新しく飼い主さんになってくださった方々や、猫のためにご支援をくださった方々が作ってくれた、たくさんの想いの詰まった場所でもあります。

 

現状、田名シェルターの保護状況は、MAXの収容となっておりますので、相模原シェルター撤退の際には、新たに保護場所を探す必要もあります。

 

 

そこで、相模原シェルターを新たに、猫カフェ「ねこてまり」として運営し、猫たちに優しいシェルターとして再生する決意をしました。

 

この取り組みによって、相模原シェルターを持続可能な形で存続させたいと考えています。

 

 

若い力が加わり、再出発

 

たんぽぽの里は、猫たちに新しく生きるチャンスを与え、人と猫が共に生きる幸せな未来を目指しています。

 

相模原シェルターを猫カフェ「ねこてまり」として保護猫たちが新しい家族と出会う場へとリニューアルし、家猫として再生させるプロジェクトを進めています。

 

今回のプロジェクトには、相模原に隣接する2つの動物関連大学の学生たちが賛同し、ボランティアとして運営サポートも行なっています。

彼らのような若い世代がこのプロジェクトを支え、未来のボランティア活動に積極的に取り組んでいることは、私たちにとって大きな希望です。

彼らの情熱と行動力が、これからの動物保護活動の新たな担い手となり、未来を切り開いていくと信じているからです。

 

「ねこてまり」は、単なる猫カフェではありません。

ここは、人に裏切られたり、助けを求める猫や飼い主との別れを余儀なくされた猫が、保護猫として自信を取り戻し、新しい家族に迎えられるまでの場です。訪れる人々にとっては命の尊さを学ぶ場です。

そして、未来の若者たちが、動物たちと共に歩む未来を築くためのスタート地点でもあります。このプロジェクトが成功すれば、私たちだけでなく、次世代の若者たちも共に動物たちの未来を守る大きな力となります。

 

彼らの情熱が、猫たちにも希望を与え、地域全体に広がる大きな変化を生み出すでしょう。私たちたんぽぽの里は、未来のリーダーたちと共に、この社会を変えていきたいと考えています。

 

皆様のご支援が、未来の若者たちとともに、多くの動物の命を救い、動物に思いやりのある、慈愛に満ちた社会を実現する力となります。

 

「ねこてまり」を、保護猫たちの幸せな未来と次世代の若者たちが共に成長する場所にするため、皆さまのお力を何とか貸していただきたいのです。

 

相模原シェルターを「ねこてまり」として生まれ変わらせ、猫たちのおうちをどうか一緒に守っていただきたいのです。

 

 

 

このように、「ねこてまり」があったからこそ、保護できた命があります。

 

どうか、たんぽぽの里の猫たちのために、「ねこてまり」の存続のために、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

※家賃問題は相模原シェルターだけではなく、田名シェルターも病院以外に4部屋あり、25万円近くの家賃がかかっておりますが、今回は相模原シェルターの維持継続を目指して挑戦します。

 

 

皆さまのご支援とともに、メインシェルターを猫カフェへ

 

 

相模原シェルター・ねこてまりの挑戦が達成した際には、猫達の管理もしやすくなるため、譲渡しやすい猫を優先的に配置するなどの配慮ができるようにしていく予定です。それによって譲渡が進むようになり、また猫カフェ「ねこてまり」ではこれまでのシェルターとは違いカフェとしての収益もあるので、収益の安定化・健全化ができるよう図ります。

 

 

「ねこてまり」をみんなが集う場所へ

 

 

 

 

 

リフォームを通じて、猫たちと訪れる方々の両方にとって、くつろぎやすく、快適な場所を提供することを目指しています。

 

 

 

皆様のご支援で、猫たちは自由に動き回ることができるようになったり、ちょっと人が苦手な猫たちの隠れ家的スペースで過ごすことができるようになるので、猫にとっても、そして訪れる方々にとってもリラックスして過ごせる空間になります。より多くの方に猫たちとの出会いを楽しんでいただける場所へと育てていきたいです。

 

そして、このリフォームにより、猫たちがリラックスでき、魅力的に映る空間を整えることで、たんぽぽの里「ねこてまり」から多くの猫たちが、新しい家族のもとへと卒業できるようにしたいと考えています。

 

猫たちと新しい家族との素敵な出会いを創出するために、皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。皆様のご協力が、猫たちにとっての新しい未来を切り拓く大きな力となります。

 

 

 

相模原シェルターを「ねこてまり」として生まれ変わらせたい

 

令和6年4月から週5日6時間、保護猫たちに触れ合う機会をもったことから、譲渡決定のお話が増えています。

相模原シェルターに入る前には、たんぽぽの里の有する動物病院で必要な初期医療（ノミ取り、マイクロチップ、健康チェック、ワクチン、ウイルス検査、避妊去勢手術）を行い、検疫期間後にねこてまりでの生活が始まります。

 

たんぽぽの里の活動は、行政と関わりながら行っています。

 

保護団体だけで動くことは簡単ですが、行政に動物保護の現場を知っていただきながら、それぞれのできる役割を考えてもらうことがこれからの動物愛護の課題だと考えているからです。

 

そして、保護に必要な施策を考え、形にしていくのは行政の務めだと思っているからです。

 

不幸な猫を減らすためには、獣医療も必要となります。不幸な猫たちを減らすためにTNRも大切です。ですが、保護が必要な動物たちには獣医療が必要であることが多く、保護猫だからと諦めることなく、それぞれの分野の方々が手を合わせ対応できるように働きかけながら保護活動をしていきたいと考えております。

 

より多くの猫たちに新たなおうちを見つけるために、相模原シェルターを「ねこてまり」として新たに生まれ変わらせたい！どうか皆さんの力を貸してください。

 

 

 

 

プロジェクトに関するご留意事項

○第一目標金額達成後のキャンセル・返金のご対応は、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

○支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

○本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://legal.readyfor.jp/guidelines/terms_of_service_index/terms_of_service/#appendix）の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。