プロジェクト概要

モンゴル・ゴビ砂漠で、天才馬頭琴奏者ネルグイ氏が奏でる演奏を収録し、CD・DVD化することでモンゴルの遊牧文化を知ってもらいたい!

 

はじめまして!NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ理事長の西村です。今回のプロジェクトでは、モンゴル国のゴビ砂漠に住む天才馬頭琴弾きネルグイさん(64)の最新演奏を収録し、2015年9月末までにCD、DVD化します。私自身がゴビ砂漠のネルグイさんの家に行って収録し、帰国後から作品化の作業を開始し、9月末までには完成させたいと考えています。

 

ネルグイさんとの出会いは1999年。ゴビ砂漠で出会いました。彼の馬頭琴の演奏を初めて聴いたときの、自由奔放に弓をあちらこちらに飛ばして楽しそうに演奏する姿は忘れられません。楽譜などなく、そもそも彼自身が楽譜を読むことができず、そのとき彼が思い描く最高の馬が走る様子を表現しているのです。

 

この感動の音色をもう一度ゴビ砂漠で収録し、皆様にお届けしたい。モンゴルの遊牧文化を形にして残すためのお手伝いをしていただけないでしょうか?

 

 

 

■モンゴルでの活動について

 

モンゴルというところがどんなところで、どのような人々がどんなことをしているのかということをたくさんの人に伝えたいと様々な活動を続けてきました。遊牧民の生活・文化からは、日本で暮らす私たちには想像できないたくさんの学ぶことがあります。そんなおもしろいこと、すごいことを、情報紙の発行に始まり、写真展、講演会、コンサート、音源や映像の作品化、スタディツアーなど、様々な形でお届けしてきました。今は、北海道の羊蹄山で博物館を作っています。

 

NPO活動の詳細は公式サイト(http://www.shagaa.com)や Facebookページ(https://www.facebook.com/NPO.SHAGAA)をご参照ください。

 


(2000年時のネルグイさんです)

 

 

■天才馬頭琴奏者ネルグイさんとの出会い

 

ネルグイさんとは1998年にゴビで出会い、その演奏のすごさに驚嘆した私は、1999年に彼の演奏を収録しCD、DVDを制作しました。彼の演奏は多くの馬頭琴ファンに驚きを与えたにとどまらず、彼の演奏をCDやDVDで学んだ日本人演奏者たちは、2014年にモンゴル国で開催された馬頭琴コンクールで多数上位入賞を果たすに至っています。

 

ネルグイさんとの出会いと日本との関わりについてはこちらを参照ください。

 

(1999年、初めての収録時のネルグイさん。弓をあちらこちらに飛ばして

楽しそうに演奏するのが印象的でした)

 

彼の演奏は常に変化します。モンゴル国の高名な音楽家が、

 

「自由奔放、まるで野生馬のごとき、また、子どもが好き勝手に遊び回っているかのような演奏」

 

と評するくらい、変化します。ですから、1999年から15年以上経った今の彼の演奏がいったいどのようなものとなっているか?多くの人々が関心を持っています。そこで私は再び収録に出かけたいと思い至ったのです!

 

(ネルグイ馬頭琴基金と題して、日本人たちがゴビの子どもたちに

馬頭琴を届けに行きました)

 

ネルグイさんと言えば、ジョノンハルという曲が有名です。この曲が国際馬頭琴コンクール課題曲になりました。しかし、彼のジョノンハルは、いつも変化するのです。そもそも楽譜などなく、いえ、彼自身、楽譜を読めません。そのとき彼が思い描く最高の馬が走る様子を表現する、それがジョノンハルという曲であり、馬頭琴本来の姿なのです。

 

 
 

■モンゴルの遊牧文化の原点を残すために

 

今回お願いしたいのは、渡航費用とネルグイさんの所へいくまでの現地車両代、およびCD、DVD製作費用です。

 

この希有な演奏家であるネルグイさんはゴビ砂漠に住んでいます。モンゴルに行けばすぐに会えるというわけにはいかず、車に乗って灼熱のゴビ砂漠まで2日くらいかけて行くことになります。モンゴルは現在基幹道路の舗装化を進めているのですが、ネルグイさんの所へ行くには、行程のほとんどをダート走行になりまして、おいそれと簡単にはたどり着かないのです。

 

距離にして400kmちょっと。うまくいけば丸一日、車にトラブルが起きたら…日数は読めません。ウランバートルを出発してからだいたい5泊6日くらいの日程で収録に行ってきます。

 

それでも彼の最新演奏を聴き、皆様にお届けするために行きたいのです!

