心から愛おしい沖縄の動植物に愛の手を|ネオパーク応援PJ報告
【たくさんの愛に心より感謝いたします】
2021年度を終え、振り返ると世界中がたくさんの苦労や我慢を強いられた1年間でありました。
そんな中、動植物や私たちスタッフにたくさんの温かい支援とたくさんの愛のあるメッセージを皆様に頂けたことが支えとなり、今まで以上にネオパークオキナワを皆様に愛される施設にしようと思えた1年でもありました。
新型コロナウイルスは私たちに直接的な接触を阻んだ一方で心や気持ちのつながりの大切さを教えてくれる存在でもありました。
2022年度も以前の様な日常をすぐに取り戻すことは出来なくともこの心と気持ちのつながりがある限り私たちはきっと負けることは無いのだと信じております。
【ご支援報告】
今回のプロジェクトは2021年3月1日~4月30日までの61日間に代理支援いただいたご支援者を含め750名以上、総額16,214,554円をご支援いただきました。
たくさんの愛にスタッフ一同、皆様に支えられ、前向きに動植物、ご来園者のために日々取り組んでおります。
今回いただきましたご支援金は飼育しています動物や鳥たちを守り育てる飼料の購入費用、傷病鳥獣受け入れ、国際希少種の保護や繁殖への取り組み強化、施設の修繕や新施設の整備、北部12市町村の子供たちの学習利用の際の入園無料の取り組みに使用させて頂きました事ご報告いたします。
プロジェクト当初予定いたしておりました飼料1年分1300万円の費用につきまして、ご支援とは別にたくさんの方々から頂きました餌(肉や魚、フルーツや野菜)を活用することで押さえることができた220万円ほどは次年の飼料の購入費用に充てさせていただきたいと考えております。
繁殖の取り組みとして設置致しましたオオサイチョウの巣箱(樽)を大変気に入った様子で種保存センターにて初めての交尾と巣籠が初めて確認されました。
新たな冷暖房機器の設置など動物たちが快適に過ごせるよう活用させて頂きました。
コロナが落ち着いている時期には県内の子供たちに利用を頂き、少しづつではありますが子供たちの笑顔と笑い声が戻ってきております。
費用内訳
1.10,789,680円(飼料購入費)
※2,210,320円(2022年度飼料購入費へ持ち越し)
2. 3,000,000円(飼育施設環境の改善、修繕や新施設の整備)
3. 220,554円(北部12市町村の子供たちの無料入園継続)
合計:16,220,554円
コロナ禍の中、動植物による癒しや学びを求め、少しづつご来園いただく方が戻りつつある状況ではありますが、まだまだコロナ前の状況までの回復には至っておりません。
引きつづきネオパークオキナワの応援と動植物との出会いにご来園を心より願っております。
沖縄の動植物に愛の手を差し伸べていただいた方、これからの沖縄、やんばるの自然を守る担い手たちの為、スタッフ一同これからもネオパークオキナワをより良い施設とできる様に一緒に成長して行きたいと思います。
これからもネオパークオキナワで暮らす動植物・スタッフをどうぞよろしくお願い致します。
ネオパークオキナワ応援プロジェクト担当者・スタッフ一同より