準絶滅危惧種のニホンイシガメを絶滅の危機から救いたい
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は11月4日(月)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

 はじめまして!

 岐阜県の片田舎で生まれ育ち、のどかな田園風景が大好きな50歳の高桑と申します。

 

 幼少時から周辺の水田や河川で魚や亀を捕まえるのが大好きで、大人になってからも変わっていません。毎年春~夏の期間は水田にはカブトエビやホウネンエビといった甲殻類が生息し、川にはオイカワ、ウグイといった川魚がたくさん生息するなかで、日本固有のニホンイシガメも棲んでいます。

 

   ※日本固有種とは…日本国内にしか生息していない生物群を言います。

 

               つまり、ニホンイシガメは自然下では日本国内にしか存在しません。

 

  

 

 

 

そんな地方でもニホンイシガメの生息数は確実に減少しています。

 

減ってしまった理由は主に以下の3つがあります。

  1.  自然環境の破壊による生息エリアの減少
  2.  ペット目的の乱獲による個体数の減少
  3.  ミシシッピアカミミガメとの生存競争の敗北

 自然環境の破壊については近年、環境保護が叫ばれている事で少しずつ生息エリアは守られつつあり、乱獲についても環境省により絶滅危惧種に指定され、ワシントン条約により海外への輸出も禁止されたことで少しずつ改善されつつあります。

 しかし問題となっているのがミシシッピアカミミガメ(以下、アカミミガメ)との生存競争です。もともと性格が非常におとなしいニホンイシガメは気性が荒く体の大きなアカミミガメに勝てません。少しずつ生息エリアや大切な餌がアカミミガメに奪われていく事で数を減らしているのです。

 また、ニホンイシガメが1回につき5~7個の卵を産み、年間2~3回の産卵を行なうのに対し、アカミミガメは1回につき10~15個の卵を産み、年間3~5回の産卵が可能であると言われています。

 つまり繁殖能力に於いてもニホンイシガメはアカミミガメに負けてしまっているのです。

 

 

 

 ニホンイシガメは現在、環境省により準絶滅危惧種に指定されていますが、地域によっては絶滅に近い状態にあると言われています。

 

 そんな希少種であるニホンイシガメを絶滅の危機から救いたい、アカミミガメを駆除し生息エリアを守りたいと考えています。

 本来、いないはずの外来種であるアカミミガメが、なぜ増えてしまったのでしょうか?

 

 それはペットとして飼育していたミドリガメ(アカミミガメの幼名)を飼いきれなくなった飼育者が河川に逃がしたり、飼育者の不注意で逃げ出してしまったアカミミガメがニホンイシガメの棲み処を奪って繁殖しているのです。

 

 アカミミガメに罪はありません。全ては心無い飼育者の責任です。

 

 しかしアカミミガメを駆除せず野放しにもできません。

 アカミミガメは非常に気性が荒い個体も多く、また食欲も旺盛であるためにニホンイシガメの餌も食べてしまい、結果としてニホンイシガメは個体数がへってしまうだけでなく、他の日本固有の在来種も絶滅の危機に瀕してしまいます。

 またアカミミガメは稲の若芽を食することから農業への被害も発生しています。

 

 アカミミガメが全国にどれくらい生息しているか御存知でしょうか?環境省の統計によると。その数なんと実に800万匹です。

 

 では、ニホンイシガメはどうでしょうか?

 こちらも環境省の統計によると98万匹と言われています。つまり現在、日本国内に最も多く生息している亀は在来種のニホンイシガメではなく外来種であるアカミミガメなのです。

 

 普段、何気なく見かける亀のほとんどが実は2023年6月に条件付特定外来生物として指定されたアカミミガメなのです。

 この800万匹を少しでも減らしていきたいと考え、先ずは岐阜の片田舎から活動していきたいと考えています。近隣の川では500匹程いるのではないかと考えています。

 

     

 環境省  全国の野外におけるアカミミガメの生息個体数の推定について  より引用

 

 

           

 

 

 

 

 アカミミガメを捕獲し駆除することで個体数を減らし、ニホンイシガメの生息しやすい環境へ整備し、ニホンイシガメの個体数を増やすことを目的に、今後は以下の事を検討しています。

 

