プロジェクト終了のご報告
【ご支援いただいた皆様へ】
2021年3月より実施いたしました新日本フィル「創立50周年に向けたクラウドファンディング」は、4月30日(金)23:00をもち、総額8,092,000円(376件)のご寄付を頂戴することが出来ました。
当初の目標金額500万円を大きく上回り、ネクストゴールの800万円をも達成することが叶いました。
ご支援・ご寄付をいただきました皆様、また、激励のメッセージやSNS等でご紹介くださった皆様に、新日本フィル一同、心より御礼申し上げます。
【プロジェクト実施のご報告】
1.過去の音源デジタルアーカイブ化
2021年4月から11月にかけ、104本のDAT音源をデジタイズ作業いたしました。
2.50周年誌の編纂
新日本フィル50年の歴史をじっくりとお楽しみいただける約160ページの内容を、現在鋭意製作中です。
プロジェクト開始当初の予定より遅れが生じ、2022年4月に完成の予定です。
リターン品として該当の方には、お届けが遅くなり誠に申し訳ございません。
2022年4月中にお届けいたしますので今しばらくお待ちください。
同時期に弊団のオンラインショップ、公演会場でも販売いたします。
3.50周年記念シーズン アーティスト招聘
2021年9月より、「プレ50周年記念シーズン」が開幕いたしました。
新型コロナウイルスの影響により、予定していた海外在住のアーティストが来日できず、出演者、プログラムの変更を余儀なくされる公演もありました。
12月にオミクロン株により入国制限が発令され、影響はまだ続きそうです。
変更が生じた場合、出演を楽しみにされているお客様には申し訳ございませんが、
新日本フィルの音楽を最大に引き出していただける方との共演をお届けして参りますので
一期一会のコンサートをお楽しみください。
4.記念グッズ作成費用
「50周年記念グッズ」として、下記を作成いたしました。
・BRAVO手ぬぐい
クラシック音楽のコンサートでお馴染み「ブラヴォー!」の掛け声は、コロナ禍の昨今ではご遠慮いただいております。そこで、声を出す代わりに"BRAVO”と書かれた手ぬぐいを掲げていただくことでお客様と音楽の喜びを共に分かち合いたいと考えました。
墨田区の福祉施設の商品づくりプロジェクトである“すみのわ”のアレンジのもと、すみだトリフォニーホールにほど近い“錦糸町就労支援センターひだまり工房”に通う絵の得意な石橋誠さんと丑井俊英さんに、オーケストラやクラシック音楽にちなんだ絵を描き下ろしていただき、手ぬぐいの図柄としました。
大変ご好評いただいており、12月末には色違いも作成し、追加販売が決定しています。
・く*り*ん おつつみ 「コンダ君」刺繍入り
「自分達の製品を宇宙に」という夢を実現させた、すみだを代表するニットメーカー「丸和繊維工業」が手がける、結ばないふろしき「OTUTUMI(特許取得商品)」。
新日本フィルのロゴと50周年のロゴをモチーフにした「コンダ君」の刺繍をあしらったオリジナル商品を作りました。
・マスクカバー 新日本フィル50周年ロゴ入り
「おつつみ」と同じ丸和繊維工業謹製のマスクカバー。こだわりのオリジナル素材と快適な装着感を追求した機能性を装備し、新日本フィルのロゴと50周年ロゴをあしらったデザインや、カラーにもこだわりました。マスクをつけていても気分を上げて欲しい!そんな思いで製作した新日本フィルオリジナルカラー。楽団員とお揃いです。
・アルコール除菌剤 SC-1ペンタイプ
新日本フィルのロゴ入り、携帯に便利なペンタイプのアルコール除菌剤です。
・ロゴ入り紙袋
高級感のある丈夫な素材にこだわったロゴ入りの紙袋です。
【収支報告】
皆さまからご支援いただいた資金は、下記に使用させていただきました。
・アーカイブ音源 デジタイズ作業料 ¥814,000
・オリジナルグッズ製作 ¥2,717,660
・50周年誌編纂料、印刷料 ¥5,000,000(予定)
【リターンの発送状況についてお知らせしましょう】
リターン品は、50周年誌以外の発送を終了しています。
50周年誌につきましては、2022年4月中のお届けを予定しております。
お届けまで今しばらくお待ちください。
【今後について】
新型コロナウイルスの影響は、オーケストラにとっては今でも多大な影響を及ぼし、特に海外のアーティストの招聘が叶わないなど、公演が予定通りには開催できない状況が続くことが予想されます。
創立してから50年、昨今のコロナ禍以前にも様々な困難とぶつかりながらも、多くのお客様のご支援、ご声援のおかげで、楽団員が一丸となって新日本フィルのDNAを守り、未来へと繋ぐことが出来ました。
50年で築き上げてきた財産を大切にしつつ、新しいことに果敢に挑戦していく新日本フィルを目指し、さらに精進して参ります。
50周年記念イヤーとなる2022年4月からのシーズンにも、次期音楽監督の佐渡裕氏との共演、井上道義氏との新作オペラ等、ご期待いただきたい公演が目白押しです。
是非、新日本フィルハーモニー交響楽団の今後にご期待ください。
(c)K.MIURA