 

彼をウランバートルに呼べば良いのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、それではダメなんです。ゴビ砂漠で、遊牧民のゲルの中での録音は、周囲の生活音(家畜の鳴き声や風の音)などと一緒になって、すばらしい臨場感のあるものになるのです。また、フェルトで包まれたゲルでの録音がすばらしいことは、過去の録音で実証済みなのです。ですから、スタジオ録音ではなくてゲル録音をしなければならないのです。そのためには、彼の住むところへ行き、彼のゲルの中で収録しなければ意味が無いのです。

 

(こんなところを走って…)

 

(こんなところを走り抜けて…)

 

(こんな連中に挨拶しながら)

 

(たどり着くと、こんな人が住んでいます)

 

モンゴル国内ですら一般に聴く機会が少ない、いや、ほとんどないと言えるようなネルグイさんの演奏を収録すること自体に、大いに意味があることです。モンゴルの馬頭琴文化に残されるべき収録となることでしょう。そして、その演奏を誰もが気軽に聴いたり、見たりできるようになることで、将来、彼のような「自由奔放」な馬頭琴を自在に奏でるような演奏者が生まれることとなるでしょう。

 

日本には今、たくさんの馬頭琴愛好家がいます。その人たちにとっても、貴重な音源、映像資料となることは間違いありません。歳を経たことで、指が動きにくくなっているかもしれません。演奏が以前のようなものとは違うかもしれません。でも、生活の中で生まれ、変化していく演奏のありのままを残すことになると思います。

 

実はこのCD、DVD製作プロジェクトは先に続きます。CD、DVDを販売し、その収益を使ってネルグイさんを日本に再招聘し、日本各地でコンサートをします。ネルグイさんの生演奏をたくさんの人々に届けるための第一歩なのです。

 

どうかこのプロジェクトを応援していただけないでしょうか?

よろしくお願いいたします。

 

 

【ネルグイ氏プロフィール】

 

 

ドンド・ゴビに暮らす遊牧民。5歳の時に、板きれと紐で馬頭琴を自作して演奏を始める。その後独学で奏法を極め、全モンゴル馬頭琴大会で金メダル4つ、銀メダル2つ、銅メダル3つを受賞。 モンゴル国・第一文化功労者。北極星勲章(モンゴル文化省最高勲章)受賞。ゴビの天才と讃えられ、社会主義時代は劇場勤めの演奏家としても活動。旧東側諸国でも演奏。国立馬頭琴交響楽団の設立当時のメンバーでもあった。モンゴルの民主化後は故郷のゴビに帰り、家族とともに遊牧生活を続け、呼ばれればその自慢の腕前を披露する生活を楽しんでいる。彼がゴビで身につけた奏法は、近年統一されたいわゆるスタンダードな奏法とは異なるが、ネルグイ氏特有の運指法がもたらす複雑なフレージングは、協和音、不協和音を次々と繰り出し、その分厚い音色は、 まさにゴビの自然の雄大さを思わせる。また、時折り見せるユーモラスなアレンジが何とも言えないほのぼのとした空気を醸し出すのも魅力。

 

 

◆◇◆◇◆◇引換券について◆◇◆◇◆◇

 

・オリジナル絵はがき2種類


・CD、DVDのエンドロールにお名前を入れる権利
 

・CD「遊牧の民の調べコンサート」(非売品)

・NPO法人しゃがぁ会報しゃがぁvol.24
 (ネルグイさんを紹介した最初の号)
 

・CD「ネルグイ -ゴビの伝説-」
 (今回制作する新CD)
 

・DVD「ネルグイ -ゴビの伝説-」
 (今回制作する新DVD)
 

・しゃがぁオリジナル馬頭琴CD/DVDボックス
 (合計10枚セットボックス) 
  CD「ゴビの馬頭琴弾き」ネルグイ
  CD「エービ川の流れ」ツォグバドラフ
  CD「バルチンヘールの物語」M.ドブチン
  CD「イケルで遊ぼう」M.ドブチン
  CD「草原の語り部」A.ドルジパラム
  CD「遊牧の民の調べコンサート」
  CD「ネルグイ -ゴビの伝説-」
  DVD「ゴビの馬頭琴弾きネルグイ」
  DVD「ジョノンハル」A.ドルジパラム
  DVD「ネルグイ -ゴビの伝説-」

 

 


最新の新着情報