    1.  アカミミガメの捕獲・駆除
        1. 河川を管理している漁協とは捕獲器の設置について許可をいただいております。
        2. 捕獲・駆除場所についても捕獲・駆除予定場所を漁協に説明し許可をいただいております。
        3. 冷凍機を設置し冷凍駆除する場所については自宅敷地内の一角で行う予定です。
        4. 最終的に焼却センターへ持ち込み焼却処分をしていただく事については既に何度も焼却処分を依頼しておりますので、今後もスムーズに処分していただく事が可能です。
    2.  河川の清掃
    3.  ニホンイシガメ(子亀)の保護
        1. 保護した子亀は別途、里親募集を行ない譲渡いたします。 
    4.  地元河川の漁協との連携
    5.  地元自治体へ活動内容の説明・協力依頼
    6.  地元大学 生物学部との情報交換

 

        

 

現在の活動報告

      1. アカミミガメの捕獲・駆除

            【捕獲方法】

               ①捕獲器を用いて捕獲

               ②甲羅干ししている時を狙って網で捕獲

            【駆除方法】

               ①冷凍庫に投入し、マイナス25度まで庫内を7日以上冷却

               ②凍結駆除したアカミミガメの個体を車で焼却センターへ持ち込み

               ③動物死骸(捨骨物)として廃棄依頼

        2.河川清掃

            【日常清掃】

               散歩等で河川周辺を散策時に気付いたゴミを撤去

            【特別清掃】

               豪雨後等の増水後に流木や建築資材等のゴミを撤去       

              

 

        

 

 

集めた資金の使途

  • 保護、繁殖した子亀の飼育用品等購入費用…20万円
      1. 水槽、水中ヒーター等の飼育用品の購入
      2. 飼料(餌)の購入
  •  アカミミガメ捕獲・駆除費用…20万円
      1. 捕獲用品の購入(塩ビパイプ、ネット等)
      2. 捕獲関連用品の購入(ゴムボート、ウェーダー等)
      3. 冷凍庫購入
      4. 駆除費用 ※事業系ゴミとして受け取っていただく事になるため
  • 河川清掃費・ゴミ処分費用…40万円
      1. 自治体指定のゴミ袋購入
      2. ゴミ処分施設への運搬・ゴミ処分費用

 

   ※上記、必要金額(80万円)と目標金額(20万円)の差額は自己資金にて対応していく予定です。また余剰が発生した場合には捕獲・駆除費用に充てたいと考えています。

 

 

 

 

 先ずは居住する周辺地域を中心にアカミミガメを捕獲・駆除し、ニホンイシガメの生息エリアの保全活動を図っていきます。

 既に昨年に最も近いA川のアカミミガメは8割駆除できたと感じています。但し、アカミミガメは繁殖能力が高いために全滅させる必要があります。

 また、隣町のB川(A川の支流)はアカミミガメの数が異常な状態となっており、駆除に数年は必要であると考えております。このB川には恐らく500匹近いアカミミガメが生息しているのではないかと考えています。

 目視した状態でアカミミガメ9に対しニホンイシガメ1の割合です。

 

 川を管理する漁業協同組合様(以下、漁協)へも継続的に当方の活動内容を説明し、ニホンイシガメの保護だけでなく河川清掃等を行なっている事を伝え、現在の自然環境を子世代、孫世代に遺していく活動目的が漁協と同じである事を御納得いただいております。

 漁協とも生態系保護や自然保護活動に於いて協力し、捕獲器等の設置に当たって漁協へ連絡し連携を取りながら、今後もアカミミガメの駆除活動・ニホンイシガメの保護活動と河川清掃を含めた自然環境の保護活動を行っていく事となります。

 

 

今後の予定

      1. アカミミガメの捕獲・駆除(2024年11月後半まで、2025年4月上旬再開)
      2. 河川の清掃(2024年9月現在、継続中)
      3. ニホンイシガメの繁殖・子亀の保護(2024年9月現在、継続中)
      4. 保護または繁殖した子亀の譲渡(希望者がいれば随時)

 

 最後になりましたが、此処までお読みいただきまして有難うございます。是非、御支援をいただけますようお願いいたします。

プロジェクト実行責任者:
高桑公二
プロジェクト実施完了日:
2024年11月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

アカミミガメの捕獲・駆除を2024年11月下旬まで行う、また子亀の繁殖・保護については2024年11月下旬まで行う。集めた資金については飼育用品等購入費用に20万円、アカミミガメの捕獲・駆除費用に20万円、河川清掃費用に40万円を見込んでいます。 尚、飼育用品については現在使用中の物も継続使用し費用の抑制を行う予定です。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
※上記、必要金額(80万円)と目標金額(20万円)の差額は自己資金にて対応していく予定です。また余剰が発生した場合には捕獲・駆除費用に充てたいと考えています。

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プロフィール

小さな頃から野原や川で生き物たちと触れ合ってきました。 現在は会社員をしながら希少なニホンイシガメの保護活動をしています。

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