山谷と並んで日本三大ドヤ街である寿町は中華街や山下公園のすぐ近くにある。山谷も浅草寺の近くであるし、西成あいりん地区も通天閣のすぐ近くにあるのに、観光に訪れた方などが決して入り交じらないのは何か見えない壁が確実に存在しているのだろう。
地図

山谷と違い、他のドヤ街は戦後より復興と供に形成されていったという点で、日光街道を起とする山谷と比べると少々性格が異なる。いわばドヤ街として形成された街と、徐々にドヤ街になっていた街の違いといえようか。

寿町は地理的に寄港した船舶からの荷下ろし等の湾岸系の仕事が多く、日雇い労働者といってもやはり山谷とは差異がある。荷下ろしの仕事もクレーンの普及などで段々とニーズが減って行くのだが。ここもやはり高齢化を感じずにはいられないが、まだ手配師は健在で僕も何度か「あぶれたのか?兄ちゃんよ」なんて声をかけられた事も多々ある。

寿町には、ことぶき共同診療所(通称ことしん)という施設があり、二階にはちょっとした資料室がある。ここでは部落問題からドヤ街関係などの書籍がかなり豊富にあるので、何かしらべものをする時は便利。貸し出しもやっている。

以下寿町の写真で、三枚目が労働センター。昼間行っても手配師の人に会う事はできる。自分の家から自転車で15分くらいで行けるのでちょこちょこ撮りに行ってはいますが、山谷と勝手が違うので難しい。

最近このプロジェクトに関しての問い合わせをしたいという方がいらっしゃるようなので、メールアドレスを書いておきます。気軽にお尋ねください。

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